人前で緊張しなくなる方法3
以前に「 人前で緊張しなくなる方法1・2」を書きました。今回はその3です。
人前での自己紹介、人前でのスピーチは規模にもよりますが、だいたい聴衆が10人以上からグループディスカッションのようなアットホームな感覚ではなくなるのではないでしょうか。
今回はスピーチや話す内容の「起承転結」のようなテクニックではなく「メンタル」に焦点を当てた内容です。
結論から申し上げます。それは「自分は自分でしかない」と思うことです。以前の記事にも書きましたが、私も小さい頃から人前で緊張するタイプでした。それが社会人になって少しずつ慣れてきたものの、それでも準備なしでは不安になります。しかし逆に準備さえそこそこしておけば、それなりに話はできるようになったわけで、その根底にはこのメンタルがあるからだと思っています。
「自分は自分でしかない」
この言葉の背景には「人は人、自分は自分」という意味が備わります。人まねや誰かのようにふるまわなくてはいけないといった"しばり"はいっさい設けず、ただいつもの自分を目一杯出せばいい、自分であることに誇りをもつ、そんな感じです。ですので逆に人前に出れば出るほど"元に戻る""元の自分に還る"といった意識をもちます。
そもそも私がなぜこのテーマの記事を書こうと思ったかと言うと、あるメンタリストの「大勢の前でも緊張しない唯一の方法」と題した記事を読んだからです。そこにはこんな風に書かれています。
「ありのままが大事。等身大の自分で勝負すること」
あるメンタリストというのは「メンタリズム 最強の講義」の著者 ロミオ・ロドリゲスJr.さんです。記事はこの著書から抜粋した内容を届けています。
毎日のように聴衆に立って話をしているだろう、メンタリストが「緊張しない唯一の方法」と言い切るからには、裏打ちされた体験が豊富にあるのだと推測します。そして私がいつも自分に言い聞かせていたメンタリズム?と一致したため私のつたない経験もあり、紹介したしだいです。
私がなぜ「自分は自分でしかない」と割り切るスタンスでそれなりにうまくいっているのか? それは自分を「主」にできるからだと分析します。この「主」については、過去記事「 人前で緊張しなくなる方法1」に譲りますが、緊張は聴衆が「主」、自分が「従」で自分に劣勢感を抱くことが原因になっていると思います。
また自分が自分に話しかけるような感覚で、(人前の)聴衆は二の次というスタンスが自然と自分を「主」にしてくれるように思います。自分を敬う姿勢、自分を尊ぶ姿勢、そしてその生き方。人を見ているようで、内心自分を見ている、決して聴衆が「主」にならないことが、逆説ですが一番聴衆を巻き込み、聴衆を「主」にできる余裕(一体感)が生まれるように思います。
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事
過去記事