「4」の効用
効率的に作業をこなすためのマジックナンバーは「4」。
そう仰るのは元ディズニーのカリスマ人材トレーナーで現ハピネスコンサルタントの櫻井恵里子さんです。
短期の作業で人が並行して考えられるのは4つまでとのことで、心理学ではそれをマジックナンバーと呼んでいるそうです。
では実際にディズニーの現場ではどう活用されているのでしょうか?
現場のキャストに求められる行動基準は「安全」「礼儀」「ショー」※「効率」※の4つ。
※「ショー」は「目に触れるものはすべてがショー」という考え方から、身だしなみや立ち居振る舞い、ゲスト対応から清掃まであらゆるシーンで求められる。
※「効率」はゲストのためにチームワークを発揮し、効率的に動くこと。アトラクションの待ち時間を長く感じさせない工夫がこの項目にあたる。
このマジックナンバー「4」を日常生活に置き換えたとき、私の考えた一例が下記です。
・一日(人生)のテーマを「健康(食事・筋トレ)」「仕事」「家(家庭)」「お金(家計簿)」と4つに分けて整理する。
・日頃唱えるアファーメーションを4つに絞る。
・通勤電車で覚える英単語を4つに絞る。
他にもいろいろな活用があると思いますが、人の意識できる短期(同時)記憶は4つが限度で、5つ以上は意識や記憶がとっちらかる可能性大、と覚えておけばよいでしょう。
さっそく今日から試してみませんか?
引用・参考文献