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"わかりやすさ"が遠くまで行けるコツ

私は金融機関に勤める会社員ですが、休日に外回りのアルバイトもしています。もう5年以上続けています。外回りの仕事とは、ある公的機関の手続きに電車やバス、徒歩を使って数か所を回るというもの。たいした仕事ではありませんが、移動中はスマホを使ったり読書ができること、移動手段は徒歩がメインで運動になるため続けています。

 

本業が忙しいときや、休日に予定がある場合はもちろん休みますし、休日前の前夜に夜更かし等で怠惰な生活を防ぐ効果も目的の一つです。

 

つい昨日もこの仕事をしたのですが、ふだん何気に思っていたことを改めて痛感したため本日にシェアします。昨日のこと、ある目的地の最寄り駅に到着し、目的地までの徒歩が約20分。徒歩のルートはさまざまでした。

 

私は一番近いルートを選択し、右に左にななめにと、地図アプリを見ながら歩きました。しかし音楽も聴きながらということもあり、途中で道を間違えてしまいました。間違えた場所から目的地までに道がなかったため、また元に戻り、右に左にと注意しながら到着しました。

 

実は私は普段あまり最短ルートを選びません。今回は久しぶりに最短を選んだだけでしたが、やはり面倒くさいことが再確認されました。一言でいえば注意力や労力が無駄に奪われたということです。

 

必ず大通りを選ばなければいけないというわけではありませんが、ある程度わかりやすいルートを選択することで、聴いている音楽に集中できますし、無駄に注意力や労力を奪われなくて済みます。

 

これはいろいろな場面に役立てられるコツです。仕事でもあるツールを導入するとき、一回一回が面倒だといつのまにか続けられません。勉強も習い事もとにかく毎度注意力や労力が必要だと始めるのが億劫になります。

 

大事なことは効率を追うことのデメリットを認識すること。一回や一時はいいかもしれませんが、中長期的にみると損失を食っていることはよくあります。まさに投資のようです。

 

毎回トレードに神経を使い、その実、長期的なリターンはインデックスファンドに負けているというケースです。「人生は生き急ぐ旅ではなく、旅そのものを楽しむもの」という本質を忘れてはいけません。

 

他の人が効率的に最短を行っていても、果たして自分に則しているかを確認し、即していなければ堂々と非効率でもわかりやすい方を選ぶことが大切です。わかりやすければ続けられますし、続ければリターンはその分だけ得られます。なにより負担がないから続けてしまうわけで、続けられるかどうかはどのルートを選んだかの結果に過ぎないとも言えます。周りの人を巻き込んでの選択ならなおさらです。

 

見晴らしのいいわかりやすい道を選ぶ。これは目先の損得に捉われない「時間を大切にする精神」に思うのですがいかがでしょうか。早く行くことよりも、一日に有限なウィルパワー(意思決定力)の温存を選ぶという裏メニュー。そしてそれは一日にとどまらず、一か月後や一年後への見晴らしのいい継続を可能にしてくれる技法と返るかもしれません。

 

"わかりやすさ"が遠くまで行けるコツ

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。