心の戦士!~心が前向きになる言葉~

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成功のコツは二つ

「成功のコツは二つあります」

そのように言われたのは、現株式会社イエローハット創業者で掃除道を50年以上も体現される鍵山秀三郎さんです。

 

では二つのコツとは何でしょうか?

 

「コツコツ」

 

鍵山さんはこの話を講演でされ、どっと笑いが起こったそうです。しかし実際は冗談でも笑い話でもなく、その通りの答えになっています。その後どのような話をされたのかまでは(藤尾秀昭さんの著書には)載っていませんでしたが、鍵山さん自身が経営でも掃除でも、生まず弛まず愚直に続けられていることは、身近な方はもちろん、私のような読者にもわかっているところです。

 

鍵山さんの言葉に私が捕捉するのもおこがましいですが、しいて言わせていただくと、「コツコツ」の実現は「少」「小」を大事にするかどうかにかかると思います。

 

はじめから大仰に構えず、本当に小さなことから始めます。早起きなら5分だけ早く起きる、5分だけ早く寝るといった具合です。そしてできたら自分を褒めると同時に記録を付けます。記録が明日への糧になります。

 

なぜ「少」「小」を大切にするのか?

 

それは、人間は根源的に変化を嫌い現状にとどまろうとする性質があるからです。コンフォートゾーン(快適空間)といったりもしますが、現状が最大のコンフォートゾーンです。それを打破するのは容易なことではありません。つまりは変化を積み上げること自体が自然の法則に逆らっていると言えるのです。

 

仮に「大」ができたとして、明日もあさっても継続しようと思えるでしょうか? 大方の人は無理でしょう。投資とまったく同じです。ハイリターンの裏にはハイリスクが潜みます。本当にハイリターンを狙いたいなら、時間をかけてローリターンを積み上げることが堅実です。

 

大事なことは「コツコツ」という名の「継続」です。短距離走ではなくゴールのないマラソンです。いきなり飛ばしては1週間も完走できません。「コツコツ」走るから遠くまで行けるのです。

 

ということで、言い得て妙な成功のコツ。それは二つあります。

 

「コツコツ」

 

仕事でも趣味でも、あらゆる物事に当てはめてみてはいかがでしょうか? 継続できれば、成功するまで継続できます。そうすれば成功は手にしたようなもので、あとは時間の問題です。松下幸之助さんの有名な言葉にもあります。

 

「失敗した所で止めるから失敗になる。 成功するところまで続ければ成功になる。 成功する為に最も必要なのは、諦めず成功するまで続けることである」

 

成功のコツは二つあります。

「コツコツ」

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考書籍

藤尾秀昭著「はじめて読む人のための人間学

「一源三流」

「一源三流(いちげんさんりゅう)」

 

この言葉は江戸期の儒者伊藤仁斎(じんさい)氏が言われたとされています。意味は「誠実を源に、汗を流し、涙を流し、血を流す」です。

 

人間学を追求される出版社=致知出版社の本で私は知りました。若い人には、このような意味合いは"いまどき古い"と言われるかもしれません。しかし私は好きですし、現代でも自分の克己にムチを打つため、折に触れたい言葉と考えます。克己心じたい、時代遅れと言われそうですが、なんだかんだで感情に流されず自分を律すれる人の方が成功も幸福も手中に収められると思います。

 

さて冒頭の言葉に戻ります。

 

「汗を流す」とは文字通り、額に汗して労力を惜しまない姿勢をいいます。麻雀を通じて人間育成を図る雀鬼会の会長・桜井章一さんも数々の著書で「心を広げて行動を惜しむな」と言われています。結局そのほうが自分も相手も「win-win」の関係がもたらされ、自分の望みも相手の望みも、両方叶えるための最善のツールとなりえているからでしょう。

 

「涙を流す」は、悔し涙とうれし涙の両方を意味させます。悔し涙は数々の辛苦に耐えること、うれし涙は己が達成感や人からもたらされる感動・感激を指します。

 

「血を流す」は、致知出版社・藤尾秀昭社長曰く「命をかけること」と訳されます。「命をかけるくらい、真剣に物事に打ち込む」、それを端的に言い表した言葉です。

 

私たちが座右の銘を持つならば、なるべくシンプルに一語にまとめらているほうが都合がよく、それでいて含蓄に富む言葉が最高です。「一源三流」はまさにそれを表している言葉に思い、これだけであらゆる場面に克己が発動できる気がします。

 

