心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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前向きのコツは、3点の明確化

前向きに生きられないという状態は、さまざまなケースが考えられます。たとえば「身体的なコンプレックスを持っている」、「失敗続き」、「人間関係の悩み」等です。その中でも本日はいつもくよくよしてしまい、イヤなシーンや出来事(人間関係)をいつも思い出しては苦しくなる人向けにお話しします。

 

何を隠そう私もいつも前向きに生きているわけではありません。ちょっとしたことでくよくよする性分ですが、それでも10年前よりはずっと前向きに生きています。なぜでしょうか? それはちょっとしたコツをつかんだからです。そのコツとは?

 

次の3点を明確化することです。

  • 価値観
  • 目的
  • 目標

 

共通項は「明確化」です。なぜ私たちは終わったことをくよくよ悩み、思い出すのでしょうか? それは上記3点のすべてが明確になっていないからです。「人は易きに流れる」と言いますが、これは本当に世の真理です。水は川上から川下に流れ、重力は常に働きます。春夏秋冬も自然と訪れ、夜の後は必ず朝が来ます。つまり明確な価値観、明確な目的、明確な目標を持たなければ、イヤなシーン(思い出)に流されるということです。

 

明確な目的・目標を持ち、それに邁進する自分に、どうでもいいことは不要です。見ている視野が狭ければ、どうしても目の前の現象に一喜一憂します。だから視野を広げられるよう、自分の目指す(あこがれる)目的・目標を(あえて)明確化し、常に自分の真横に据える必要があります。

 

目的や目標の明確化には、「自分は何が好きで何にホッとするか」という価値観がわからなければ設定できません。「人は人・自分は自分」をベースに素直に価値観を明確化することが大切です。価値観がわかれば、そこに目的や目標を付随できます。

 

この価値観の明確化は自己啓発の名著「7つの習慣」でも推奨されているとおり、すべての出発点となります。ですが、これが一番難しいのも事実。例えばお金を求めるのか、家族や人間関係を求めるのか、仕事での成果を求めるのか、はたまたすべてを求めるのか。

 

何事もバランスが大切と言われますが、「虻蜂取らず」とか「二兎を追うもの一兎をも得ず」という言葉どおり、すべてが中途半端に終わる危険性もあります。よって明確化した後も、常に自分の心がフィットしているかのチェックが必要です。

 

本記事で一番申し上げたいことは、「明確化」の技術ではありません。自分にグッとくる価値観・目的・目標を設定し、常にそれを自分の真横に抱きかかえるように据えることが大切と言いたいです。真横に据えた価値観・目的・目標は、目の前のイヤな現象をすべて塵芥(ちりあくた)のごとく一蹴し、または「それもまたよし」と利用します。

 

自分の目線がグラつくから、イヤなシーンにとらわれるのです。実業家の堀江貴文さんも言われるように、よそ見をしないほどに自分を忙しくすることがそれを回避させ、そのために目標や目的の明確化が重要ということです。

 

「価値観・目的・目標」は一つに絞る必要はありません。グッとくるそれなら、複数あったほうが視点が広がり心の安心が強化されます。そして見栄や体裁は一切不要です。テレビドラマを観るとか、ゲームをするとか、宗教にのめり込むなど、自分がハマることならなんでもよしです。見栄や体裁でごまかしても、ごまかした先に幸せはありません。「素直」な目で自分を救いましょう。

 

前向きのコツは、3点の明確化

  • 価値観
  • 目的
  • 目標

 

「柳に風」は、柳の根っこに芯があるから起きるもので、その芯こそが上記3点の明確化と考えます。

 

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3つ目の「社会資本」

「資本」には三つの種類があるといいます。一つは自己資本、二つは金融資本、三つは社会資本です。この資本を投資に置き替えると、一つは自己投資、二つは金融投資、三つは社会投資です。

 

先日の記事「投資の要諦」では、金融投資について語りました。とても大切なことをお届けしたつもりですので、まだお読みになっていなければぜひお読みいただき、実践に踏み込んでいただけたらと思います。さて、本日はいっけん軽視しがちな「社会資本」についてお届けします。

 

