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稲盛和夫氏の深い名言

日本を代表する大企業「京セラ」を一代で創業したカリスマ経営者、稲盛和夫さんが90歳の御年でお亡くなりになりました。当ブログでも稲盛さんの名言は何度と紹介してきました。それだけに本当に寂しい気持ちがこみ上げます。この場をお借りしてご冥福をお祈りします。

 

さて、私は20年以上前から稲盛さんの書籍には触れていましたが、その中でこの名言は特に刺さったというものを紹介します。

 

・成功の方程式=考え方×熱意×能力

・誰にも負けない努力

・垂直登攀

 

以上の3点です。

 

まず一点目。成功の方程式ですが、これは「考え方」こそ成否を分かつもっとも重要なファクターということ。どれだけ才能があっても私利私欲のために使っては成功はおぼつかず、利他の心でかつ、不屈の努力こそ神様が応援してくれる姿勢(考え方)であると言われます。

 

次に「誰にも負けない努力」です。ただの努力では弱者が強者に勝つことはできません。戦国時代よろしく、しのぎを削る資本主義社会に努力中の努力をもってこなければ、逆に負けてしまうということ。戦いに勝つとは、よりユーザーにサービスの向上を提供するということです。

 

最後に「垂直登攀」です。これも並大抵の努力では弱者が強者に勝つことはできないことを言っています。登山家が山に登ることをイメージしてください。傾斜が90度の垂直登攀の覚悟で挑まなければ、資本主義社会で大企業にのし上がれないということです。弱者や生き延びさえすればいいという志ではなく、日本や世界を代表する会社にするという大言壮語を形にするには必須の心構えと言われます。

 

しかしこれほどのすさまじい覚悟と努力を傾倒し続けるには、どうしても何かが必要になります。それが「利他の心」です。成功の方程式の「考え方」にも通じますが、清らかな心がなければとても傾倒し続けることはできません。稲盛さんがKDDIの前進である第二電電を創業したときに何度も自問したのがそれだったとのこと。「動機善なりか、私心なかりしか」は、そのときの彼を語るうえでとても有名な言葉です。

 

そのほかにも「アメーバ経営」や「売上極大、経費極小」など、経営や実学の分野でも多数の名言があります。ぜひ自分の実生活に生かせる名言をピックアップしていただき、毎日の実践に役立てていただけたらと思います。

 

稲盛和夫氏の深い名言

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。