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ウーバーイーツの初体験レポ

2020年4月29日(水・祝)に東京都立川市でウーバーイーツの配達員を初体験しました。あなたがすでに経験済みでしたら、逆にお恥ずかしい限りですが、本日は初体験のレポートをお送りします。もし未経験でご興味がありましたら、参考にしてみてください。

 

私は千葉県住みなのですが、少し訳ありで立川市で行わないといけない事情があり、大きいバッグ(ウーバーイーツ専用のバッグをウバッグと言います)を持って、電車で立川駅に向かいました。

 

14時半ごろ到着し、立川駅に隣接されてるT-BIKEというレンタルサイクルで電動付自転車を借ります。料金体系は「6時間500円、12時間800円、24時間1100円」で、私は6時間コースを選択。

 

続いてアプリを起動しオフラインから「オンライン」に切り替えます。待つこと30分。初めての依頼が来ました。2件の注文です。さっそく受け付けすると、自転車で1分の「松屋」に行って2件分の注文を受け取れとのこと。

 

すぐ近くの「松屋」に到着し、店員に2件の注文番号をそれぞれ伝えます。注文番号別に商品を受け取ります。店の外に出てウバッグに商品を入れるのですが、2件の商品を混同してはいけません。きちんと区分けして入れます。そしてアプリでピックアップ完了操作をします。(ウーバーイーツでは商品を受け取ることをピックアップと言います。今回は松屋でピックアップ)

 

しかしここで問題発生!完了操作をしたにもかかわらず、配達先の画面に進みません。私も初体験ですから、いろいろ画面をいじります。しかし配達先の住所や指示が出てきません。これはダメだと思い、サポートセンターに電話します。

 

サポートセンターの担当に事情を話すと、いったん電話を切って待つように言われます。3分待って電話がかかってきます。住所を教えてもらい、自転車で5分の配達先に急いで向かいます。

 

"ピンポーン" と鳴らすとお客さんが出てきて、商品を受け取られると同時に、こんなことを言われます。

「ちゃんと住所わかりました?」

 

え? と思いましたが、ここは「わかりました。遅れて申し訳ありませんでした」と頭を下げ、配達先を後にします。

 

ここでなんとなく"からくり"がわかりました。ウーバーイーツのサポートセンターは、私が問い合わせしても、そこでも配達先の住所がわからない状態のため、私が待った3分間に、このお客さんに電話(もしくはチャット)で直接確認していたのです。だから3分も待たされた、ということだと理解しました。(おそらく合っていると思いますが、私の予想です)

 

なんとか1件目の配達を終えました。しかしアプリの画面は固まったままのため、配達完了の操作ができません。またサポートセンターに電話をかけると、先ほどと別の人が出られ、アプリの再起動を命じられます。再起動をすると、それでもやはり固まったまま。対処として、サポートセンターで1件目をキャンセルするしかないとのことで、キャンセルしてもらい、2件目の配達先を教えてもらいます。(1件目の報酬はきちんと発生するように手配してもらえます。サポートセンター曰く、このようなことはよくあるそうです)

 

2件目の配達先を教えてもらうまでに、また3分間待たされましたが、無事2件目に到着。ピンポーン とチャイムを鳴らすと、出られません。もう1回押すとインターホンで"玄関先に置いとくように"と指示されます。指示通り「置き配」して配達先を後にします。

 

外に出て2件目の配達完了の操作ができるかを見てみると、ようやく画面が遷移し、今ごろ2件目の情報が出てきます。そこにはなんと「置き配」の指示が!そして画面に従い進むと、「置き配」時は「置き配」した証拠を残すため、画像を取らないといけないとのこと。急いで戻りましたが、もうお客さんは受け取り済みで、写真は取れませんでした。

 

ということで、1,2件とやりましたが、完全に出鼻を挫かれます。ここは仕切り直して、3件目で後味をよくしようと思い、アプリを「オンライン」にして待つこと30分。

 

