今日を「やり直せる」なら?
先日に原田隆史さん著「最高の教師がマンガで教える目標達成のルール」を読みました。以前から原田さんの本は読んでいたのですが、改めて漫画版ということで読ませていただきました。
原田さんのメソッド(原田メソッド)はさまざまありますが、その一つに「日誌」があります。その日誌には次の項目が設けられています。
「今日をもう一度やり直せるなら?」
この項目を日誌で夜に書かせる目的はなんでしょうか? それは今日に起こった失敗を改善思考で明日の自己成長に活かすことだそうです。
そこで私は夜の日誌もさることながら、「朝」にこの質問を自分に投げかけることで、1日に緊張感を発動させられる気がしました。なぜなら「今日」は二度と還らないからです。ぜったいにやり直せないからです。詠み人知らずのこんな言葉をご存じでしょうか?
「きっとお前は十年後に、せめて十年でいいから戻ってやり直したいと思っているのだろう。今やり直せよ。未来を。十年後か、二十年後か、五十年後から戻ってきたんだよ、今」
どれだけ "今(今日)" が貴重なのかが伝わります。「諸行無常」という言葉のとおり、自然は無情ですが、"今" をやり直しに来たと思えば、"今" は英語でPresent(プレゼント)、感謝の気持ちに変わります。
朝と夜にW(ダブル)で「今日をもう一度やり直せるなら?」と問いかけることは、惰性に流れる"今(今日)"に喝を入れられます。 "今(今日)" を振り返ったときに誇らしげな "明日" を「素敵な人生」と呼ぶのだと思います。あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考文献