心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

エレファント技法

物事を細分化することを「エレファント技法」または「エレファントテクニック」と呼んだりします。エレファントは動物の象(ぞう)のこと。「象を丸ごと食べてください」と言われても食べられるわけがなく、しかし「象を一口サイズに切ってあげますので、毎日一口ずつ食べてください」と言われたら食べられます。(あくまで例えです)

 

このようにいっけん不可能に思えることも、「一口サイズに切り刻み、少しずつやったらどうだろう」と思い直せば案外できたりします。私はExcelの関数を勉強するときに、この技法を使いました。具体的にはYouTube動画を観て一つ一つの関数を勉強しました。一通りを終えた今は、PowerPointを勉強しています。

 

YouTubeのいいところは、数分単位で作られているところ。数分でしたら電車の中でも観れますし、休憩時間にも観られます。しかし動画の中にはいっぺんにまとめて2時間や3時間コースに詰め込んであるものもあり、さすがにそういったものは観る気になれません。まさに象(ぞう)です。ですが、そういった長時間コースの中にも知りたい知識があるかもしれません。そこでエレファント技法の登場です。「1日10分」と決めて数日単位で観終えればいいのです。習慣化の大敵は「いっぺんにまとめて」です。

 

「いっぺんにまとめて」は(私の中では)本当に疲れます。一番やってはいけないことと自分では捉えています。毎日コツコツが一番はかどり、モチベーションも続くため、特に私は「エレファントテクニック」が手放せません。そこで、すでに一口サイズに切られているものは問題ありませんが、切られていない場合は、切り刻んで行うことを常に意識してほしい、そうすれば「一瞬で諦めてしまう」ことを防げると思います。

 

「エレファント技法」「エレファントテクニック」

 

特に難しい話ではなく、ただの「細分化」の話しです。ですが案外できていないというのが私の見立てです。紙の本でもすべてのページを裁断して、1~3ページ分だけを持ち歩くという人がどれだけいるでしょうか?ほとんどいらっしゃらないでしょう。紙の本も、分厚ければもう面倒くさいとあきらめていませんか?

 

先のExcelPowerPointも専門書は大きく厚い本がほとんどです。ならば裁断して切り刻めばいいのです。そうすれば重くなくカバンの中にも入ります。そして電車の中で勉強できます。

 

わかるとできるは違います。「一見(いっけん)」に騙されず、落ち着いて「エレファント技法(エレファントテクニック)」で乗り越えられないかを吟味し、できそうならまずは着手してください。着手こそイメージを書き換える最良の手段です。「今日できたなら明日もできるかも」と手応えを覚えられます。その連続が本当に可能を導きます。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。