やりたいことの見つけ方
受験業界でよく「わかる」と「できる」は違うと言われます。
黒板授業を受けて理解できても、いざ問題を解け と言われて解けるわけではないということです。では問題を解けるようになるにはどうしたらいいか?
それは実際問題を解いてみることです。もし解けなければ、解答を見ながら何度も解いてみることで、本試験のときに解けるようになるわけです。
これと似た現象で「やりたいことがわからない」というのがあります。
これについて弘兼憲史さんは "結局は頭で考えているだけで、何もやっていないんじゃないか?” と訝しります。
"やりたい” というのは本来感情から来るものですよね?
その感情に訴えかけない "思考” をいくら繰り返しても、やりたいことは見えてこない。ならば、体験・体感に目を向ければ見えてくるのではないでしょうか。
その際に大事なことは、体験・体感を日常とし、体験・体感そのものを人生のステータス、人生のバロメーターとすることです。急いでやりたいことを求めないことです。
過去の記事でも述べていることですが、人生に彩りを与える大きな要素の一つが人間関係だと思います。その際の会話でも、結果にかかわらず人の体験談は参考になりますし、人の体験談を聞くことほど楽しいことはないのではないでしょうか。しかも失敗談ほど盛り上がる傾向にあるわけですから、失敗もまた捨てたものではないですよね。
今日から"実際はどうなんだ?”思考で、どんどん体験していきましょう。
参考文献