3件目の依頼が来ます。受け付けすると、ピックアップ先は自転車で2分の長浜ラーメン屋。無事ピックアップし、そこから自転車で5分の配達先に向かいます。しかしここでもやや問題が・・・。

 

UR住宅で何棟も同じ建物が並んでいます。通常は棟の側面に何棟かの数字が載っているものですが、そこは載っていません。探すのも時間がかかりそうだったので、配達先に電話をかけます。(アプリでチャットか電話か選べます)しかし出られのたのが外国人。まったく日本語がつながりません。一か八かで私が目星を付けた棟の入り口から号室にチャイムを鳴らします。すると、電話越しにチャイムの音が!その外国人も「OK、GOOD!」とリアクションをくれ、無事に配達完了。

 

ということで、3件目の配達を終えたところで、だいぶ疲れました(笑)

 

今回は初日ということで、ここで終わりにします。気になる報酬ですが、この日はいくら発生したでしょうか?

 

1件目:405円

2件目:364円

3件目:473円

 

計 1242円

 

15時半~17時半の2時間ほどの稼働のため時給に直せば621円。これだけ見れば割安ですね。

 

しかし今回は立川駅という稼働場所と15時スタートという中途半端な時間と、初体験ならではのアクシデントが重なってこのような結果でしたが、そうでなければ時給1000円~2000円が相場のように思います。

 

今回は初日で洗礼を浴びた形でしたが、私はこれからも時間が空けば、続けていく所存です。もともと外回りの仕事をしている経験から、地図を見ながら機敏に稼働することじたい慣れてますし、何よりピックアップ先、配達先、会社(ウーバーイーツ)の三方由(さんぽうよし)を体感できたため、時給は置いておき、仕事の中身としてお勧めに思います。

 

最後に今後ウーバーイーツの配達員を検討される方に、この仕事のメリットをまとめます。

 

・稼働場所と時間帯に気をつければ、割安ではない

・運動になる

・シフト制ではない

・これからも需要あり

 

<稼働場所と時間帯に気をつければ、割安ではない

稼働場所と時間帯は、都心部のランチと住宅街のディナーが需要増ということは予想できますが、これは経験や情報を収集するごとにわかってくることと思います。ただしあえて時間帯をずらす注文者(お客さん)もいると思うので、14時~17時のようなアイドルタイムでも依頼はそれなりにあると思います。

 

<運動になる>

運動不足の方は、運動を「仕事」に結び付けることで、運動を可能にすることは合理的に思います。

 

<シフト制ではない>

これが非常に大きいです。通常はシフト制で、決まった時間に決まった場所に出向くことが一般的ですが、この仕事は自分の好きな場所で、好きなタイミングを選べます。

 

<これからも需要あり>

今後にオンラインの仕事が増えれば、在宅ワークやデスクワークが増えるため、ウーバーイーツの需要も増えることが予想されます。注文者が多くなれば、お店側の(ウーバーイーツへの)登録数も増えると思いますし、必然的に配達員への需要も増加され、つまりは配達員への報酬も増加する可能性が見込めます。

 

私自身は、ピザの宅配を始め、料理を自宅に注文するタイプではないのですが、世の中の人はそれを望まれることが多いことが今回の初体験で再確認しました。その背景を考えてみると、パソコンやスマホで仕事やSNS、さまざまなことができるため、お店までの時間、お店で待たされる時間を非効率に感じるのだと思います。例えばわざわざ着替えないといけないとか・・・。

 

それに加え、天気が悪い、足腰が悪いなどさまざまな事情もあるため、ピザや一部の店舗だけの専売だった宅配が、個人店からチェーン店まで扱われれば、注文者のニーズはうなぎのぼりに満たされるでしょう。そのニーズにウーバーイーツの品質が追いつけるかどうかが今後のカギを握ると思います。

 

本日の初体験レポート、参考になりましたでしょうか? 最後までお読みいただきありがとうございました。