まず金融投資に明け暮れる方は、ほぼ一日中チャートに張り付くか四季報などで企業分析をしていることと思います。それが趣味や遊びレベルに楽しいことならば、特に問題はないでしょう。しかし利益を追求することが目的ならば、非常に難しい局面を迎えるかもしれません。それは一日中チャートに張り付いても、投資信託のインデックスファンドとリターンが大差ないなら、時間の損失が半端ないということです。

 

私が積立投資をお薦めするのは、時間を確保できることが理由として大きいです。ネット証券やスマホ証券で初期設定をするだけで、機械的に投資をしてくれるわけなので、自分でやることは年に1,2回のメンテナンスやリバランスくらいです。しかしインデックスファンドならば、メンテナンスも必要ありませんし、リバランスもすでにそれが組み込まれているファンドがいくつかあります。それらを活用すれば、年に1,2回のチェックも必要なくなります。

 

そこで自己投資と社会投資の出番です。私は現在ワンルームマンションを3戸所有していますが、その中の一つの業者から友人紹介キャンペーンを促されています。3,4人は紹介しましたが、融資枠が足りなかったり、属性が及ばなかったりで、まだ一人も契約には至っていません。ちなみに友人紹介で現金がもらえたり、何かのギフト券がもらえるのはどこの業者もやっていますが、今回はその増額キャンペーンとのこと。

 

その詳細は置いておき、私にもっと紹介できる友人がいれば、お付き合いのある業者とさらにwinwinな関係が作れるのに・・ど思うこともしばしば。だからといって非正規社員や低所得の友人に何かあるわけではありません。浅く広くでもさまざまな分野の人と交流があれば、その人たちのwinwinの橋渡しができるかもしれないと思っただけです。

 

投資と聞くとまず金融投資のイメージが浮かび、その次は自己投資のイメージが浮かぶと思います。が、実はそれと同じくらい社会投資も大事なことで、けっして深くなくていいところが今の時代のマッチングです。

 

不動産投資のキャンペーンの話は現金な話に聞こえるかもしれませんが、話の本質は心の豊かさです。例えば恋活や友活に、友人と友人を紹介したり、単純にワイワイ飲み会をするだけでかまいません。その頻度は少なくてよく、リアルが皆無でもSNSだけで心が豊かになれる時代です。そしてSNSのつながりだけで、例えば先の不動産投資のキャンペーンにも参加できます。

 

一番もったいないのは、投資そのものの視野が狭くなり、金融投資だけとか、自己投資だけなど、資本にバランスが取れなくなることです。分散投資といっても金融の中だけの話しに終わらせず、目線を高く持ち、「自己・金融・社会」の枠組みの中で図りたいものです。

 

ちなみに社会資本は公的資本も含めます。公的年金や公的介護保険など、国や自治体がセーフティネットとして用意しているサービスも立派な資本です。しかしそれはあえて意識しなくてもわかっていることですし、投資の視座もありません。やはり趣味や遊び、人脈ネットワークの類(たぐい)が、社会投資としてのしがいがあり、立派な社会資本(心の豊かさ)を生んでくれると思います。

 

3つの「資本」

 

自己資本の増殖により、社会資本が変化することも考えられ、金融資本が社会資本の中身を変えることも考えられます。すべてはつながっていると思い、それならばなおさら、バランスを取るべく(忘れがちな)社会資本を大切にする必要があります。大切にするということは、時間とお金をかけるということ。手間暇かけて、面倒くささを一蹴し、どんどん人とのつながりを育んでいけたら最高です。ともにがんばりましょう。

 

3つ目の「社会資本」

 

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「形」に残す意味

先日お届けしたROLAND流「続ける」コツは、彼の著書「君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉」から拝借した内容でした。同書ではその他にさまざまに有益な内容が載っていて、そのうちの一つにROLAND流のミニマリズムがあります。

 

ROLANDの最高の贅沢は、「スマホすら持たずに旅行に出かけること」とのこと。今はまだその域に達していないみたいですが、近々達成する意気込みが語られています。

 

SNSが発達し、いまやスマホを持たない人はいないに等しく、事あるごとに画像や動画に対象をおさめようとします。しかしその画像や動画を観返すときは、いったいどれほどあるでしょうか?

