心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

結局やれることは、ベクトルの「向き」

本日の内容は、前回の記事「逆風こそ"やりがい"」の続編です。考え方や見方、どんな言葉を信じるかで現実との折り合いが変わってきます。現実を嘆く人は、嘆かなくていい言葉をチョイスしません。また仮にチョイスしたとしても、信じる気持ちが保てません。そういうことを考えると、IQやEQでは語れない、メンタルの力の偉大さが伺えます。

 

歌手をみてみてください。短期だろうと長期だろうと、活躍している人は皆歌が上手なのでしょうか? 否です。一発屋でも長期でも、歌のうまさとの比例関係は見つけにくいです。

 

経営者もしかりです。リーダーシップを発揮できる人だけが成功しているのでしょうか? 内向きの人はいませんか? 営業パーソンも同様です。いいえ、どんな職種もです。

 

違いを分かつところはどこなのか?

 

さまざまな点があると思いますが、大きな要因に「メンタル力」があると思います。そうです、「前を向き、気持ちを新たにできる力」です。人間関係が特に顕著でしょう。誰かと諍いを起こしても、上司に叱られても、部下を叱っても、気持ちを整えて関係を良好な方に持っていける人は逞しいです。自分にとらわれていません。客観視ができています。

 

「自分に捉われず、客観視ができる」というのは、現実を受け入れることに他なりません。「こうだったら・・」とか「・・すべき」など、あり得ない現実を頭の中で持ちださず、ありのまま受け入れるのです。そうしたらもう簡単です。そこから自分に何ができるか、何をしたら現状が少しでもよくなるか、その策を実行するまでです。

 

病気になったらそれを受け入れる。

怪我をしたらそれを受け入れる。

人間関係に諍いが生じたら、それを受け入れる。

運の悪いことが振りかかったら、それを受け入れる。

 

そこに「たら・れば」はありません。時間の無駄です。自分と考えの違う人がいて当然で、"何年人生をやってるんだ!"と自分に突っ込みを入れるくらい、受け入れることから始めましょう。キリンが猫をみて、どうして猫は首が長くないんだ!と、もんもんとするくらい馬鹿げたことです。「人は人・自分は自分」で、これまで生きてきたバックグラウンドが違うのだから当然です。

 

私たちがやれることは、「現状の受け入れ」と、「そこからの改善」です。この2点は非常に大事なことです。現状を受け入れられなければ、改善は無理です。改善するということは、現状からのスタートを切るということなので、現状がどこにあるかを把握しなければ成り立ちません。まずは把握、そして改善。

 

自然は勝手に雨をもたらし晴れをもたらします。そこで雨を晴れに変えようと奮闘する人はいません。運命や現実も同様です。雨なら雨で、その中で今日より明日へ、自分なら何ができるかを実行するだけ。それがベクトルを上向きにするということです。晴れの日も同様です。晴れの中で何ができるか、何をしたら面白いかを考えるだけ。

 

結局雨でも晴れでも、そのときを楽しめる人と楽しめない人に分かれるということ。そしてポイントは、どんな現実も、ベクトルを上向きにできるかどうかだけが人生を分かつと認めることです。上向きの定義は「楽しさ」や「嬉しさ」、「やりがい」や「おもしろさ」などです。

 

繰り返します。

 

天気は変えられません。勝手に自然が変えます。また雨で人のしあわせは決まりません。晴れでも決まりません。決めるのは人の考え方と行動のみ、それがベクトルの「向き」です。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。