心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

1%の明かりを見つけて努力する

パナソニック創業者 松下幸之助さんから社長を引き継がれた山下俊彦さんは、松下さんを身近に見てこられて、この「1%の明かり」を見る癖に気づかれたそうです。松下さんと言えば「貧乏」「病弱」「学がない」の三拍子の恵まれない環境で育ちました。

 

しかしなぜかそこには目を向けず、「1%の明かり」を見つけようと視点を変えられました。つまり99%が悪くても、1%の明かりに目を向ける努力をしたということ。

 

山下さんはそれに対し、傍から十分に恵まれている人がその逆の視点をもっていることにも気づかれます。極端に言えば99%が恵まれていても、恵まれていない1%に目を向けてしまい、不満で毎日を過ごすということ。

 

私たちの日常でも、嫌なことが往々にしておきます。しかしそれでも必ずいいことも同時に起きていて、そこに目を向ければ心の平安はそれなりに保てると思います。生きるうえでの基本姿勢ですが、この基本姿勢は幸福感をキャッチするうえでものすごく大切なことだと改めて思いました。よく考えてみてください。

 

小学生のころから丁稚奉公に行かされ、社会人として働きます。それでいて病弱。運命を呪ってもおかしくありませんし、それらに近い育ちでそれが理由でぐれた人も世界中で多くいることでしょう。しかし少なくとも松下さんは「1%の明かり」に目を向けた、その姿勢が結果的に周りの人の周知を集めやすくし、協力を仰ぎやすくしました。

 

「1%の明かり」に目を向けたことにより、初めてもたらされるメリットや良きこともたくさんある、その点も松下さんの生き方から学べる素晴らしい希望学です。そして大事なことは油断すれば誰しも不満や不平に目を向けがちで、それが結果的に周りにも悪影響を及ぼし、信頼を損なう結果を作ってしまうリスクをもっているということ。よってそこは重々、意識して「1%の明かり」を見る癖を普段から持ち、そこに努力を傾倒したいところです。努力の傾倒が我を忘れさせ、いろいろな悩みを吹き飛ばしてくれます。

 

1%の明かりを見つけて努力をする

 

どんな小手先のテクニックより、よほど重厚な好影響を自他ともにもたらしてくれる生き方です。100の知識より1つの行動。この根本姿勢だけで幸福感の80%はキャッチできる気がします。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。