 

ROLANDは当時楽しかった写真を見返したとき、ふとそのときの思い出が色あせてしまう体験をもちだし、最高の思い出は脳に焼き付けるものでは?と提起します。

 

私もその論に同調します。以前の記事にも書きましたが、日記を付ける目的は、その日にけじめをつけるためというのが大きいです。昨日にくよくよする人はいますが、良かれ悪かれ昨日を思い出さなくて済むよう、その日を形に残すのです。見える化するのは、読み返すためではなく、読み返さなくて済むようにするためです。

 

これはやってみればわかります。日記やメモに見える化させるだけで、なぜか心は安心し、よほどのことでない限り見返すことはありません。知識的なことでしたら検索で引っ掛けることはありますが、思い出のようなものはまず引っ掛けません。

 

つまり心の安心のために「形」に残し、「形」に残っているかぎり安心の境地にいつまでも浸れます。浸れる以上見返す必要はありません。これが悪いことにも作用するから不思議です。二度と思い出したくない出来事に遭遇したとき、やはり日記にきちんと記します。すると先述通り"けじめ"の作用が働き、「そのときはそのときのこと」と割り切りが心に生じます。生じれば思い出そうとは思わなくなります。なぜなら時(とき)を日記に刻んだからです。当時の時(とき)と今の時(とき)は別物です。もう今は今の風が吹いているのです。戻る理由はありません。

 

日記や手帳に時(とき)を刻まないから、中途半端に蘇ってくるのです。それでは今と未来の足かせです。しかしここで本質に迫ります。蘇っていい思い出もきっとあるはず。それが良き思い出・楽しい思い出だと思うのです。

 

ということは、楽しい思い出、美しい風景などは逆に「形」にしない方がいいとも取れます。ROLANDが言われるように脳に刻み、何度も脳で甦らせ、甦らせるほどに美しさが増加される感じです。良き思い出というのは、思い出すたびにますます美化されるものなのです。

 

まとめます。

 

良いことも悪いことも形に残す。さすればすべてにけじめがつきます。そのけじめが今日に全力をもたらし、明日を輝かせます。しかしあえて良きことは形に残さず見える化させない。そんな方法もせっかくの良き思い出が色褪せずに済む有効な手です。なぜなら思い出というのは自分の都合のいいように美化されるからです。この美化現象は脳科学の世界でも有名な話で、歳をとるごとに人は都合のいい思い出しか残らないように整理されます。

 

本当に楽しい時間は、めいっぱい感情で受け止め良き思い出とさらに進化発展を狙います。それを写真や動画、活字で残してしまうと、見返さなければいいですが、見返したときは等身大かそれ以下に色褪せてしまいます。なぜなら脳に刻まれた思い出は、繰り返しになりますが、美化の方に進化発展するからです。

 

「形」に残す意味

 

すべてに見える化がいいわけではありません。見える化にも一長一短があり、その使い分けをROLANDミニマリズムから考えさせられたテーマでした。

 

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「投資」の要諦

2021年12月に発売になった本に次があります。

大江英樹著「となりの億り人」

 

投資本をある程度お読みの方ならピンとくると思いますが、「となりの億り人」というタイトルは、世界的な名著「となりの億万長者」をもじっています。「日本においても隣に住んでいる人が資産1億円を持っているかもしれませんよ」ということです。

 

実際にデータを用いて「日本においても何人に1人は資産1億円」ということが書かれていますが、本記事の主題はそこではありません。著者の大江さんが投資の神髄を端的にまとめられているので、そこを主題とします。

 

日本でも世界でも、資産家というのは創業経営者がなるものというのが一般的です。しかし資産家とまではいかず、資産1億円ならば、サラリーマンでも到達可能というのが大江さんの主張です。

 

しかしそれは決して簡単なものではありません。どうしたらサラリーマンでも資産1億円に到達できるのか? その答えは「時間と積立投資をセットで味方にする」ことです。サラリーマンが株価に一喜一憂したり、仮想通貨など値動きの激しい対象にバクチを打つことは再現性に欠けるためナンセンスです。

 

「時間と積立投資をセットで味方にする」

 

