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〇〇が人の脳をバカにする。

あなたは「金欠が人の脳の働きを鈍くする」という話を聞かれたことはありますか?ほとんどの方は一度は耳にしたことがあると思います。簡単に話すと、金欠や金欠病を感じると、一日中お金のことを心配し他に気が回らなくなるということ。また大所高所から、または俯瞰して物事を見ることができなくなり、例えば投資を出すと博打のような打ち方をしてしまうということです。

 

お金に余裕があれば長期目線で捉えることができるため、先の投資でいえばゆっくりお金を育てようと、インデックスファンドへの積立投資も有望とみれます。前者と後者、どちらが賢明かは明白です。確かに博打のような打ち方でも万に一つは当たるでしょう。しかし圧倒的に外れの方が多く、外れた場合は目も当てられなくなります。

 

本日私が申し上げたいことは、表題の言葉で心配が人の脳をバカにする」です。

 

心配事は何も金欠だけに限りません。容姿からメンタル、人間関係とさまざまです。一日の脳を、悪い意味でハックするという点では、金欠を広義にとらえ、「心配」とした方が適格です。今のあなたに、心配事はありますか?

 

心配事といっても大から小まで、これまたさまざまで、問題は大なる心配事です。この大なる心配事も語るに奥が深く、人から見れば小なることも当の本人は大なることに映っていることは多々あります。ということはその逆もまた真で300万円の借金にへっちゃらな人もいれば、心配した末自己破産する人もいます。つまりは自分がどのように捉えるかが本質です。

 

一日を心配に支配されれば本当に人生を台無しにします。人に心を開けず、物事に心を開けず、自然(四季折々など)に心を開けないからで、心を開けないところに道は開かれません。道が開かれないということは、自分を笑顔にしてくれる現象にも出くわせず、笑顔のない生活こそ人生の台無しです。

 

ではどうしたら心配事をなくせるのか?

 

それは「ノットノーマル」を地で行くことです。おそらく私を含め人が心配する要因は、自分が作り上げた、またはマスコミ等が作り上げた「ノーマル」を基準に考えてしまうからです。なぜこの世に「ノーマル」があると思ってしまうのか?なぜ「ノーマル」な人は、(ノーマルでない)自分より幸せと思ってしまうのか?

 

大切なことは、自分が作り上げた、またはマスコミ等が作り上げた「ノーマル」に人を幸せにする力はないということ。身長が高いだけで、低い人を見て毎回幸せだと思いますか? 私は身長176㎝・体重62㎏ですが、肥満な人を見て私は毎回、適正体重でよかったと安堵を感じていると思いますか?・・・感じる訳がありません。

 

心配するよりも、「ノットノーマル」に魅力を感じましょう。例えば身長が低いと感じる人がいたとして、現代の科学では身長を伸ばす方法は(おそらく)ありません。ということは受け入れるしか方法はない。ただし、否定的に悲観的に受け入れるのではなく、逆に「ノットノーマル」に粋を感じるのです。「ノーマル」が人を幸せにしないなら、むしろ「ノーマル」に用はありません。ただただ自分の容姿があるだけで、そこに魅力を探すのです。

 

「ノットノーマル」最高!というくらい、ありのままの自分を受け入れていいのです。その姿が魅力で、逆に高身長でもそれをコンプレックスに思っている人もいるわけなので、自分の受け入れ方が人生の質を変えるといっていいと思います。

 

すべてのことに一長一短は存在し、俗にコンプレックスになりやすい対象でもそれを治せるなら直したときの喜びは一入(ひとしお)で、治せないなら「ノットノーマル」として受け入れましょう。私がいつも言う「人は人、自分は自分」です。そして自分が伺い知れない悩みを人は人なりに抱えるもので、あなたの心配が他の人にわからないように、他の人の心配もあなたには伝わりません。だから「人は人、自分は自分」なのです。

 

「ノットノーマル」

 

今年も花見の季節が来つつありますが、桜は桜、梅は梅です。チューリップはチューリップでツツジツツジです。背の高い花もあれば背の低い花もあり、身長の高低で花は語れません。

 

本日のテーマは価値観に通ずる内容が多く、勝手に作られたノーマル的な概念に自分を支配されないこと。「花は香り、人は人柄」という言葉があるように自分を受け入れ感謝しましょう。「人は人柄」です。自分を大切に扱って人柄が発揮できます。そしてあなたが羨ましく思っている人は、人知れず、あなた以上に悩んでいるかもしれないことを踏まえ、自分を向上させることだけを常(つね)としましょう。

 

「心配が人の脳をバカにする」

 

心配は(勝手に作り上げられた)ノーマルに支配された人から訪れる。「ノットノーマル」を地で行けば心配を感じるべくもない。あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。