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「集中」するコツ

どの業界、どの分野でも、一般的に集中力は大事と言われます。一番言われる業界・分野はスポーツやアスリートでしょう。特殊な分野ですが、私たちビジネスパーソンにとっても日々の業務に集中力は欠かせません。本日は私なりに体感している集中力を発揮するコツを紹介します。

 

結論、「デッドライン」を敷くことです。時間と量のセットでのデッドラインです。

 

例えば私は副業で、外回りのアルバイトをしています。外回りの手段は電車です。電車の中は、私の自由時間のため、スマホをいじるときもありますが、基本は読書をします。さて、この読書で集中するコツはなんでしょうか?

 

そうです、結論で述べたデッドラインを敷くことです。次の降りる駅まで10分だとしたら、「車内の10分間でここまで読む」と量を決め、必ずその量まで読むようにします。そうです、驚くことに勝手に読むスピードが調整されるのです。

 

デッドラインを敷かず、なんとなく読めば読むスピードは適当になります。しかし上述のように量と時間を決めればそれに合わせるよう勝手に集中し(読むスピードが)調整されます。これは単純なことに聞こえますが、まさに「パーキンソンの法則」を現わしています。

 

集中して読めば10分で読める量が、デッドラインを敷かなかったばっかりに20分にも30分にもなるということで、脳のスイッチはこうも操作されるのかと先日あらためて驚きました。

 

日ごろの仕事・業務もしかりです。たかだかの作業もすべてに量と時間を設定し、必ずそれまでに仕上げるよう自分にノルマを課します。ここで間違えてはいけないのは、無茶ぶりは禁物ということ。ちょっと背伸びして届くくらいの設定が芳しいです。

 

この「時間と量のデッドラインを敷く」という技術を、一日のいたるところに巡らせば、巡らせなかったときと比べ、量・質ともに1.5倍から5倍ほどの開きが出ます。さらにそれを毎日実行するのとしないのとで、これまた1年で5倍から10倍ほどの差が出ると思います。

 

精神も肉体も、適度な負荷をかけることで健康に好影響が及ぼされることは各種の実験で証明済みです。脳科学も同様で、適度な負荷をかけることで精神が研ぎ澄まされ、集中力が発揮されることは、誰もが一度や二度は体験済みで、だけれども社会人に出ていつの間にか失念されています。それを本稿で呼び覚まし、今後の私たちのあらゆる生産性と幸福に活用しましょう、ということです。

 

デッドラインという言葉が大袈裟であれば、タイムプレッシャーでも締め切り効果でも何でもいいです。パーキンソンの法則は、作業は時間の枠内をすべて使い切ると言い、まさに言い得て妙と、改めて日々感じています。使わなくても済んだ枠内(時間)を、別の作業や事柄に当てることこそ、生産性と充実を生みます。そしてデッドラインを守ったときには、きちんと休憩や喜びを感じてください。先の私の車内の読書では、スマホを操作することがご褒美です。このオン・オフの切り替えが、また次なるデッドラインへのモチベーションを生んでくれます。

 

「集中」するコツ

A.時間と量のデッドラインを敷く

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。