すぐに思い出すことができ、都度効力を発揮する言葉、藤尾社長もおそらくこの言葉を座右の銘にしたためたからこそ、何冊もの著書にこの言葉を紹介しているのだと推測します。

 

ちなみに私は「一源三流」の「三流」の「涙を流す」が一番心に響きます。人付き合いの中では、当然辛苦を舐めることが発生し、理不尽も受け入れざるを得ないことがあります。そんなときはこの言葉を思い出し、作者と言われる江戸期の儒者伊藤仁斎(じんさい)氏の心に触れ、自分の成長へと転化させます。

 

辛苦を舐め、理不尽を受け入れてこそ、一回りも二回りも自分を大きくできる、それが人付き合いや人を動かす器となると自分に言い聞かせます。器を大きくすることが結局はいろいろなことを受け入れられ、ストレス解消ならびに、人付き合いの良好がつくれると考えるからです。もう一つの「涙を流す」=うれし涙は、そんな発想からももたらされます。

 

「一源三流」

 

誠実をモットーに、誠実をすべての根源に、「汗を流す」「涙を流す」「血を流す」。そこに人生を創ります。その過程に成長・成功・幸福がもたらされます。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「記憶力」に必要な3つの脂質

次の記事では、記憶力を良くする「油」について書かれています。私は学生の頃から記憶力そのものに関心がなく、自分が良い方なのか悪い方なのかも関心がありませんでした。

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 しかし現在40歳ですが、最近は記憶力がいい方が、何かと便利であると思うようになりました。仕事全般はもちろん、人とのコミュニケーションの円滑化が主な理由です。よく言われることに「調べれば済む」とか「ググれば済む」という話がありますが、生のコミュニケーションで瞬時に”その答え”が出なければ、正直 ”丁々発止のやりとり” にはなりません。

 

そこで本日は具体的などんな食品を摂取すれば、記憶力に良い「油」を摂れるのかをお届けします。と、その前にどんな脂肪酸が食品に含まれていれば、記憶力に良い「油」となるのかを見ていきます。

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レシチン

レシチンという脂肪酸は、記憶に関係する脳内物質「アセチルコリン」と「ミエリン鞘」の原料です。「アセチルコリン」は記憶力に関係する脳内物質です。人の顔は覚えているのに名前を思い出せないという記憶力の低下は、「アセチルコリン」の不足によるものです。

「ミエリン鞘」は脳細胞同士の情報リレーをサポートする物質です。レシチンが不足し、ミエリン鞘が弱くなると、次の脳細胞に情報が届かなくなります。すると、買い物に出かけ、いざお店に着いたときに何を買おうとしていたかを忘れてしまうなどの物忘れが起こります。

 

・オメガ3

DHAEPAなどのオメガ3とよばれる種類の油は、脳神経の発達機能の維持に欠かせません。 特にDHAは、脳の伝達情報に必要な神経細胞を活性化し、判断力や集中力を高めてくれます。また、EPAは血中の中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする働きがあります。脳内の血管の若々しさを保ち、幸せホルモン「セロトニン」の働きも良くしてくれます。

 

コレステロール

体内のコレステロールのうち、4分の1が脳に存在します。脳の神経細胞は高度な情報処理をしているため、複雑な形をしています。その細胞膜の形と柔軟性を維持しているのがコレステロールです。ストレスに強い体をつくる副腎皮質ホルモンや性ホルモンもコレステロールを原料にしています。

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この3種類の脂質を摂取するために、以下の5種類の食品を摂取することが勧められます。

 <卵>

卵黄に含まれる卵黄レシチンが、脳内の神経伝達物質のもとをつくります。

 

<大豆製品>

大豆には大豆レシチンが含まれています。豆乳でも代替可能です。

 

<魚>

DHAEPA(オメガ3脂肪酸が脳を活性化します。魚の中でもさんま・さば・マグロ・いわしなど、青魚が特に含有量という点で優れています。

 

亜麻仁油やしそ油>

細胞の機能を正常に保つためには、オメガ6とオメガ3のバランスが大事です。積極的に気をつけている人以外は、どうしてもオメガ6の割合が多くなります。そこで亜麻仁油やしそ油にはα-リノレン酸が含まれているため、その一部が体内でオメガ3脂肪酸に変換されます。つまりはα-リノレン酸を意識的に摂ることで、比率を「オメガ6:オメガ3=1:1」に保とうということです。

 

