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自分に合った「結果」づくり

当たり前のことですが、この世は「結果」がすべてです。そういうと"いやいや、プロセスも重要"とか"結果は一瞬、プロセスは一生"などと反論もあります。もちろん、結果を包み込み、すべてをプロセス化することは、一生涯の人生で大切なプラス思考です。しかしそういう漠たる話ではなく、結果に着目するプロセスでないと、プロセスそのものが光らないという話です。

 

一例をあげます、たとえば健康診断。菜食主義に切り替えて1年が経ったときの数値が、1年前の結果と変わらなかったら、それは効果がなかったということ。つまりはプロセスを大切にするうえでも、効果の検証を取り入れることが大切ということです。

 

これを健診を受けず、やみくもに菜食主義を継続し、自分では正しい健康理論と思い込んでいたとしたら・・・。その思い込んでいたプロセスは意味のあるプロセスと言えるでしょうか。

 

結果の検証は、実はプロセスのためにあるのです。プロセスこそ「道」をつくり、一生涯の思い出を左右することに異論はありませんが、中身を無視してはいけません。例えば最近私が読んだ本の著者で、空腹理論を唱える青木厚先生がいらっしゃいます。青木先生は40歳のときに舌がんを患い、そこから猛烈な回復を果たします。もともと虚弱体質で、風邪もひきやすい低免疫力だったみたいで、案の定がんを患ってしまったとのこと。

 

それからというもの、さまざまな医学論文や健康法をむさぼり読み、健康に重要なのは空腹と感冷刺激の2つであることに行き着きます。その2点を最強の健康法として本に著したわけですが、なぜ"最強"とまで言い切ったのか?

 

それは「彼自身の10年以上にわたる実践と健診結果」が上向きを示したためです。一般的にエビデンスと言われる科学論文や統計データなどは、100%を網羅していません。あくまで数十パーセントの人に効果が見られたという傾向止まりです。その傾向に自分が漏れるかもしれないわけで、だから自身で検証し、数値を確認したというわけです。ただし、そうはいっても万人に当てはまるわけではないことは彼も承知で、だから、きちんと健診で過程をウォッチしてほしいと言われます。

 

くり返しになりますが、青木先生が推奨する理論だけが健康法として有効なのでしょうか? そんなわけはありません。なぜなら空腹や感冷刺激をせずとも健康な人はごまんといるからです。卑近な例では「一日三食主義」で健康な人もいれば、「一日一食主義」で健康な人もいます。つまりは、自分にしっくりくる方法がベストなわけで、だけれども、その方法で数値が悪化しているなら、「しっくりくる範囲」を広げた中で、新たな健康法を模索しなければなりません。

 

よって種々の対象に、もともと万人受けする方法はないと知り、きちんと結果に向かう中に数値化した検証を取り入れるべきです。

 

自分に合った「結果」づくり

 

本日は結果を出すために、はたして結果に近づいているか、結果につながっているかの検証がなによりも大切という話をしました。これは自分に合っているかの検証でもあります。例えば健康本に「週に4日、筋トレをすべし」と書かれていても、実際に週に4日やった結果、なんだか体調が悪いとか、健診結果に「良好になった数値」が見当たらなかったということがあれば、即座に内容を変更すべきです。

 

どんなジャンル(対象)にも、自分への適合を無視して結果に到達することは皆無に等しいです。科学やエビデンスは、何度も申しあげますが、万人に当てはまりません。自分に当てはまっていないのに、科学がどうとか、みんながどうとかで、無理な方法を放置しないようにお気をつけください。朝令暮改なら朝令暮改でいいのです。大事なのは検証です。検証に基づく自分にとっての最適な方法での「結果」作りです。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。