積立投資は基本、投資信託を対象とします、個別株やETFなどは天引きの形で自動的に積立はできません、都度自分で購入しなければならないため、ここでは投資信託で話を進めます。

 

投資信託でコツコツと積立投資をし、その積立額を徐々に分厚くすること。そして、暴落相場でスポット購入をすること。この2点で資産1億円は到達可能です。

 

もう一度まとめます。

 

  1. 投資信託で毎月(毎日)、ドルコスト平均法で積み立てる
  2. 暴落相場でスポット購入する

 

この2点です。あとは毎月の積立額に応じて資産1億円までに要する時間が変わるだけです。20代から始めて、徐々に積立額を分厚くしたならば、50代で到達できるかもしれません。また投資対象となるファンドのパフォーマンスによっても左右されます。大江さんは特別なファンドの推奨には触れられていませんが、一般的に言われていることに「コア・サテライト投資」があります。コアの部分は世界分散型のインデックスファンドで、サテライトの部分は各種のアクティブファンドでといった形です。

 

もう一つ大事なことがあります。それは「市場に居続けること」です。これはいくつかの有名な投資本に決まって書かれていることです。市場に居続けるというのは、投資信託なら、そのファンドを保有し続けるということ。株式ならその株を保有し続けることを指します。

 

よく考えてみてください。株価も基準価額も下落するときもわからなければ、上昇するときもわかりません。だから時間分散し購入単価を引き下げるわけですが、引き下げて終わりなわけがありません。引き下げてなおかつ上昇を享受させることで、リターンが生まれます。その機会をけっして逃してはならないということです。

 

大江さんの言葉でまとめます。

 

  1. 投下金額を増やすこと
  2. 暴落したときに買い増しをすること
  3. 保有し続けること

 

私はうち、2点目が非常に肝だと思います。常に現金を一定額保有することで、暴落相場でのスポット購入が可能になります。毎月めいっぱい積み立てることも大事ですが、それではリターンの享受を最大化できません。暴落相場で勇気を出して買い足すことで、リターンの最大化が見込めます。

 

これは誰にでもできることではありません。誰にもできないことをするからこそ、リターンが生まれます。リスクをとるからリターンが享受できるのです。そしてこれまでの歴史のなかで、世界のGDPが拡大しつづけるなら、必ず株価や基準価額はもとに戻ります。そして上昇しつづけます。その波に自分の資産を乗せられるかどうかです。

 

「投資」の要諦

 

資産1億円に到達したからといって何かあるわけではありません。資産の多寡はどうでもよく、自分が求める額に到達させるのに、今回の要諦が大事になってくるのでは?ということです。

 

最後に上記3点は、投資額の継続的な捻出を前提とします。きちんと収支管理をし、できたら捻出額を増やせるよう、スキルアップも併行できたらなおよしです。

 

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ROLAND流「続ける」コツ

2021年7月に発売になった本に、ROLAND著「君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉」があります。前著の「俺か、俺以外か。」よりも私の中では刺さった内容が多かったです。さて、本日はその中のROLAND流「続ける」コツを紹介します。

 

継続の重要性は当ブログのこれまででも、10記事以上はお届けしました。何度お届けしても足りないくらい重要かつ難しいテーマですが、今回のROLAND流は今までにない視点になっています。私も思わず膝を打ってしまうほど感嘆した内容です。

 

まずフルマラソンの距離をイメージしてください。42.195kmです。そのゴールを習慣化の完成と位置付けます。つまり走行距離は習慣形成の進み度合いといった感じです。

 

この走行ですが、500mを走ったときに"もうイヤだ"といって止めるのと、500mを乗り越え、1㎞を乗り越え、10㎞を乗り越え、ちょうど40㎞の地点で止めたくなるのと、どちらが "止めようかな…" と思うでしょうか? またどちらが"止めたい"という感情が都度こみ上げるでしょうか?