<チアシード

スーパーフードとも呼ばれ、亜麻仁油やしそ油と同様、α-リノレン酸を豊富に含みます。α-リノレン酸は体内でオメガ3脂肪酸に変換されるため、結局はオメガ3の割合を増やすことで、オメガ6とのバランスを1:1に保とうということです。

 

いかがでしょうか。

 

記憶力を良くする心がけは、何も受験生だけのものではありません。ネット社会とはいえ、生の会話もチャットでの会話も、丁々発止のやりとりが望ましい点に変わりなく、あらゆる場面の下地・材料をつくってくれるのが記憶力です。よって上記の5種の食品を日頃から摂取し、低下の予防や強化に勤めていけたら最高です。また若年性認知症ならびに高齢化による認知症の予防を兼ねられる点も見逃せません。

 

「記憶力」に必要な3つの脂質

 

レシチン(卵、大豆食品など)

・オメガ3(青魚、亜麻仁油、しそ油、チアシードなど)

コレステロール(卵など)

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

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なぜ「予防」は大事か?

なぜ「予防」は大事なのでしょうか?

 

その前に投資について考えてみます。賢明な投資家は必ず損切りを素早くしています。2020年に起こったコロナショック時も、いかに下落をいちはやく食い止めたか、それがトレーダーないしはファンドマネージャーの手腕でした。

 

下落時にもたもたしていては、株価(基準価額)は下がる一方です。なぜ下がっていはいけないのか? それがなぜ「予防」は大事なのか? と密接に関係します。

 

・100万円が5%下落すれば95万円です。

・100万円が10%下落すれば90万円です。

・100万円が20%下落すれば80万円です。

・100万円が30%下落すれば70万円です。

・100万円が50%下落すれば50万円です。

 

下落したところからそれぞれ100万円に回復するためには?

 

・5%の下落(95万円)は、約5,3%の上昇を必要とします。

・10%の下落(90万円)は、約11%の上昇を必要とします。

・20%の下落(80万円)は、25%の上昇を必要とします。

・30%の下落(70万円)は、42,9%の上昇を必要とします。

・50%の下落(50万円)は、100%の上昇を必要とします。

 

上記をご覧いただくように、下落率と同じ上昇率では、100万円に回復できません。下落率よりもさらに率を高めるエネルギーが必要になります。プロの投資家はこのロジックが肌感覚でわかっているため急いで損切りをします。損切りが早ければ早いほど、下落前の資金に戻す労力が少なくて済むからです。

 

健康もまったく同じか、それ以上ではないでしょうか。風邪も、葛根湯など早期に服薬をすれば、長引かせずに済みます。もっと顕著なのが癌(がん)でしょう。上皮内新生物(悪性がんの手前)で発見すれば、完治は可能です。しかし遅れれば完治は不可能になるかもしれません。ひどければ死に至ります。

 

糖尿病もいったんインスリンの分泌機能が壊れれば、元に戻せないとも言われます。つまり一生糖尿病と付き合っていくしかなく、いつ併発するかわからない状態で余生を過ごすことになります。

 

先ほど癌(がん)で上皮内新生物で発見すれば完治は可能と言いましたが、それが賢明な上限でしょうか? もっと賢明なのが「癌にならないこと」、そうでしょう。つまり「予防に力を入れる」ということです。

 

といいましても、ヴィーガンや菜食主義、糖質制限を勧めるわけではありません。本記事で申したいのは(予防への)「意識」、それだけです。自分でできるだけの「予防」をする、それを継続するだけでも、実際にかかってしまったときの精神的負担は和らぐはずです。気をつけていなければもっと早くなっていた、もしくはもっとひどい状態になっていた、と納得できると思うからです。もしかしたら「気をつけていたのになんで?」とジレンマに陥る人もいるかもしれませんが、ここではその考えは置いておきます。

 

「人事尽くして天命を待つ」という言葉がありますが、「予防」が人事です。あとは受け入れるだけしか人ができることはなく、畢竟(ひっきょう)、受け入れ方が問われるだけのこと。そのポジティブな受け入れを可能としてくれるのが「予防」ということです。

 

目の前の誘惑、

目の前の快楽、

それに溺れたい気持ちを律することは大変なことです。しかし一縷の光明ではありませんが、その大変の中にも一縷の楽しみがあることも事実です。

 

「精進の中に楽あり」

 

ある仏師が言われた言葉とされますが、仕事や何かに打ち込む中にこそ、真の楽しみが存在するという意味です。「真の楽しみ」に着目すれば、予防をする中でしか得られない「楽しみ」以外は、まやかしの「楽しみ」で、すぐに色あせるということになります。真の楽しみはすぐに色褪せず、明日への手応え(糧)と残ります。

