ナポレオン・ヒルの「成功」の定義
世界的な自己啓発作家にナポレオン・ヒル博士がいらっしゃいます。あの鉄鋼王と言われたアンドリュー・カーネギーに依頼され、アメリカ中の成功者たちにインタビューをし、最終的に成功法則を一冊にまとめられた人物です。日本でも「成功哲学」や「思考は現実化する」などの書籍が名著として扱われています。
そんなヒル博士は「目標」を次のように定義しました。
「自分に価値ありと認めた(目標)」
他の誰でもない、自分に価値があると認めた目標が、真の目標ということです。次に「成功」です。「成功」をどのように定義づけたのでしょうか?
「他人の権利を尊重し、社会正義に反することなく、自分に価値ありと認めた目標を、黄金律に従って一つひとつ実現していく過程である」
なるほど、自分に価値があると認めた目標を一つ一つ実現していく過程というわけです。ちなみに黄金律とは「自分がしてほしいと思うことを、何よりまず他人にしてあげること」です。私流に超訳すれば「利他の精神」です。
「自分に価値ありと認めた目標を、利他の精神で一つ一つ実現していく過程」
大事なことはまず自分に価値があると思った目標を設定すること。その目標をスライスして、今日・明日にできるよう計画し、実際に実現すること。それを成功と感じること。「設定→計画→実行→感謝」です。
このサイクルのもっとも見落としがちな点は設定と感謝だと思います。まず目標を設定する人が少ないです。また借り物の目標になっているケースもあり、また実行・実現に成功感を抱く人も少ないです。
今こそナポレオン・ヒルの「成功」の定義を思い出し、何より自分に価値のある目標を見い出しましょう。そして実現のプロセスに成功と感謝の念を抱きましょう。きっとそれは振り返ってみれば当たり前ではない出来事となるはずです。
ナポレオン・ヒルの「成功」の定義
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