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「熱意」の示し方・伝え方

ここに『「熱意」は、言葉ではなく「異常な行動量」でしか伝わらない』と題した記事があります。

 

この記事を読むと熱意は行動で示してこそ説得力を持つこと、その行動量は相対評価される、ということが書かれています。お説ごもっともですが、私があなたに伝えたいことは、お説もそうですが、客観視という点です。

 

記事では就職や転職の面接を事例にあげていますが、採用担当者としてAさんからZさんまで同じように言葉で熱意を伝えられても、その熱意の真意は簡単にはジャッジできません。そこで「行動」が登場します。行動が伴った言葉は伴っていない言葉より、ずっと信頼におけます。

 

なぜでしょうか?

 

それは熱意の量が行動量を決定づけるからです。逆から考えたらわかりやすいです。言葉だけで行動が伴っていなければ、その言葉(熱意)は、行動への転化未満でその程度だということです。

 

面接に戻ります。AさんからZさんまで一様に熱意を語られたとして、そのうち行動が伴っていたのはOさんからZさんだったとします。ではOさんからZさんの中で誰が一番熱意があるでしょうか?

 

答えは行動の「質×量」が一番高かった人、ということになります。記事では「質」は問うてませんが、私は「質」の追求も熱意の傾倒と考えます。

 

もっと身近な例も一つ。あなたの友人でいつも"ダイエットをしたい"とか"英語を習いたい"と言っている人がいたとします。しかし何か月、何年たっても行動が伴っていなければ、その友人の熱意は本物だと思いますか? おそらく思わないでしょう。

 

記事では冒頭で申し上げた「熱意は言葉ではなく行動で示すもの」「行動量も相対評価される」が結論ですが、私が本記事で申し上げたいことは少し違います。

 

私が本記事で申し上げたいことは、以下の2点です。

 

●行動や行動量に甘えず「言葉」も重視すること

●人は「言葉×行動(質×量)」で判断するという客観的視点を持つこと

 

まず前者ですが"行動さえすれば、その行動をもってしてわかってくれるだろう"というのは実のところ通じないということです。気持ちはわかりますが、世間様はそんなにお人よしではありません。ときに不言実行がいいときもありますが、先の面接など多数の中から”選ばれる"というケースではまず「言葉でのPR、PRのしかた」が問われ、その次に行動なり行動量が問われるという順番が実際だと思います。

 

次に後者ですが、私たち人間はどうしても易きに流れるため、言葉だけ、表情だけ、行動だけで判断してくれることを望みます。しかし記事でも書いてありますが、選ばれる確率の高いケースならいざ知らず、低いケースならどうしても客観的視点が必要になり、また選ばれる確率の高低は当事者にわからないケースがほとんどです。

 

例えばある人に弟子入りしたい場合に、弟子入りの採用基準はまったくわかりません。であるならば、最初から異常値を狙う以外に選ばれる確率を高める術はないということ。その師匠は異常値レベルの人しか採用しないかもしれないからです。好きな人への告白も同様でしょう。

 

ということで前者も後者も同じこと言っていますが、もう一度整理します。言葉だけでも行動だけでもなく、「言葉×行動(質×量)」の最大化(異常値)こそ、熱意を示せる安全牌ということです。

 

私も独りよがりなところがあり、行動だけでわかってもらおうとするところがあります。ですので自分の理解と評価が実際と食い違うことが度々(たびたび)です。そんな風ですから、改めて客観視、客観的視点の大切さを感じたしだいです。

 

また客観視はストレス緩和の側面も持ち合わせます。言葉一つとっても伝え方は無限大。そして受け取り方も人の数だけ存在します。ストレスの大半は人間関係と言われますから、客観視が自分にも原因があったこと教えてくれ、それがストレスの緩和につながります。(自分原因説)

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

blog.tinect.jp