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前向きのコツは、3点の明確化

前向きに生きられないという状態は、さまざまなケースが考えられます。たとえば「身体的なコンプレックスを持っている」、「失敗続き」、「人間関係の悩み」等です。その中でも本日はいつもくよくよしてしまい、イヤなシーンや出来事(人間関係)をいつも思い出しては苦しくなる人向けにお話しします。

 

何を隠そう私もいつも前向きに生きているわけではありません。ちょっとしたことでくよくよする性分ですが、それでも10年前よりはずっと前向きに生きています。なぜでしょうか? それはちょっとしたコツをつかんだからです。そのコツとは?

 

次の3点を明確化することです。

  • 価値観
  • 目的
  • 目標

 

共通項は「明確化」です。なぜ私たちは終わったことをくよくよ悩み、思い出すのでしょうか? それは上記3点のすべてが明確になっていないからです。「人は易きに流れる」と言いますが、これは本当に世の真理です。水は川上から川下に流れ、重力は常に働きます。春夏秋冬も自然と訪れ、夜の後は必ず朝が来ます。つまり明確な価値観、明確な目的、明確な目標を持たなければ、イヤなシーン(思い出)に流されるということです。

 

明確な目的・目標を持ち、それに邁進する自分に、どうでもいいことは不要です。見ている視野が狭ければ、どうしても目の前の現象に一喜一憂します。だから視野を広げられるよう、自分の目指す(あこがれる)目的・目標を(あえて)明確化し、常に自分の真横に据える必要があります。

 

目的や目標の明確化には、「自分は何が好きで何にホッとするか」という価値観がわからなければ設定できません。「人は人・自分は自分」をベースに素直に価値観を明確化することが大切です。価値観がわかれば、そこに目的や目標を付随できます。

 

この価値観の明確化は自己啓発の名著「7つの習慣」でも推奨されているとおり、すべての出発点となります。ですが、これが一番難しいのも事実。例えばお金を求めるのか、家族や人間関係を求めるのか、仕事での成果を求めるのか、はたまたすべてを求めるのか。

 

何事もバランスが大切と言われますが、「虻蜂取らず」とか「二兎を追うもの一兎をも得ず」という言葉どおり、すべてが中途半端に終わる危険性もあります。よって明確化した後も、常に自分の心がフィットしているかのチェックが必要です。

 

本記事で一番申し上げたいことは、「明確化」の技術ではありません。自分にグッとくる価値観・目的・目標を設定し、常にそれを自分の真横に抱きかかえるように据えることが大切と言いたいです。真横に据えた価値観・目的・目標は、目の前のイヤな現象をすべて塵芥(ちりあくた)のごとく一蹴し、または「それもまたよし」と利用します。

 

自分の目線がグラつくから、イヤなシーンにとらわれるのです。実業家の堀江貴文さんも言われるように、よそ見をしないほどに自分を忙しくすることがそれを回避させ、そのために目標や目的の明確化が重要ということです。

 

「価値観・目的・目標」は一つに絞る必要はありません。グッとくるそれなら、複数あったほうが視点が広がり心の安心が強化されます。そして見栄や体裁は一切不要です。テレビドラマを観るとか、ゲームをするとか、宗教にのめり込むなど、自分がハマることならなんでもよしです。見栄や体裁でごまかしても、ごまかした先に幸せはありません。「素直」な目で自分を救いましょう。

 

前向きのコツは、3点の明確化

  • 価値観
  • 目的
  • 目標

 

「柳に風」は、柳の根っこに芯があるから起きるもので、その芯こそが上記3点の明確化と考えます。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。