「やりたい」×「人のため」が最強
本日は自分がやりたいと思っていることと、それが人のためになることの掛け合わせが、モチベーションや幸福にもっとも好影響を与えるという話をします。
まず人はマンネリに陥れば、「退屈」という名の不幸がやってきます。この「退屈さ」は、人間関係であれば関心を持たれない状態と似ていて、被害は受けていないが、実は被害を受けること以上に悲しいことだったりします。
退屈も同様で、これといったストレスはないものの、後から振り返ったらもっとも後悔の種になったりします。これらは足元の生活だけを見ていたからわからなくなったことで、だから長期目線を常にもっておく必要があります。
表題の「やりたい」ですが、これは「挑戦」を意味します。背伸びといったほうがピンとくるかもしれません。今までやったことはないが、それでも頑張ればできないこともないといった対象。それを実行すれば、失敗するかもしれませんが、実行しないよりはマシです。また、実行の連続で達成できる可能性も出ます。挑戦は脳内ホルモンでいえばドーパミンです。
次に「人のため」ですが、自分一人だけの世界よりも、やはり人が喜んでくれた方が純粋に嬉しいもの。この感情に理屈は不要で、脳内ホルモンはオキシトシンです。
学生時代の部活動がイメージとしてピンときますが、そのときは大変でも、後から振り返れば甘酸っぱい青春といったことは誰もがお持ちでしょう。恋愛も同様で、それらに共通するのはどうしても「挑戦」の二文字が避けられません。人は年を取ればとるほど、1年があっという間に訪れるのも、ひとえに挑戦をしなくなるからです。新しい経験を積まなくなるからです。
かといって、自己実現に関係ない挑戦をしても仕方がなく、やはり「やりたい」という自己欲求に、「人のため」を加える対象が望ましいです。
本日は当たり前のことを書き連ねましたが、ごちゃごちゃ理屈をこまねいても、行動して感情を揺さぶるにこしたものはありません。
また、同じことを繰り返すのも挑戦といえます。その先に人が喜ぶ現実が待っているかもしれませんし、そもそも同じことを繰り返せる人は多くはありません。習慣化はたいへんなことです。水も徐々に温めればやがて沸点がくるように、誰かのために着々と歩を進めればきっと日の目を見るときは来ます。そのときまでぜひ希望をもって続けてください。
「やりたい」×「人のため」が最強
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