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〇〇だけが人生だ

「さよならだけが人生だ」と言ったのは文豪・井伏鱒二さんです。まさに至言であなたも一度は耳にしたことがあると思います。しかし人生を狭義にとらえれば次の言葉になるかもしれません。

 

行動だけが人生だ」

 

私は先日久しぶりに堀江貴文さんの著書を読みまして、タイトルは「非常識に生きる」です。内容はいつもの論調で行動を重視しするものですが、それでも今までにない後押しをくれました。言葉は、同じ内容をどのように表現するかでぜんぜん与える印象は違ってきます。百聞は一見に如かず、さっそく彼の言葉を見てみましょう。

 

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僕が行動を強く推進するのは、動き出すヤツは成功する!とか、そんな単純な話ではない。人気が出るとか、些細な承認欲求レベルの話でもない。

 

行動それ自体が、生きることなのだ!

 

民主化された情報のスピードは、おそろしく速い。立ち止まって熟考していると、得るべき必要な情報は、あっという間にすり抜けていく。豪風のように吹いてくる情報に並走する感覚で、エネルギッシュに行動することが、現代人の常識なのだ。

 

知っているだけで安心な情報は、家族の連絡先や、体調管理の健康法ぐらいのものだ。民主化された無数の情報を浴び、それを実践で使い倒し、また新しい情報を狩りに行く、どん欲さが肝心だ。

非常識なふるまいとバカにされても、動きまくろう!

 

堀江貴文著「非常識に生きる」より抜粋)

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いかがでしょうか。行動への熱量が伝わってこないでしょうか。彼への好悪もあると思いますが、私が一番打たれた部分は「行動それ自体が生きること」です。

 

ふつうは何かのために行動しますが、本当でしょうか?例えば受験。受験は大学へ入学するためのものと思われがちですが、そう考えると受験勉強が途端に色褪せます。そうではなく受験勉強にどっぷり浸かり、勉強のひとつひとつを楽しむ姿勢をもちます、プロセスが目的です。何事も行動それ自体が生命で人生。結果は一瞬で、その一瞬後からまた人生が始まります。

 

行動の一つ一つを完結型でとらえ、結果こそ無粋、結果ではなくプロセスの行動に命をかけます。結果のために行動があるのではなく、一つの行動から未来を揺れ動かすイメージです。結果からの逆算ではなく、目の前の行動から未来を打ち開くイメージ。

 

堀江さんの言葉でもう一つ。

「新しい情報を狩りに行くどん欲さ」。情報に受け身ではダメで、情報とは自分から狩りに行く対象ということです。昭和や平成初期の時代は、教師や上司から教わったことをいかにそつなくこなすかが問われましたが、今は真逆で自分から狩りに行かないと人生が楽しめません。なぜなら誰も自分に手取り足取り教えてくれないからです。

 

割引やクーポンのゲット、人脈もすべてそう。以前から本質は変わっていませんが、ますます情報化社会になり、その情報に乗れるかどうか、乗ろうとするかどうか、そこに人が集まり、自己達成感が集まり、自己実現のヒントも集まります。

 

ティーブンRコヴィー博士の名著「7つの習慣」でも「主体的に生きる」ことが協調されています。その「主体性」を後押ししてくれるのが、情報を自分で狩りに行く姿勢です。

 

●一つ一つの行動そのものが生きるということ。けっして思考や思想でごまかさない。行動の中に人生を見つけます。

●情報は自分で狩るもの。情報が自分を包み込みどこかに連れてってくれるわけではない。情報のほうが私たちに狩られるのを待っている。さてどんな情報を得て私たちは自分を笑顔にするか。

 

もちろん大局観や逆算思考を否定するわけではありません。それを踏まえたうえで前後裁断、今(行動)を楽しむ姿勢を持つということです。

 

行動だけが人生だ」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。