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低GI値甘味料「アカシア蜂蜜」

最近の健康本には、徐々に1日1食ファスティング空腹理論の健康性が幅を利かせています。個人的には当ブログでも紹介したことのある 青木 厚先生の『「空腹」こそ最強のクスリ』がベストセラーになったことで拍車がかかった気がします。

 

私はもともと1日1食~2食を約10年も続けているため、それらの健康論に突飛さも驚きもありません。しかし1日3食が習慣になっている人にとっては、やっかいな論に聞こえると思います。

 

そして昨今、健康本コーナーをお騒がせしている医師に内海 聡(うつみ さとる)先生が登場しています。ご存じでしょうか?「医学不要論」や「ワクチン不要論」など、かなり刺激的なタイトルの本を出版し、ベストセラーにもなっています。医療業界の裏側を暴露し、病気は薬(くすり)から生み出されるという論調は、これまでも数人の医師や専門家に言われていたことですが、ここまで話題性をもたらしたのは内海先生が初めての気がします。

 

その内海先生は、漢方医であることもあり、青木先生と同様に、1日1食や空腹理論を勧められます。1日に1食を推奨される医師は、お二人以外にもたくさんいらっしゃいますが、黒砂糖や蜂蜜など、糖質をダイレクトに摂取することを否定された方は私の知る限りでは内海先生が初めてです。

 

いまどき、健康本の論調に糖質制限を勧めない内容はないと言ってもいいくらい、糖質制限じたいは私もまったく同感です。しかし天然の黒砂糖や蜂蜜を否定されることには、専門外を承知に、"どうなのかな・・"と首をひねってしまいます。

 

私は20代後半から1日2食を始め、30代前半から1日1食にしていますが(現在40歳)、もともと2000年初頭に石原結實先生の本を読んだことがきっかけで始まりました。石原先生は「体を温める」健康法で有名ですが、その前提に「少食」や「空腹」を持ってきています。「少食」や「空腹」こそが、あらゆる臓器を休ませ、血流をよくし、体温を上げることにつながるという論です。逆に満腹生活や糖質の摂り過ぎは体温の低下を招くため、まったくお勧めされていません。その証拠に本のタイトルにも「空腹」や「1日2食」などが多数に並んでいます。

 

そんな石原先生は、空腹を凌ぐために「しょうが紅茶」や「人参りんごジュース」を提唱され、当時はそれなりにブームになりました。商品化もされましたし、それ以降も私のように継続している人は多いと思います。

 

「人参りんごジュース」はそれだけで甘みがあるため問題ありませんが、紅茶はないため、黒砂糖や蜂蜜を入れることを良しとされます。特に黒砂糖はミネラルが豊富ということで、石原先生自身も好んで紅茶に入れられているそうです。また食前にそれらを飲むことで、血糖値がその分上がるため、過食を防ぐ効果も期待できると言われます。(満腹中枢は血糖値の上昇で刺激されるため、食前にあらかじめ血糖値を上げておけば、少ない食事量で満腹が感じられるというわけです)

 

私はずっとその石原先生の言い分を守ってきた感じで、空腹のときは蜂蜜をたっぷり入れた「蜂蜜しょうが紅茶」を愛飲し、ココアやコーヒーにも蜂蜜をよく入れます。逆にそれらがあるから、私は空腹を楽しめているというのが実際です。

 

しかし内海先生によれば、その蜂蜜や黒砂糖、アガベシロップなども、天然の有無に限らず、摂るべきではないと言われます。理由は「人間は糖質をダイレクトに摂っていい体には作られていないから」というものです。多少のミネラルが入っていることは認められつつも、糖質を取ることのリスクの方が大きいというのが彼の論です。

 

そこで本記事は、石原先生の論と内海先生の論の折衷案を私なりに持ってきました。もともと糖質を避けるべき理由は、血糖値の上昇によるインスリンの無駄な分泌を避けるためです。ということは、血糖値を無駄に上昇させなければいいわけで、すなわち低GI甘味料ならOKという帰結です。

 

蜂蜜は確かに白砂糖よりはましなだけで、言っても高GI食品に分類され、血糖値をそれなりに上げます。しかしはちみつ・ローヤルゼリーのリーディングカンパニーである山田養蜂場の調べで、「アカシア蜂蜜」は血糖値の上昇をそこまで上げないことがわかりました。

 

実験では、甘味の強い一般的な蜂蜜(百花蜂蜜)は、 GI値 87(高 GI 食品)だったのに対し、「ルーマニア産アカシア蜂蜜」は、GI値 32(低 GI 食品)であったとのこと。

 

私の調べでは、一般的な蜂蜜はGI値75、メープルシロップGI値73、黒砂糖はGI値100、白砂糖はGI値110です。GI値の目安は60と言われていて、60以上から高GI値食品と分類されます。

 

このように考えると、GI値32「アカシア蜂蜜」は、血糖値の上昇という面ではとても優れていることがわかります。普通の蜂蜜よりは、やや値段が張りますが、健康に気遣いたいなら、積極的に摂るべき代物に思います。

 

また最後に私が甘党だからというのもありますが、あなたが1日1食や2食を(苦痛を感じずに)楽しみたいと思われるなら、空腹中に甘味飲料を美味しくいただけるかどうかが、可否の分かれ目になると思います。私が10年以上も続けられているのは、間違いなく蜂蜜や黒砂糖があってのことで、都度空腹感を満たせられているからです。

 

 

GI値甘味料「アカシア蜂蜜」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考記事

www.bee-lab.jp

 

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