 

いわずもがな、500m地点です。走行でいえば500mなど42.195㎞からしたら、走り始めていないのとなんら大差はありません。だから止めやすいのです。これがどんどん走り進めると、今度は走ることが当たり前になり、仮にゴール目前の40㎞地点で足が疲労困憊になっても、それでもあと2,3㎞なんだから・・と足にムチ打って走り続けるでしょう。もったいない精神の発動も含めて…。

 

ROLANDはこれを一言でこう言います。

「続けるコツは、続けること」

 

走り始めが一番「止めても挫折感や喪失感がない」のです。これが走り進めるほどに、止めたときの喪失感が大きくなるため、逆にそれを利用しようという形です。この全体感がわかっていれば、走り始め=習慣化に向かって何かをやり始めたときの辛さには、簡単に負けなくなります。この全体感が大事です。実際のマラソンでも、どこに何メートルの上り坂があり、下り坂があるかがわかっていれば、ペース配分が調整でき、頑張りどころがわかります。

 

「続けるコツは、続けること」

 

続けた先には、「ラクに続けられる自分」が必ずいます。その「ラクに続けられる自分」を追いかければ、どこかで閾値(沸点)に達し、今度は習慣が自分を救ってくれます。これが習慣化の旨味です。

 

私も毎朝緑茶を飲む習慣を続けていますし、筋トレやランニングの習慣も続けています。それ以外に1日1~2食の習慣やパソコンや金融の勉強習慣もあります。とりわけ筋トレやランニングのように肉体を使う習慣が顕著ですが、職場等でイヤなことがあったとき、筋トレやランニングをしている自分が、「自分は自分」と、イヤな出来事の回想をバッサリ切り捨ててくれるのです。

 

「自分は自分でしかない」とか、「自分には戻る場所がある」など、自分を形成している習慣が自分を慰めてくれるのです。これは非常に「手応え」です。本当の自分とはなんぞなのか、本当の人生とはなんぞなのか・・と。間違いなく習慣をモノにしている自分の方が「真」です。そうすると、人間関係の悩みなら、相手に対しても「ま、いいか」と許す気持ちもこみ上げようというもの。それほど習慣は自分を助けてくれる産物になります。

 

あのレジェンドと言われたスキージャンパーの葛西 紀明さんも、五輪で結果が出せなかったときから「走ること」は止めなかったと言われます。スキージャンプの成績が振るわなくても、「走ること」だけは習慣として続けたとのこと。スキージャンプの世界とは切り離したところで、(習慣として)走り続けたからこそ、スキージャンプへのトライも続けられたと述懐されています。

 

「なりたい自分」に対しての習慣ならば、最初は苦痛でも、ぜひROLAND流でその地点を乗り越えてください。乗り越えた先は、今度はあなたの精神的苦痛がそれ(習慣)によって癒されるときがきます。そのときまで愛着を持って継続してください。そして癒されたあとも、次に癒されるときまで、これまた愛着を持って継続してほしいと思います。

 

「続けるコツは、続けること」

 

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「無駄」を止める勇気

優先順位の一番は、無駄なことを止めることです。よく「人生に無駄なことはない」といったことを聞きますが、それは後付けで、繰り返すルーティーンに無駄なことは都度発生します。例えば寝る前にスマホSNSをダラダラと見たりゲームをしたりすることです。寝る前だけにブルーライトは浴びない方がいいですし、後から振り返っても何も残らない時間に思います。

 

何を隠そう私もその一人でして、1ヵ月前から寝る前にスマホを見るのをピタッとやめました。最初はなんだか寂しい気持ちが募りましたが、1週間もすればとっとと寝入った自分が清々しく思えました。また翌朝にすることを決めて寝る習慣も同時に派生し、今では翌朝の初動をいかに快活にするかを目指して寝るようになっています。

 

日常を効率的にするのは、汚部屋を掃除するのに似ています。まず要らないものを捨て、部屋をスッキリさせることから始まります。何かを始めるから掃除するのではありません。掃除をするから何かを始められるのです。

 

この順番はなかなかピンときません。彼氏ができたからダイエットをするのではなく、ダイエットをしたから彼氏ができたのです。日常の効率化も同様で、無駄なものをなくしたから、よりやりたいものを見えてくるのであり、やりたいものが見えたから無駄をなくせるのではありません。

 

何事も例外はありますが、基本的にはそのパターンが現実です。よく「チャンスは準備をしている人に舞い降りる」といいますが、無駄なことが多い日常に、チャンスを受け入れられるだけの心身は整わないのが通常です。

