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「コーヒー」と死亡リスク

あなたは普段に「コーヒー」を飲まれますか? 飲まれるなら1日何杯ほど飲まれますか?

 

2015年に国立がん研究センターより発表された内容では、コーヒーを1日3~4杯を飲む人の死亡リスクは、まったく飲まない人に比べて24%低くなり、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患などによる死亡リスクも同様に有意に下がることがわかりました。(下図をご参照)

 

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※画像はいずれも国立がん研究センターより転載

 

なぜコーヒーは各種の死亡リスクを下げるのか?

 

国立がん研究センターは、血糖値を改善し、血圧を調整する効果があるとされるクロロゲン酸や、血管内皮の機能を改善する効果があるとされるカフェインを可能性として示唆します。

 

また同センターは1日4杯までのコーヒーの摂取は死亡リスクの低下と有意な関連があることが示唆する一方、「この研究で用いた質問票では、缶コーヒー、インスタントコーヒー、レギュラーコーヒーを含むコーヒーの摂取頻度を尋ね、またカフェインとカフェイン抜きコーヒーを分けてはいない点を留意点として付します。

 

次に池袋大谷クリニックの大谷義夫先生の解説。大谷義夫先生は次のように解説されます。

「コーヒーにはポリフェノールがたっぷりと含まれていて、赤ワイン100gあたりのポリフェノール含有量は230mgですが、コーヒーは200mgと引けを取りません」

 

「コーヒーに含まれているカフェインの働きは、眠気を覚ます効果だけではありません。 血圧低下、炎症の抑制、気管支拡張などの効能も認められています(Chest. 1988 Aug;94(2):386-9.)」

 

「"コーヒーを飲んで休憩し、ほっと一息" というリラックス効果も、ストレスを軽減するという体調管理につながるでしょう。私は、1日3杯コーヒーを飲んでいます。朝食のときに1杯、昼食後に昼寝をする前に1杯、午後に1杯です。カフェインによる覚醒効果が現れるまで20~30分ほどかかるので、昼寝前に飲むとちょうどいいのです。また、午後遅くに飲むと、夜寝つきが悪くなることがあるので、夕方よりも前に飲むといいでしょう」

 

いかがでしょうか?

あなたがコーヒー好きでしたら、1日4杯までは死亡リスクの低下につながるわけですので、4杯までを目途に、今まで以上に味わって、かつ前向きに飲まれてみてはいかがでしょうか? きっと前向きさを持つのと持たないのとでも結果や効果は変わってくるような気がします。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

国立がん研究センター、コーヒーと緑茶摂取で死亡リスク低減と発表 | マイナビニュース

 

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