心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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「今日」を頑張る意味

私は「頑張るときは"今"しかない」と思っています。20代のときはまったく思いませんでしたが、30代後半からはなぜかそう思うようになりました。自分でも「なぜ」のところを考えてみましたが、おそらく「それなりに歳を食った」ことや「周りの人を見て統計的にそう思った」、「読書の積み重ねがそう思わせた」くらいしか思い浮かびません。でもそれらが積み重なり、なんとなく沸点が来たということでしょう。

 

私はいま42歳。数十年前なら人生の折り返し地点と言われた年齢です。ますます時間の貴重さが身にしみ、身にしみるほど、自分を見つめる大切さも感じています。「未来のためにいま何ができるのか」も大切ですが、「二度と還らない42歳を悔いなくするには、どうしたらいいか」のほうが大切に感じます。

 

今日をがんばる意味

 

それは今日は消失し、記憶も消失し、だけれでもやったことは未来の自分に返るからです。例えば食事や睡眠。栄養満点な食事をし、しっかり睡眠をとったのなら、明日や未来に確実に好影響を返します。その逆も同様で、いくらカップラーメンが美味しくても、それを続けた先には、病院で治療を受けている自分が待っているかもしれません。毎日カップラーメンを食べても、その瞬間は美味しく感じるかもしれませんが、明日や明後日には、そのことは忘れます。同様に、ビタミンやミネラル、栄養豊富な食事を食べても、結局それも忘れます。同じ「忘れる」なら、未来に「健康」をもたらした方が得策だと思いませんか。

 

努力も同様です。私が高校生だったころ、担任の先生が言ったことです。

「努力は苦い されどその実は甘い」

 

至言です。しかし"苦く"感じてはまだ二流です。健康食も努力もなんとか自分の創意工夫で美味しく凝らせて一流で、私もいつも、そこと格闘しています。"苦い"から"ふつう"くらいには持っていってますが、まだまだ修行の身です。

 

しかし"苦く"感じても、明日のためにやらないより100倍マシです。大事なことは感情を無視して"やる"ことです。なぜなら命という名の時間は確実に消失し、私たちも忘れるからです。であれば、生きた手ごたえを残しましょう。達成感だけでも明日への糧にしましょう。昨日の達成感が今日の達成感を生み、今日の達成感が明日への達成感を生みます。そうやって連綿と「糧」を生成し、「今日」を意義あるものにするのです。

 

希望のない今日

欲のない今日

どうせ・・の今日

昨日のせいで退化した今日

 

そんな「今日」は生きたくありません。どうせ「今日」が来るなら、昨日を生きた甲斐のある「今日」がいいです。あなたもそう思いませんか?二度と還らない「今日」を意味あるものにすれば、明日になれば、糧と化した「昨日」になります。昨日ならまだ忘れていません。忘れていないうちに、「今日」に引き継ぐのです。2日経てばもうダメです。きっと忘れます、薄らぎます。記憶の上限は1日と心得ましょう。昨日だけが今日に影響を及ぼし、それが「好影響」であってほしいもの。だから「頑張る」のです。

 

今日は今日のためだけにあらず

 

辛抱も忍耐も明日になればわかります。どれだけ「やってよかった」と好影響を感じることか。いっときの感情でトラブルを起こすのは、とてももったいなく、きっと私たちの未来に悪影響を及ぼします。それならば、一晩寝かして、明日冷静に話せばいいのです。相手も冷静な状態のほうが話を聞いてくれます。今日を頑張るとは、努力することだけを指すのではなく、夢や目標、最終的なゴールのための最善策をさまざまに打つことを指すします。いっときの高ぶる感情はそれを失念させるため要注意です。

 

「今日」を頑張る意味

 

最後にあなたのは何ですか? 

それがあなたの「今日」を価値あるものにします。

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。