心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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「確実に・着実に」

私はよくタイトルの「確実に・着実に」という言葉を心の中でつぶやきます。誰でもできる当たり前のことを軽視しないという姿勢が好きだからです。よく当ブログでも習慣形成などの事例に「英単語を1日1語覚える」といったことを出します。そのこともその表れですが、1日365語を覚えられたら超人です。しかしその行為にあまり意味はありません。

 

明日海外で急に商談があって、今日中に365語を覚えないといけないというならわかります。しかしそんなケースは基本ありません。何が言いたいかというと長期でみないと真価は問えないということです。人の真価も自分の真価もです。

 

こんな言葉をご存じでしょうか? 自己啓発の世界で有名なメンタルコーチ、アンソニー・ロビンズの言葉です。

 

「人は一年でできることを過大評価し、十年でできることを過小評価する」

 

もう少しミニマムに言うと「人は一日でできることを過大評価し、一年でできることを過小評価する」となります。

 

一日と一年では断然一年の方が重要です。また一年と十年ではこちらも十年の方が大事です。このように長期でみないと真価が問えないのが人生で、だから逆転とかリベンジなどと希望を燃やすこともできます。

 

一年を充実させるには、一日でできることを確実に着実に拾っていくしかありません。これが非常に重要で、一日でできることを確実に積み上げるから一年が充実するのであって、「いっぺんにまとめて」という方式は一年を充実させないばかりか、一年を無為に過ごすきっかけにもなりかねません。

 

何事も続けたいと思う対象に疲れを感じては、モチベーションは続きません。モチベーションを保つためには、一日でできることのサイズを調整する必要があります。サイズは小さくてもまったくかまわず、調整度合いはモチベーションの上向き感との相談で決まります。

 

一般的に言われる適正度合いは、筋トレでもそうですが、ちょっと辛いくらいです。簡単すぎても辛過ぎてもダメで、ちょっと背伸びするくらいがちょうどいいと言われます。しかし背伸びしなくてもいいというのが実際の私の感覚です。見据えるのは一年後や十年後であるため、確実に着実に摘み取るためには、辛さや背伸びすらモチベーションの邪魔になるときがあります。感覚は人によって変わるため、そこのところはご自身でお決めになってください。

 

本記事で申し上げたいことは、当たり前にできることは、決して当たり前ではないということ、その心を今日に持ってほしいということです。なぜかというと、当たり前を積み重ねれば、それは自分からしても、人からしても、一日や半年で追いつけない成果と成り代わるからです。逆から言えば、当たり前を軽視するから、その当たり前を続けられなくなるのです。。しかしその当たり前の先にしか到達できない世界はあり、その世界の中でもまた当たり前を続ければ、また別の世界が開けます。

 

私はそんな先々のイメージを強く持ち、「確実に・着実に」という標語をいつも胸に秘めます。人に誇れるような素晴らしい業績や偉業のためでなく、自分の人生を生き生きと前向きに過ごすためのそれです。私も特に偉業や何かしらの結果を残しているわけではありません。前向きに生きることに偉業は関係ありません。関係あるとしたら、自分を律し、「確実に・着実に」何かを摘み取る自分自身を誇れるかどうか、そしてそんな機会を提供してくれた今世に感謝できるかどうかだけだと思います。

 

「確実に・着実に」

 

「人は一年でできることを過大評価し、十年でできることを過小評価する」

byアンソニーロビンズ(世界的に有名なメンタルコーチ)

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。