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「決断」を可能とする主要因

前回の記事「選択・決断「情報過多の弊害」のつづきです。

 

私はもともと優柔不断の人間でした。しかしいつからか、けっこう迷わずに決められるようになりました。その要因は自分でもわかっています。それが次です。

 

「完璧はない」

 

人もモノも「完璧はない」ことを、人生30年、35年生きてきてようやく気付きました。気付くのにちょっと遅すぎたように思いますが、あなたが優柔不断気味でしたら、ぜひ「完璧はない」ことを普段から意識していただくことをお勧めします。

 

私の最近の例で言えば、不動産の購入があります。昨年の2020年に2戸を購入しましたが、いずれも完璧ではありません。何かしらの妥協は入ります。しかしなぜ私は購入したか? それは妥協をせずに、あと3年、10年待っても、妥協がなくなることはないと思ったからです。

 

私は独身ですが、結婚などもよく言われます。"あのとき決めておけばよかった"と。その人はそのときの"ある人"よりも、もっと完璧に近い人が今後現れるかもしれないと思い、そのときを見送りました。しかし結局は現われなかった…。

 

これは完璧主義のナンセンスさを言っているようで、実は優先順位付けができていないことも言っています。結婚相手で言えば「この点がよければ、あとは妥協できる」という線です。この線を引けているかどうかが、婚期を逃さずに済むかどうかとなります。そしてその線を引けるかどうかは、この世に「完璧はない」ことを自覚するかどうかとなります。

 

私は自分の勤め先で採用面接にも携わっていますが、採用基準もまさにそれが当てはまります。完璧な応募者などいるわけがなく、あらかじめ「この点がクリアできればOK」という線を設けています。

 

なるべく人を嫌いにならないコツも同様です。「完璧はない」ことを根底に、なるべく相手のいいと思われる点を見つける姿勢が"ま、いいか"という気分をつくってくれます。例えばあなたがAさんを心底嫌いだとします。そのAさんに「今は本当に嫌いだけど、あのときのあの言動は嬉しかった」という一縷(いちる)の思い出が、Aさんを"ま、いいか"と片付けてくれる要因になると思います。

 

ついては、レストランのメニュー選びから、高額な買い物、人生の重要な決断まで、根底に「完璧はない」を敷かれることをお勧めします。

 

また重要なときだけ"それ"をもってくるよりは、日頃から意識されることをお勧めします。なぜなら日頃からできないことを、重大事にできるとは思えないからです。また重大事こそ、決断スピードが問われることも考えらます。先の私の不動産購入でいえば、もたもたしていたら他の人に話が流れるだけです。有限なものこそ、また、株価のように常に変化するものこそ、迅速な判断が求められます。その迅速さに追いつくには、普段からの意識とトレーニングがカギを握るとことと思います。

 

「決断」を可能とする主要因

 

それはこの世に「完璧はない」です。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。