 

手応えが得られ、かつ病気を防げる可能性が増すならば、これは「やらなきゃ損」と意識を転換できる人も出てくるのではないでしょうか。

 

何事もやり過ぎはよくありませんが、(予防に関して)やらな過ぎはもっとよくありません。自分が負担なく継続できるボーダーを維持しつつ、少しずつそのボーダーを上げていくことが望ましい姿勢(形)だと私は思います。

 

なぜ「予防」は大事か?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

資産形成の必須条件「節約」

「お金持ち」と言っても定義はさまざまです。ここでは会社員や勤め人が貯金を殖やすことを前提に考えます。

 私は昨日次の記事を読みました。

 

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FPの川畑明美さんが書かれた記事です。川畑さんは子供を私立中学に行かせるために、6 年で2,000万円を貯蓄されたといいます。その実績をもとに、家計管理や資産運用のお手伝いをされているとのこと。

 

さて、上掲の記事は、一言で申し上げれば「節約」の大切さが唱えられています。なぜ「節約」なのか? その理由は以下の2点です。

 

・収入を上げても、手取り額が比例するわけではない

・現在の収入は約束されておらず、それ以下になる可能性もある

 

見る人にとっては特に斬新ではないでしょう。しかし大切なことこそ人は見失いがちです。では始めます。

 

<収入を上げても、手取り額が比例するわけではない>

日本の給与所得は累進課税制度がとられているため、年収400万円の人が、倍の800万円になっても、手取り額は倍になりません。400万円の人の税率は約20%、800万円の人は約23%、900万円の人は約33%です。高所得になればなるほど、納める所得税額は多くなるため、その増加分だけため息が出るという人も少なくないと思います。

 

<現在の収入は約束されておらず、それ以下になる可能性もある>

副業がうまくいったり、営業成績のインセンティブが増加したりすることはあります。しかしその状態がその後も続く保証はありません。にもかかわらず、その一時の状態で生活レベルを上げてしまう人もいらっしゃいます。いったん上げた生活レベルは、なかなか下げられず、下げられたとしても抵抗とストレスが生まれます。

 

どちらも当たり前の話です。あなたも重々承知のことだと思います。にもかかわらず準備が疎かになっている人がいることも事実です。

 

「節約」というものは、「自分がコントロールしている」という実績が放つ「ポータブルスキル」です。一種の「知恵」です。このスキルなり知恵が、どこに行っても(どんな状態になっても)、幸福を担保する要因をつくります。

 

しかし成功者と言われる人の中には「節約は貧乏マインドを生む」と揶揄する人もいます。しかし私はそれは違うと思います。具体的には「過度な節約が貧乏マインドを生む」のであって、「悠々とした節約」「リッチマインド」を育むと考えます。

 

資産形成に興味がない人は置き、少なからず必要性を感じている方は、節約なしにそれは不可能です。節約は本来楽しむべきもので、メタボからダイエットをするようなものです。

 

メタボからダイエットをするときは、大半の方は苦痛をともなうでしょう。しかし苦痛の先の栄光にときめき、ストレッチや体を動かすこと、運動そのものに楽しみを見つける(見つけようとする)姿勢は、達成感や恍惚感をもとに継続を可能としてくれます。そこで大事なことは無理をしないこと。無理こそが楽しみを見つけにくくします。階段といっしょで一歩一歩登るのが安全です。

 

世の中には、友達や知り合いとお茶をするだけで楽しい時間が過ごせるように、お金がかからない楽しみはたくさんあります。前回の記事『勝利の条件「笑い」』と同様に、"笑い"にお金はかかりません。お金がかからない楽しみを蔑ろにした結果が、「お金をかけないと楽しめない貧乏マインド」の形成です。どちらが貧乏マインドなのか?ということです。

 

独立系の投資信託を運営・販売する「さわかみ投信」会長の澤上篤人さんは、節約をとても重視されていて、「優雅なる節約」と著書でも推奨されています。節約は優雅にやるもので、逆に優雅にやらなければならないもの、ということです。

 

現在の年収から上がろうが下がろうが、節約は「して当然、楽しむべきもの」というマインドこそ、幸福を担保するマインドです。逆に「それ以上は楽しめなくなる」という分岐点が損益分岐点で、そこまでに抑えることが肝要です。何事も8:2の比率を参考に、手取り額の2割を目安に、慣れてこれば3割、4割と増やせばいいのです。もちろん1割でもいいでしょう。

