心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

「リッチ」な場所

私は少し前に「余計なことをしない戦略」という記事を書きました。内容はいかがでしたでしょうか? 

  

よくお金持ちは「資産価値の高いモノ」にお金を払うと言います。例えばロレックスとか、金(ゴールド)とか、アンティークコインとか。投資の一つとも言えるでしょう。逆にそうでないもの、すなわち資産価値の低いものには "びた一文" 払わないといった極端な一面もあると言います。

 

一方話は変わりますが、節約に勤しむ人がいます。できる限り安いものを求める類(たぐい)です。家賃も服も食費も何もかも…。安く仕上げることに"生きがい"のようなものを感じるのかもしれません。

 

前回に紹介したケンズカフェ東京では、ガトーショコラに焦点を定め、圧倒的な差別化を図ることで、高価格でもお客さんを引き連れることに成功したという話をしました。つまりはガトーショコラに時間も人もお金も集中特化した形です。

 

それと似て、私たちの生活も、できる限り安価に済ませるのと同時に、ここだけは安価で済ませたくないという自分の中で「リッチ」な場所(箇所)を持つことが大事に思います。

 

なぜなら私たちが歩行したり走ったりするときに、常にバランスが前提で成り立つからです。自分の中で「リッチ」な場所を設けることで節約とのバランスが生まれ、安定的な歩行なり走行が可能になります。

 

 

もちろん人によって「リッチ」な場所は違います。お酒の人もいれば、スウィーツの人もいるでしょう。住環境の人もいれば、アパレルの人もいます。問題はそれを自分で把握しているかどうか、です。把握していれば、人に節約を指摘されても、"自分は〇〇でリッチにしてるから" と内心でバランスを保てます。(口に出すかどうかは別にして)

 

断捨離を進めれば進めるほど、「リッチ」な場所を設ける必要性に駆られ、同時に「リッチ」な場所が輝きます。自分に「リッチ」な場所を設けることは自分を大切にすることと同義です。

 

ただし「リッチ」な場所はお金をかけないといけないわけではありません。人によってはお金をかけなくても精神的に「リッチ」を感じられる場所はあるのかもしれません。例えば「お気に入りのパワースポットに行くこと」「風呂上がりの1杯の発泡酒」「家族の笑顔」「夢や希望に近づいてる感」などです。はたまた先述した「すべての支出を安上がりで済ませること」を「リッチ」と感じられるなら、それもそれでけっこうだと思います。

 

大事なことはお金をかけようが、時間をかけようが、生活にメリハリを持たせ、精神的にバランスを持たせることです。お金(時間)をかけなければ「リッチ」を感じられない場所には、可能な範囲でお金(時間)をかけてあげる、それが自分を大切にするということで、生きる意味や価値がそこに生まれるのだと思います。逆にそこをケチっていったい何を"しあわせ"というのですか? ということです。

 

あなたが"お金"をかける「場所」はどこですか?

あなたが"時間"をかける「場所」はどこですか?

 

もし今見つかっていなかったとしても、自己分析を深めればきっと見えます。それはけっして他人に言う必要のない、自分だけの宝物なのですから。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。