心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

上手な「時間」の使い方

今年も残すところ数日となりました。あなたはいかがお過ごしだったでしょうか。本日は2022年がどうだったかを振り替える術として、とても大切なお話をします。それは「緊急ではないが、重要なこと」にどれだけの時間を割けれたか、ということです。

 

私はこの「緊急ではないが、重要なこと」はライフワークと言いかえてもいいと思います。毎日コツコツと取り組む対象を決め(複数でも可)、それをどう楽しむかをワークとするのです。それが「ライフワーク」。

 

2005年に刊行された渡邉美樹著「夢に日付を!」には、この「緊急ではないが、重要なこと」に取り組む重要さがこんこんと語られています。無論、そのワード(言葉)の生みの親は、自己啓発の名著・スティーブン・R・コヴィー著「7つの習慣」であることは承知しています。

 

健康情報だけでなく、すべての情報にさまざまな視点が持ち込まれます。これが情報化社会というもの。だからです、王道で本筋の論がどんどん記憶から遠ざかり、結局頭が整理されないまま、毎日が流れてしまう、それが「その他大勢」の生き方です。

 

私が「その他大勢」の一人ではないと申したいわけではなく、逆に客観的には「その他大勢の一人」だからこそ、主観では自分の人生に納得したい、そう強く思っているだけです。もちろん、客観的にどうのというのは、人生は主観ですから関係ありません。大事なのは自分の人生に胸を張れること、感情を豊かに生きられること、それが大事です。

 

2022年を振り返り、自分はどういう時間の使い方をしたか、その視点の重要な一つとなるのが「緊急ではないが、重要なこと」にどれだけ時間を割けられたか?です。

 

例えば英会話、

例えばプログラミング、

例えば運動や身体活動

例えば何かの勉強、

例えば人間関係へのアクション、

例えば貯蓄や投資、

などなど。

 

いずれも「習慣形成」とニアリーですが、「今すぐに必要なこと」ではないところがポイントです。なぜ大事でポイントなのか?

 

緊急ではないからです。自己投資というのは「緊急ではないが、重要なこと」にいかに取り組めるかが、リターンへのキーとなります。そのため、そのキーを毎日意識して実行したかどうかが時間の使い方を振り替える重要な視点になるというのは、そんなに理解がわかれるところではないと思います。

 

私の2022年にとって「緊急ではないが、重要なこと」は、健康習慣と人間関係の幅と部屋の断捨離でした。どちらもほぼ毎日意識して実行できたと思います。結果が付いてきたかどうかは二の次で、まずは忘れないことを重視して過ごしてきました。

 

書店に行けば、「時間の使い方」のノウハウ本が所せましと並べられていますが、大事なことはそれがシンプルであるということです。なぜならシンプルでないと忘れてしまうからです。7つの習慣の中身を語るうえで、おそらく一番引用されているだろう、本テーマの「時間マトリクス(緊急ではないが、重要なこと)」でも、人は時間が経てば忘れます。だから定期的に本質を探るべく、同じ本を何度も読み返すことは良質な人生を過ごすうえでとても重要で、本日はそれを呼び起こしてもらいたく筆をとっています。

 

最後になぜ「緊急ではないが、重要なこと」を続けられるか?

 

それは「明日はない」と思って生きているからです。言い方を変えると「明日はいらない」ということ。「未来ではなく今日」が人生だと思っています。

 

だから「夢半(なか)ば、夢成就なり」なのです。成就したときにはもう遅いのです。成就するまでが人生で、だからプロセスに命をかけ、楽しみの最大化を模索するのです。平社員から課長になるまでが人生で、課長になった瞬間はただのプロセスが放った結果の一つに過ぎません。結果は勝手に出ます。課長になって今度は部長なら、部長になるまでのプロセスが人生です。そのプロセスを充実させるために「夢」が必要で、幾多の悲しみ、幾多の悔しさを乗り越えられるのも、「夢」があるからです。

 

ということで、「夢」は北極星のようなもの、歩く方向を決定づけてくれます。しかし一日の充実は保障してくれず、そのためにタイムプレッシャーや各種のツール、ごほうびの設定などの小技を磨く必要があります。本日は小技の話はしませんが、その大本となる「夢」に向かってどう時間を使ったのか、すなわち「緊急ではないが、重要なこと」を見失わなかったか、についてお話し、また結果主義に陥らず、プロセスを重んじる姿勢こそ「緊急ではないが、重要なこと」を継続できる秘訣とお話ししました。

 

上手な「時間」の使い方

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。