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「朝顔の花」が教えてくれること

 前回の記事「セルフペップトーク」の内容はいかがでしたでしょうか。七転び八起きの精神を四字熟語に収め、何度も自分につぶやくことで、カッコよさの定義を"立ち上がる"ことに変換することのススメでした。ただの四字熟語よりも、偉人が放った"それ"のほうが、よりリアルにイメージを重ねられる点も申しあげました。

 

本日は「朝顔の花」についてです。

 

実はこの「朝顔の花」は、前回紹介した藤尾秀昭さん著「二度とない人生をどう生きるか」に載っていた内容です。非常にシンプルかつ奥深い真理が詰まっていると思い、紹介します。

 

まず「朝顔」の花は、通常、朝の太陽の光を浴びて咲くものと思っていると思います。しかしそれは違います。

 

ある植物科学者の実験では、朝顔のつぼみに24時間光を当てても花は咲かなかったとのこと。ではどうしたら咲くのか?

 

それが朝の太陽の光を浴びる前の、「夜の冷気と闇に包まれる時間」が不可欠なのだとか。この「夜の冷気と闇に包まれる時間」が「朝の太陽の光」とセットになって初めて「朝顔」の花は咲くのだそうです。

 

この話は作家の五木寛之さんがお話しされたことを、藤尾さんが同書で紹介した形です。

 

自然現象というのは、つくづく奥深いものと感心します。

 

さて、この「夜の冷気と闇に包まれる時間」を私たちに当てはめると何になるでしょうか?

 

人によって答えはいろいろと分かれるでしょう。

 

・不遇の時期

・日常の嫌な出来事

・死別や離縁

・睡眠

など

 

朝顔の花」の真理は一つでも、解釈は無限です。あの逞しい「朝顔の花」を自分に置き替えて、自分なりの解釈で前向きに生きていく、それが一番です。

 

もちろんケースや状況によって解釈は変わったり増えてもいいのです。例えば「睡眠」の重要性に気づき、睡眠時の環境作りにこだわりつつ、不遇の時期にも「朝顔」の咲きざまを想い、「朝顔」に重ね合わせて前向きさを煥発(かんぱつ)する、そんな感じです。

 

私はこの話を読み、シンプルに「睡眠」の重要性を再認識しました。睡眠とはすなわち「寝入りばな」「起床の瞬間」の心持ちのこと。この2点を充実させることは、人生を充実させる重要なファクターと、改めて感じます。

 

日中の活動時を充実させることはけっこうですが、睡眠も睡眠で充実させることは、1日だけでなく、長い人生、習慣を土台として、ボディーブローのように効き目がじわじわと浸透する気がします。

 

朝顔の花」が教えてくれること

 

それは「朝の太陽の光」だけでは花を咲かせられず、「夜の冷気と闇に包まれる時間」が必要不可欠であるということ。

 

この教え、あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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