なぜ健康情報を届けるのか?
最近 私は健康情報をお届けしています。なぜ「健康」情報をお届けするのか? 本日はその点を語ります。
「健康」の反対は「不健康」です。
不健康は病気を招きますが、行き過ぎれば「死」に行き着きます。もちろん誰もが最終的に行き着く場所ですが、わざわざ早めなくてもいいというのが私の考えです。しかし夢や希望、目的や目標がなければ、そのような判断もあるかもしれませんが、当ブログは「心の戦士~心を前向きにする言葉~」というタイトルを謳うため、可能であれば前向きに生きてほしいと願います。
前向きに生きるうえで、土台となるのが「健康」。なぜなら理屈は抜きに、不健康であれば気分を前向きにしづらいからです。もちろん中村天風氏(ヨーガの実践哲学者。天風会創始者)が言われるように「 たとえ身に病があっても、心まで病ますまい」という力強いお説はごもっともですが、それは病になったときに煥発(かんぱつ)すべきもので、自然発生的には「快調」「快適」な体調が前向きにしやすいに決まっています。
アップル創業者 スティーブ・ジョブズ氏が生前に残した言葉があります。
「健康を失うとすべてを失う」
「どんなにお金があっても、自分の代わりに死んでくれる人は見つけられない」
あの天才経営者 ジョブズ氏が残した言葉だからこそ、いっそう胸を打ちます。ジョブズ氏の遺産は日本円で約7500億円だったそうです。約7500億円を持っていても、神様は病気を治してくれませんでした。約7500億円持っていても「健康」を売ってはくれませんでした。
それまでどれだけ社会のためにイノベーションを起こしても、人に役立つ行いをしても、無情なまでに現実は看過してくれないのです。
ということは「予防」に目を向けるしか未来への投資はありません。予防のし過ぎも現在を窮屈にさせる観点で困りものですが、私が常々申し上げるのは、できる範囲で苦痛が走らない程度に、楽しく前向きに継続することです。
人生はいつどんなときにチャンスが降ってくるかわかりません。わからないからこそ準備をするか、わからないから準備をしないか、自分と未来への期待がそれを分かちます。
かつて「マネーの虎」という番組でレギュラー出演していた元生活倉庫社長 堀之内九一郎さんは「健康とは将来を見据えているかのバロメーター」と著書に著わしています。本当にその通りだと思います。
元上智大学名誉教授の渡部昇一先生は「良い習慣をつけなければ、悪い習慣がつく」と言われ、夢実現応援家の藤由達藏さんは「具体化しないと欲しくないものを引き寄せる」と言われます。「人間は易きに流れる生き物」という特性を端的に現した至言です。
7つの習慣でも「刃を研ぐ」という習慣が出てきます。いざ斧を使おうとしても、刃の切れが鋭くなければ、切れないか、切れても時間と労力がかかります。チャンスが降ってきたときに、自分の健康・体調に切れがなければ、そのチャンスを見送ることになるかもしれません。なぜならチャンスは前髪しかなく、すぐに飛びつくバイタリティを不健康なら煥発できないかもしれないからです。
「あなたの腕一本と1億円を交換します」
そう言われて交換する人はいるでしょうか?
「あなたの胃と1億円を交換します」
そう言われて交換する人はいるでしょうか?
お金で価値を測れないものこそ、一番優先に扱うべきで、それを意識したときに、初めてお金の有益な使い道が見えてくるのかもしれません。
お金を軽視するわけではありませんが、そのお金を生み出すのも、脳から足先までの「健康体」だということは定期的に振り返りたい認識です。
「なぜ健康なのか?」
“健康でしか得られない「しあわせ」を追求したいから”
それが私の答えです。
最後にコンピューター業界に身を置く ある社長の言葉を紹介します。
「人生は健康という基本ソフトの上で動くアプリケーションである」
言い得て妙です。
どんなに高性能なパソコンでも、Windowsなどの基本ソフトなしには(アプリケーションは)動きません。木々も枝葉だけで存在しないように、その大本を辿る配慮は定期的に必要に思います。
あなたはいかがお考えになりますか?
本日も最後までお読みただきありがとうございました。
※現在持病をお持ちの方も多いと思いますが、松下幸之助翁がそうであったように、健康への配慮(意識)を身近に持てることをアドバンテージに、健やかな心持ちで生きられることをお祈り申し上げます。