 

具体例をあげます。例えば私が部屋をすっきりさせ、見た目や体型も整え、自分を凛々しくさせたとします。そんなとき、目の前にとてもタイプな女性が現れました。何かの拍子に話すタイミングがあり、何気に雑談し、波長が合うことがわかりました。勢いでラインの交換を申し出て、晴れてラインで会話もできるようになりました。

 

いっけん、どこにでもあるシチュエーションですが、投資と同じように負ける人は必ず勝つ人と同じだけ、いやそれ以上に多いのが実際です。どういうことかというと、私が汚部屋を放置し、かつ見た目もダメダメ、毎日にパッとしていなかったら、同じようにはいかなかったはずということです。会話も笑顔でできなかったかもしれない、LINE交換も申し出られなかったかもしれない、また断られたかもしれない・・。

 

まず何かの現実が起こっていなくても、自分を指針に無駄をなくすことから始めてみることです。私も今年は部屋の断捨離を進めることを決意し、いまはその途上です。誰からも褒められなくても、誰からも認められなくても、それでもやるというのが自分のためになります。自分で自分を褒められる人、応援できる人が日常の無駄を省けます。

 

まずは「無駄」をやめる勇気をもつこと。無駄を省いたあとのことは二の次です。だらだらと何かをしていたことをやめてもヒマになるだけかもしれません。しかし向上心があれば必ず何かに挑戦したくなります。これまで無駄が挑戦心を閉じ込めていたので、それが解放される感じで、"自分はできる!"と心から思えます。

 

こんな言葉があります。

「良い習慣をつくらなければ、悪い習慣がつくられる」

 

そのとおりだと思います。人は易きに流れる生き物ゆえ、そうなるのは仕方がありません。無駄も同様です。

 

「意識的に無駄を省かなければ、無駄が押し寄せる」

 

だから誰から言われなくても自分で自分を律する必要があるのです。そのために次の言葉が有効です。私はいつもこの言葉を頼りに自分にムチを打っています。

 

「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うること勿れ。只だ一燈を頼め」

 

江戸時代の儒学者佐藤一斎の言葉です。自分で自分の足元を照らし、その灯りを頼りにただ進めばいい、そんな言葉です。自分で照らす灯りはどこから来るのか?それは希望であり、志であり、何かを信じる気持ちです。人によっては負けん気や夢かもしれません。

 

この言葉の凄いところは、人とたわむれていても遊んでいても、自分に一燈を捧げれない人はどこか空虚と、暗に言っているところです。それだけ本質的なことということです。

 

無駄は勝手に押し寄せます。無駄に埋もれては新しい可能性に出会えません。今はトンネルの中で出口が見えなくても、無駄をやめる勇気をもち、必ず実行してください。それをしても現実は何も変わらないかもしれません。変わらなくていいのです。水が100度で沸騰するように、積み重ねた先にしか現実はもともと動きません。

 

それよりも自分で自分を褒める習慣を身に着ける方が大切です。人に褒められなくても自分で自分を褒められる人が成長します。そして世界のどこかで多数にそういう人がいるもので、それもごまんといるものです。そんな世界にも思いを馳せたら自分は一人ではないと本当に思えると思います。

 

「無駄」を止める勇気

 

投資も食事もすべてに通じます。タイミングを狙って投資をしてもタイミングがつかめるかは不確定です。不確定なものを素人ががんばってもたかがしれています。それが無駄なのです。食事も添加物やお菓子をやめれば、それだけで健康的な生活の半分以上は満たされます。添加物やお菓子(甘いもの)が無駄なのです。

 

今まで何気に行ってきた習慣を見直すことは勇気が要ります。その勇気を煥発できるのは生きているうちだけです。また病気や高齢になってからでは(煥発しても)遅かったりします。今のあなた(私)しかできないチャンスかもしれないのです。

 

新しい自分に出会うには時間が必要です。今すぐにでも無駄を省き、空いたスペースに深呼吸をしてみてください。深呼吸の中に挑戦心が湧きたつかもしれません。

 

「無駄」を止める勇気

 