 

大切なことは収入の多寡にかかわらず、資産形成に「節約」は必須で、"してしまうもの" ではなく "しようと決心して敢行するもの" です。心理学用語に作業興奮がありますが、作業中に気分が乗ってくるように、節約も形から入って豊かなマインドが醸成されます。

 

逆に、節約意識をもたないと、勝手に消費(浪費)に流れてしまい、後から振り返っても何に使ったのか思い出せないくらい有益性に欠ける使い方をします。そしてお金も残らないため資産形成はその分遠のきます。それが慣性となり、気づいたら3年、5年、10年とつづき、老後までの期間がわずかとなります。

 

私自身も最近意識して行った節約に通信費があります。どこかの記事で申し上げましたが、私は去年から楽天モバイルスマホ)と契約し、併用していたWiMAX(パソコン用を先月に解約しました。つまりは、現在楽天モバイルスマホ)だけが通信費で、ご存じの価格 2980円のみが負担額です。

 

しかし私の周りには「大手3大キャリア(スマホ) + 自宅のWi-Fi(パソコン) = 月額1万円近く」という方が多くいます。仮に月額1万円としたら、私と月額7千円も違ってくることになり、月に7千円もあれば、他にサブスク代を払ってもなお余りがきます。ここで重要なのは、私はテザリングでパソコンを(ネット)利用しても、特にストレスを生んでいないということです。ノンストレスで7千円の収入アップ。

 

記事の著者 川畑さんも、お子さんのために節約生活をしたことをまったく後悔していないどころか、むしろ達成感と実績からくる自信の形成が得られただけだと思います。

 

収入アップを簡単にできても節約は大切と考えますが、一般的に収入アップは努力や苦労がともないます。そこに挑戦することは意気に感じますが、事が上手く運ばないときにストレス解消代が発生すれば、なんのための努力や苦労かわからなくなります。しかしストレス解消代を支えるだけの節約生活が土台にあれば、その収入アップの道にストレス解消代が発生しようとも、収入アップの道は経済的には継続できます。継続できればどこかで道が開けるかもしれません。

 

長々と書きましたが、

資産形成の必須条件「節約」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

 

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勝利の条件「笑い」

私は昨日、次の記事を読みました。

 

president.jp

 

プロ奢(おご)ラレヤーさん(24歳無職)の書かれた記事です。この記事以外にも彼の記事は最近に読んでいますが、どれもとても人生の本質を突いた内容になっています。上の記事では「人生に勝利の条件があるとすれば、それは"笑い"である」と喝破されます。

 

彼の主張は、資本主義社会の上を目指すこと自体を否定しているわけではなく、本質を見失うことへの警鐘を鳴らしている点にあります。彼のように無職で友達からご飯を奢ってもらい生活する中にも、十分に"笑い"は確保できるわけです。逆にどれだけお金を稼ごうと、そこに"笑い"がなければ無味乾燥です。

 

副業旺盛な昨今で、命という大切な時間を副業に費やすことは、その人の人生を"笑い"のあるものにするのでしょうか? 副業をしなくても(貯金をしなくても)、"笑い"のある人生は過ごせないのでしょうか? そんな問いかけは現代だからこそもっとしていいものだと思います。

 

その問いに対し、自分の答えが明確に出るならば、その答えがなんであれ、後悔はなくせるのだと思います。大切なのはやみくもに世の風潮に流されないこと。仮に現在 貯金が少なかったとして、老後資金を貯めるために今の収入を上げないといけないわけではありません。

 

プロ奢ラレヤーさんのように、無職で生きることを推奨したいわけではなく、自分の選択(道)への納得感を露わにし、今日をきちんと笑えているかを問う姿勢の大切さを申し上げたいのです。

 

ところで、この記事を読み、私はかの有名なデール・カーネギーの言葉を思い出しました。それが次です。

 

「友をつくり、人を動かす能力が高度な知識より六倍も重要である」

 

桑原晃弥さんの著書『1分で変わる!D・カーネギーの「人を動かす」言葉』に載っていた言葉です。その項には「アップル創業者 スティーブ・ジョブズももとは夜勤エンジニアだったが、技術の天才スティーブ・ウォズニアックを友にし、資金力のあったマイク・マークラを仲間にできたことが成功の要因をつくった」と語られています。

 

