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本気を出す方法

「いざとなったらオレも本気を出すよ」「その時が来ればオレも本気を出すよ」といったセリフ、ありますよね。

この手のセリフに弘兼憲史さんは "断言してもいい。この種の手合いは、永遠に本気を出さず仕舞いで人生を終えることになります” "常に目の前のことに本気を出して取り組む。それ以外に本気の出しようなんかないのです” と言われます。

 

私流に言わせてもらうと、「本気」も普段から煥発(かんぱつ)されていないと、イザというときも煥発(かんぱつ)されない。言い方を変えると、本気のクセ付けをしていないと、イザというときも本気になれない、本気にすらなれない ということです。

 

逆からみるともっとわかりやすいかもしれません。

人は安きに流れる生き物ですから、普段から "ま、いっか” と中途半端にしていたら、イザというときもいつも通り "ま、いっか” と中途半端でよしとしてしまうのです。その本気を出さない中途半端な状態が "常態化” されていれば、イザというときも、常態化のほうに思考が流れていくわけです。当人にとってそれがむしろ "ふつう” であり "自然現象” なわけです。

 

ホームレスがホームレスから抜け出そうとしない、貧乏人がずっと貧乏人、貯金できない人がずっと貯金できない、これらもすべて同様です。

 

「人間は安きに流れる生き物」という観点から見れば、本気を出すクセ付けというのは、最初は苦痛をともなうでしょう。しかし同時に「人間は習慣の生き物」でもありますから、本気をクセ付け(習慣化)できれば、あとは習慣が本気を持続させてくれる立派な生き物でもあるのです。

 

1分でも2分でも本気になれる対象を見つけ、今日から実践してまいりましょう。

 

参考文献

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