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「原因」にコミット

20年前に自己啓発業界に旋風を起こした人物にジェームス・スキナーがいらっしゃいます。彼の著作の代表作が「成功の9ステップ」。あなたもお読みになったことがあるでしょうか。私は当ブログで先日、その中の決断について紹介しましたが、本日は「100%」というタイトルの本から「原因にコミット」を紹介します。

 

「100%」という本も彼らしさが満載で、とても勇気とやる気がもらえます。一言で言うと、「君は100%で生きているか?」という問いかけから始まり、どうしたら100%で生きられるかをさまざまな視点からレクチャーされている内容です。

 

さまざまな視点の中の一つに「原因にコミット」があります。ライザップは結果にコミットですが、結果には必ず原因があり、その原因をつかめばおのずと結果が出るという考えからきます。

 

この両者は似て非なるものがありますが、間違った原因に埋没したとき、方法ややり方を変えなければ結果に到達しません。結果にコミットしていればそのような柔軟な対応が取れ、結果に結びつく方法や手段を導き出せるかもしれません。しかし原因に固執すれば、それが結果に結びつく中身でなければ時間と労力の無駄になります。

 

しかし結果だけにコミットしても中身が伴わなければ、これもまたナンセンスです。ジェームス・スキナーは、正しい原因が目の前にあることを前提に、その原因にコミットすればおのずと結果が出ると同書で言われます。

 

大事なことは結果にコミットすれば、行動力は出るのか?ということ。また継続力は出るのか?ということです。

 

難関資格の合格を例に取ります。受験までおよそ半年です。参考書と問題集を買い、3ヵ月で1回やり終えなければいけません。その後、2ヵ月で2回目をさらい、最後の1ヵ月で3回目をさらって本番に臨みます。つまりその参考書と問題集を計3回回すという計画。

 

計画はけっこうです。しかし朝〇時に起きて、〇時間勉強して出勤し、夜は〇時~〇時まで勉強し、就寝は〇時と、それらの自律を可能としなければ計画は倒れるだけです。つまりプロセス(実際の勉強)は原因で、その原因にコミットしなければ合格ができるわけがありません。いくら家で「ぜったい合格するぞ!」と叫んでも、叫ぶ暇があれば問題を1問でも解けよといった感じになります。

 

結果が決まったなら、必ずその手段や方法である「原因」にコミットし、その「原因」をやり遂げることが必要です。それを満たしても結果が達成されるかは不確定ですが、結果を出さずして、手段や方法の正誤は判断しかねます。

 

結果をことさら意識しなくても、原因にシビアな姿勢があれば、基本、結果は勝手についてきます。私も一日一日を大切にするタイプですが、それは一日が成長の「原因」となっているからです。

 

原因の中身も細分化し、先日紹介したデッドラインを各関所に設定すればなお、集中力が発揮され原因の踏襲が確実なものとなります。あとは結果に対して順調か不調かを確認し、不調なら都度方法を考え、調整するばいいだけです。

 

「原因」にコミット

 

結果を軽視するわけではなく、原因を追究しないと結果もくそもありませんよ、というある種当たり前の話でした。(しかしとても大事な話でもあります)

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。