また発明王エジソンを上回る天才発明家と言われたニコラ・テスラについても触れられています。「テスラは技術屋としては天才だったが、エジソンのように富や名声を手にしていない。テスラにもっとビジネスの才覚や人付き合いがあれば、別の人生が開けたかもしれない」と。

 

有名人に限らず、私たちの身の回りでも、人間関係やユーモアを軽視し、愚直に杓子定規な見方だけしかできない人は少なからずいらっしゃいます。そんな人こそ人生の生きがいを俯瞰的に、多角的にとらえる視点は大事で、その中心に"笑い"が存在することは、誰もが同調されるところではないでしょうか。

 

無論"笑い"がすべてではありませんが、"笑い"を散りばめることの重要性、"笑い"のない生活は退屈であることの戒めは、何歳になろうとも忘れてはいけないことだと思います。"笑い""童心"と表現し、"童心"を忘れるな!と諭される人もいますが、どちらを当てられてもけっこうです。

 

映画やドラマも人気作は決まって"笑い"が散りばめられているように、無職でも出世街道をひた走っても、大金持ちを目指しても、"笑い"を忘れずに自分の納得のある選択(道)を味わいたいものと考えます。

 

勝利の条件「笑い」

 

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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

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健康・幸福度「朝型>夜型」

人間は早起きが得意な「朝型」と、夜更かししがちな「夜型」と、異なったタイプが存在します。このタイプの原因を生んでいるのは人間固有の体内時計によるものと言われ、その体内時計は時計遺伝子によりリズムが整えられているとのこと。

 

時計遺伝子によりリズムが整えられている以上、むりやりタイプ(型)を変更するのは、かえってよくないとも言われます。

 

されど、エクセター大学のジェシカ・オローリン氏らの研究で、「朝型の人はうつ病のリスクが低く、より幸福である」ということがわかりました。ということは、現在朝型の人は、自然とうつ病の発症リスクを軽減でき、幸福もそれなりに享受できているということになります。

 

研究の内容を簡単に見ます。

 

まず過去に行われたさまざまな研究から、時計遺伝子に含まれるさまざまな遺伝子変異体が朝型・夜型といったクロノタイプに影響を与えることが知られています。そこで、オローリン氏らはアンケートに答えた約23万人分のデータを含む、約45万人分の遺伝子データを調査し、うつ病と就寝時間、遺伝子の関連性を探りました。

アンケートでは「自分は朝型か夜型か」「抑うつ症状を経験したことがあるか」「自分の人生をどの程度意義のあるものだと感じているか」などの内容を問いました。

 

結果、アンケートにより得られたクロノタイプと、調査した遺伝子データの内容が類似したとのこと。つまり遺伝的に朝型の人の割合が約6割、アンケートの結果による朝型の人の割合が約6割と、先天性と現状(実際)が類似したということです。それを踏まえ、遺伝的に朝型の人や早起きを好む人らの特徴に、うつ病を発症するリスクが低いこと、幸福度が高いことが確認されました。

 

私個人としては、朝型の人は、朝日(日光)を浴びる頻度が、夜型の人と比べどうしても多くなるため、その影響が大きのでは?と思いました。朝日を浴びればセロトニンが分泌され、同時にメラトニンの分泌が止まります。メラトニンの分泌は止まりますが、15時間タイマーといい、その15時間後にまた分泌されます。その際の分泌量はセロトニンを原料とするため、日中にセロトニンを増やすことが大事となります。

 

ちなみにセロトニンは食事や運動からも取り入れられますが、やはり主は日光浴でしょう。しかし仕事柄、外出が難しい方もいらっしゃるため、そのような方は、室内の明るい照明やライトを浴びることでも有効とされています。

 

メラトニンは入眠をスムーズにしたり、睡眠リズムを整える働きをもつため、良質な睡眠には欠かせないホルモンとなっています。

 

「朝型の人はうつ病のリスクが低く、より幸福である」

 

今回の研究は、傾向としては明らかになりましたが、遺伝的に夜型の人が無理に朝型に変えてもうまくいくとは限りません。スタンフォード大学医学部教授の西野精治先生によると、朝型と夜型の分布はきれいな山型の曲線を描く正規分布になるとのこと。つまりは、極端な朝型が5%、ある程度の朝型が20%、極端な夜型が5%、ある程度の夜型が20%、残りの50%がどちらでもない型ということです。

 

あなたがどのタイプに属するかはわかりませんが、朝型がやぶさかでなければ、今回の研究結果を参考に、朝型にシフトまたは継続されてみることをお勧めします。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

gigazine.net