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投資信託「毎日積立」のススメ

私は最近個別株の投資に頭を巡らしていました。しかし結局それは止めることにし、表題の「毎日積立」にチェンジしました。

 

私が個別株に関心を寄せたのは、半導体関連株が急落し、逆張りを狙ってのことです。しかし毎日のように上下する株価に的確な判断がもてず、時間と神経の無駄遣いであることを悟りました。

 

それならば私が買いたい株に投資している投資信託「毎日積立」をする方がよほど効率的ということで、すぐさまあらゆる投資信託をリサーチし、数十種類の投資信託に数百円くらいで「毎日積立」を設定しました。

 

なぜ「毎日」なのかというと、詳細は省きますが、「毎月」と比べて0.01%~1.8%くらいリターンが高いためです。(積立期間や種類により変わります)

 

そして投資信託は何千種類とありますが一日100円から設定できるため、リスクを応分に減らせる点も見逃せません。例えばハイリスク・ハイリターンに挑戦したい人なら、予算が毎月3万円あるとして、1万円だけそのハイリスク・ハイリターンのファンドに投じるのです。1万円を23日で割ると、434円くらいです。毎日ハイリスク・ハイリターンのファンドに434円投じるのです。そして残りの2万円で堅実なインデックスファンドに投じるのです。大事なのはトータルリターンの最大化を冷静に考えること。ギャンブルではありませんので、落ち着いて冷静に戦略を練るのです。

 

さらにリスク分散を加速してみます。先ほどのハイリスク・ハイリターンのファンドに一日434円を投じると言いました。そこにハイリスク・ハイリターンのファンドを1種類から3種類に増やし(つまり2種類を追加する)、1種類ずつに144円(434円÷3)を(毎日)投じるのです。

 

このようにせっかく最低積立金額が100円/日なのですから、それを有効に活用しない手はありません。しかし投じたくないファンドにまで細分化させる必要はなく、投じたいファンドが数少ないならそこに1万円でも10万円でも投じればいいのです。

 

ところで現在は投資のタイミングとして適切なのでしょうか?

 

米国株がちょうど一時の下落から息を吹き返し始めているところとみます。堅調にいけば右肩上がりの回復が見込めます。しかしインフレの高止まりが十分に解消できない可能性もあるため、1年や2年は見越して、毎日 時間分散を行えるだけの積立余力は確保したいところです。積立余力の確保というのは、1年や2年は「毎日積立」を継続できる資金で行う必要があるということです。

 

一発逆転を狙ったり、大勝を狙う気持ちはわかります。私も個別株のほうがリターンが見込めると思い、下心むき出しでタイミングを狙いましたが、問題なのはタイミングを狙っている時間と労力がもったいないということです。

 

あらゆる先達が自己投資をすすめるように、本業でもない私たちが毎朝株価を気にして他のことに集中を割けないというのはどこか間違っています。株価の動向に神経をすり減らさなければならないのは、それを本業としている機関投資家ファンドマネージャーです。せっかくそれらの人がいるのに、それらの人を活用しないのは、自分の成長力を無駄にすることと等しいです。

 

さらに申すと、個別株を買ったら買ったで、その次は買った後も(株価の)動向が気になります。今度は売り時を探ったり、下落したならやきもきして上がることを祈るだけ。その時間でもっとやれることがあったでしょ・・と後悔しても後の祭りです。

 

そのようなことを考えると、投資信託というのは本当に素晴らしい投資商品だと思います。「毎月」でも十分だったのに「毎日」にしてくれて、かつ最低設定額が100円です。今はスマホ証券も旺盛ですが、ファンドの種類という点からすると、やはりネット証券に分があります。私はSBI証券を利用していますが、楽天証券でもマネックス証券でもどこでもいいと思います。

 

結局投資全般からしても、分散投資が一番得策です。金融投資だけに偏らず、自己投資もすれば社会投資もするのです。社会投資というのは遊び仲間や趣味仲間、ボランティア仲間など、人脈を広げて仕事とは関係ない居場所を育むことを指します。私はそこ(社会投資)はまだまだですが、少しずつ人生を彩っていけたらと行動はしています。

 

投資信託「毎日積立」のススメ

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

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