「年齢」と「お金」を天秤に！

昭和の時代はよく「定年退職後は・・・」という話が横行しました。「今は我慢のときで、退職金をもらった暁には〇〇でゆっくり・・」という話です。今の時代に当てはめるとナンセンスのように聞こえますが、それでも私はそういう考えもありだと思っています。

昨今はすぐに良し悪しを説きたがりますが、どんな考えも人それぞれ。けっして人を説き伏せようとしないことが穏やかに過ごすコツです。

では本日は「年齢とお金を天秤に！」というお話について。今の時間の大切さを知るには、リアルに今を失ったことを考えればいいのです。具体的にはあなたの今の年齢から向こう20年間を1億円と交換する取引を悪魔とできたとして。今の年齢が35歳なら、35歳から54歳の20年間を1億円と交換するのです。

さぁ、あなたはその交換取引に応じますか？

私は現在42歳。42歳から61歳の20年間を1億円と交換するかどうかですが、私の答えは「ぜったいにしない」です。42歳からの20年間は61歳からの20年間の何倍も価値があると考えます。ふつうに考えて体力的にも精神的にもできることが多いです。私はいま独身の会社員ですが、数年後に結婚するかもしれませんし、新しいビジネスを立ち上げるかもしれません。そのようなさまざまな出会いや可能性を失ってはたしていいのか、ということです。

もちろん20年を1億円に変えたことにより、私なら61歳からビジネスを始めるきっかけになるかもしれませんし、穏やかで自由な老後を生きられるかもしれません。ですが、私は純粋に40代と50代の思い出をこの手で作りたいと思います。お金よりも経験や体験を感じたいです。40代しかできないこと、50代しかできないことを模索し実行に移したいです。

「年齢」と「お金」を天秤に！

あなたは「今の年齢から向こう20年間」を1億円に変えたいですか？もし変えるなら、変えた後何をしたいですか？　

生きる価値をどこに見い出すか？非常に愉快な空想です。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。