心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

「それもまた良し」

イヤなことが毎日のように続いている人もいらっしゃると思います。私も職場に行けば苦手な人や「私のことを嫌っている人」が存在し、それらを考えると憂鬱になります。しかし不幸がなければ幸福もないとか、我慢がなければ得られる快感もないというような話もあちこちで聞き、はたしてそのような人間関係を主としたストレス(憂鬱材料)はない方がいいのでしょうか?

 

おそらく程度の問題でしょう。多少はあった方がいいと思いますが、人によっては極度に怖れるに至ったり、夜も眠れないという状態になったりしています。これらになった場合はさすがに行き過ぎで、環境から逃げるか治療を受けるかなどの措置が必要になってきます。

 

しかし人は言葉一つで要治療が解消されたり、憂鬱が治ったりするから不思議です。「言霊」という言葉も有名で、100回がダメなら1000回つぶやき、自分をその言葉通りに洗脳する手法は、確かに有効な手立てだと私も経験上知っています。

 

では本日紹介する言葉とは何でしょうか?

 

それは「それもまた良し」です。冒頭で私も職場においては人並みに人間関係の悩みに晒されているという話をしましたが、そんなときはいつもこの言葉をつぶやきます。そしてつぶやくたびに気持ちがスーッと軽くなるのを覚えます。

 

「それもまた良し」

 

『「憂鬱という感情」そのものもまた一つの「色」として、いいじゃないか』というおおらかさです。最初からおおらかさがあってのことではありません。つぶやいておおらかさを備えるのです。ということはつぶやけばつぐやくほど、おおらかさが備わるため、まさに自己洗脳、言葉の治療薬です。

 

「それもまた良し」

 

あなたの好きな色は何ですか? 青色ですか? 緑色ですか? それとも赤色ですか?

 

誰にとってもイマイチな色もあると思います。例えば茶色がイマイチとか、ベージュがイマイチなど。しかしこの世は無情なまでにさまざまな色で形づくられており、私やあなたの個人的な好みなど聞いていません。花や虫なども同様です。好きなものもあれば、嫌いなものもある、そうやって世の中は成り立っていて、たとえあなたが嫌いな色があったとして、その色を好きな人(Aさん)が確実にいて、あなたはAさんと仲が良いなんてことはザラなこと。

 

「Aさんの気持ちやテンションが上がれば、それがあなたにも移ってあなたも気持ちやテンションが上がる」なんてことがあれば、あなたの嫌いな色は、間接的にあなたの役に立っているともとれます。

 

また前世の行いや『過去(幼少の頃)の「人を傷つける行為」』をしたカルマとして、今の人間関係に降りかかっているなら、それはそれで憂鬱を受け止めることでカルマの解消を果たします。

 

またあなたが今の人間関係の悩みを一身に受けることで、世の中の悩みの総量をその分だけ解消しているなら、それはそれで世の中の悩める人たちの軽減に貢献しています。

 

何が正しいとか、何が真実かはこの世に存在しません。私やあなたがどう思うかで私たちの心が上下するだけの話。そうであるなら、さまざまな自分に都合のいいシナリオを想定し、自分の心が少しでもラクになる言霊をつぶやくべきです。そしてそれが現実となります。

 

「それもまた良し」

 

そもそも幸福100%とか悩み0%というのは、何人にも存在しません。いつもなんらかの悩みを抱えながら、それとうまく折り合いをつける方法が人の数だけ存在しているだけです。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。