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ほしいもの「だけ」、はない

前回は心屋仁之助さん著「マンガで学ぶ 心屋仁之助のお金を引き寄せる体質改善」を参考に「存在給」についてお届けしました。

 

今回は同じく心屋仁之助さん著「イラスト版 一生お金に困らない生き方」から感銘を受けた内容をお届けします。それが下記です。

 

「ほしいもの「だけ」を受け取ろうとしてはいけない」

 

すべては両面になっているということです。一枚の紙をイメージしてみてください。表面だけを受け取る、ということはできますか? できませんよね。表面が欲しいのであれば、裏面も許容しないといけないというのが世の掟。その掟から逃れられる人は誰一人としていません。だから「心」の大切さをしきりに説く方が後を絶たないのです。

 

人は表面だけを見て 得ようとします。すると裏面も付随されたことに気づき、そこで悩み葛藤します。そこで決別や離縁を決める人が出ます。しかし清濁併せ呑む「心」を持てば裏面も許容でき、「心」の成長度合いでは裏面すらも慈しめられる、その可能性を「心」は孕みます。逆もまた真なりで、悩み葛藤することで「心」の成長を育めるということです。

 

前回お届けした「存在給」についても、セルフイメージを高め、収入以外にいろいろなものがあなたに流入したとしても、決して表面だけを手にできるというわけではありません。想像していなかった裏面、思いがけない裏面、さまざまな裏面が付随されます。

 

ということは、何かを得るというのも(裏面を許容できるかという)それなりの覚悟を要するということ。"それだったらやめておきます" という選択もありますが、それを繰り返せば無味乾燥な現実、無味乾燥な未来を待つことになります。その無味乾燥の度合いが "もっと挑戦(冒険)しておけばよかった" という後悔の度合いにつながるのだと思います。

 

そう考えていくと、やはり私たちに残された道はただ一つ。清濁併せ呑むだけの「心」の成長をつくり、つくらせていただく、それしかないように思います。あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

引用・参考文献

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