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コロナ禍で「投資信託」⁉

ある記事によると2020年2月以降、初心者のネット証券口座開設数が急増しているそうです。ネット証券大手のSBI証券楽天証券ではいずれも10万口座以上の伸び。記事では新型コロナウイルスによる相場暴落で"今なら安い"と感じた人が投資を始めようとしたことが要因と分析します。

 

投資初心者が投資をするとしたら、株式投資でしょうか? 先物取引でしょうか? FXでしょうか? 不動産投資でしょうか? 暗号資産でしょうか? 

 

答えは投資信託です。なぜなら投資信託(ファンド)を購入後は基本、ほったらかしでいいからです。

 

記事では アエラ増刊『AERA Money 今さら聞けない貯金の基本』(3月25日発売)がインターネットを通じて511人に聞いたアンケートを載せています。

 

結果はこうです。現在投資信託保有中の人は全体(511人)の44%、投資信託を買ったことがない人も44%、残りの12%は過去に購入歴はあるものの、現在は売却している人です。

 

次です。投資信託をしている人で、毎月の購入額はいくらが多いのでしょうか?

 

なんと5万円以上が最多で14%、1万円~1万4千円台が9%、2万円台が8%、3万円台が7%、9千円台以下が6%、1万5千円台~1万9千円台が3%、4万円台が3%。

 

毎月5万円以上が最多というのは驚きです。

 

次に損益です。毎月購入しているのはいいですが、果たして儲かっているのでしょうか?

なんと83%の人が儲かっていました。(17%の人は損失)すごいですね!

 

83%の儲かっている人はいくら儲かっているのでしょうか?

10%~29%増が最多の72%、30%~49%増が7%、50%以上増が4%。

 

50%以上増ということは100万円を投資したら150万円以上になっているということ。驚きです。また投資信託を購入している人の83%が儲かっているとなれば、機会損失を回避する観点で、始めた方が得策のように感じます。

 

投資信託を始める上で、専門家が投資初心者にアドバイスするケースで「インデックスファンドを勧める」というのがあります。このインデックスという横文字はいったい何を指しているのでしょうか?

 

それは日経平均株価やNYダウ平均のことで「指数=インデックス」です。全体的な動きがわかるデータで、インデックスファンドとは、指数と同じ値動きをする投資信託のこと。

 

インデックスファンドの価格は機械的に動きます。例えば日経平均に連動するインデックスファンドであれば、日経平均が上がればそのファンドの値段も上がり、逆も同様。機械的なだけにコスト(信託報酬)が安いことが特徴です。

 

それに対しアクティブファンドはプロのファンドマネジャーが独自の銘柄発掘や投資判断を行うため、コストが高くつきます。コストが高くつくのにインデックスファンドより運用成績が劣るファンドが多数存在します。

 

ここで大事なことが「投資初心者だからインデックスファンド」ではないということです。投資上級者や投資に詳しい人も、投資信託においてはインデックスファンド一択の人が多くいらっしゃいます。

 

ではインデックスファンドはどの商品が人気なのでしょうか? こちらも先のアエラ増刊にランキング形式で載せています。結果、堂々の1位は三菱UFJ国際投信eMAXISシリーズ、eMAXIS Slimシリーズ」です。純資産総額は5000億円を突破し、シリーズ合計シェアは32%超。(2020年1月末現在)

 

2位が三井住友トラスト・アセットマネジメント「SMTシリーズ」でシェア16%。3位はニッセイアセットマネジメント「購入・換金手数料なしシリーズ」でシェア14.7%。ランキングは11位タイまで表示されています。

 

インデックスファンドと一口で言っても、日経平均を始め、米国のNYダウやS&P500、ドイツ株のDAX指数や(新興国の株も含まれる)MSCIオールカントリー・ワールド指数など種々あり、商品でも、日本株式、外国株式、国内債券、海外債券、国内不動産、海外不動産など、さらに細分化されます。

 

なぜ投資上級者も投資の専門家もインデックスファンドを一押しする人が多いのか?

 

それはこれまでにドルコスト平均法(毎月定額購入)を用いて積立投資をした人は、幾多の〇〇ショックの荒波を受けてもそれを乗り越え、結局トータルリターンを享受した事実があるからです。ですので今回のコロナショックも今までの歴史を踏まえれば、10年後、15年後はリターンとして返ることが予想されます。

 

しかし問題は、果たしてこれまでのようになるのか?ということ。歴史は繰り返すと言いますが、果たして本当にそうなのか?ということです。

 

そこで登場するのが経済予想です。未来は誰にもわかりませんが、儲かるか否かの前に、今後の経済成長は期待できるかのかどうか、期待できると考えるなら、それは日本においてなのか 世界においてなのか、ということです。

 

識者の中には日本経済の成長は期待できないという人がいます。それならば世界経済はどうなのか? 世界経済なら期待できるという声は比較的多いです。よってあなたが投資信託をお考えなら、私は世界を股にかけたインデックスファンドに投資することをお勧めします。

 

あなたはいかがお考えになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

dot.asahi.com

 

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