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デッドラインの細分化

前回の記事は「集中するコツ」について集中するコツは「時間と量にデッドラインを敷く」こととお話しました。本日はその捕捉版です。

 

例えば私が出勤のために家を出ることを例にあげます。私は起床から家を出るまで、毎日決まったルーティーンをこなします。そのためシャワーを浴び終わる時間は〇時〇分、緑茶を飲む時間は〇時〇分、洗濯物を干す時間は〇時〇分と、途中経過の締め切り時間が勝手にわかっています。ということは、各途中経過の締め切り時間をオーバーすれば、次の締め切り時間に間に合わせるため、そこからペースを早めなくてはいけません。そうしないと、家を出る時間が後ろに倒れ、電車の乗車時刻も間に合わず、出勤時刻も遅れます。

 

何が言いたいか?

 

「家を出る時間」というお尻の時間だけを決めても、途中経過があいまいであれば、家を出る間際に慌てて調整しなければならなくなるということ。そうすると普段やっていたルーティーンを端折らなくてはいけなくなり、また、心拍数や血圧が上がったりして、心的状況は穏やかでなくなります。

 

ある漫画化は、私が今申しあげた「細分化のデッドライン」を1ページずつ設けているそうです。書かなければならないページごとに締め切り時間をあらかじめ書き込んでおくとのこと。

 

出勤の例に戻ると、たかだか出勤と思われるかもしれませんが、実際の仕事の現場では意外にこれがやれていないと思います。なんとなく1時間後に仕上げればいいとか、いろいろなことをあいまいにし、事を進めたりとかで、慌てる人はだいたい決まって慌てます。

 

早め早めの先回りの精神はけっこうですが、それをどう具体化し、実際化させるのかが大事です。それが途中経過の各デッドラインと考えます。どんなこともマイナスなことは芽のうちに摘んだ方がよく、芽のうちだから対処できるとも言えます。最たる例が病気でしょう。

 

芽のうちに摘むには、それが芽とわからなければならず、その策が「デッドラインの細分化」です。集中できるだけでなく、遅れをも修正できる魔法の術です。ぜひいたるところでお尻だけでなく、きちんと経過経過も各所にデッドライン(締め切り)を敷いてほしいと思います。

 

デッドラインの細分化

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。