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「マイナポイント」3

総務省において、マイナンバーカードを活用した消費活性化策「マイナポイント事業」が2020年9月1日から開始します。当ブログも過去記事「マイナポイント1・2」で2回に分けてお届けしました。その後2020年7月現在にいたり「ポイント還元率」にやや進展が見られたため、その部分をキャッチアップします。

 

leonet0702.hatenablog.com

 

マイナポイントとは国からキャッシュレス決済手段を通じて付与されるポイントで、マイキーIDを(例えば)楽天ペイと紐づけた場合、ポイントは楽天ポイントで還元されます。そしてマイキーIDが紐づけられる決済手段は1つだけです。

 

ここまでは過去の記事「マイナポイント2」の復習です。

 

次に還元されるマイナポイントですが、5000円(5000ポイント)の上限額は変わませんが、最近になり、独自の還元を上乗せする事業者が出てきました。マイキーIDと紐づけられる決済手段が1つだけのため、各事業者は呼び込みを始めたということでしょう。

 

さて、本日は11事業の独自の上乗せ還元策を、順不同に紹介します。

 

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WAON(チャージで7000円還元)

国による5000円の還元とは別に、2000円を上乗せして計7000円を還元します。ポイント付与は10月下旬以降を予定します。

 

Suica(チャージで6000円還元)
国による5000円還元とは別にJREポイントを1000円上乗せして、計6000円を還元します。なお、還元を受けるには、事前にJREポイントに申し込む必要があるほか、Suicaは残高の上限が2万円に設定されており、既に残高がある場合は2回以上にわけてチャージする必要があります。なお、還元はチャージした月の翌月上旬以降に付与します。

 

au PAY(チャージで6000円還元)
国による5000円還元とは別に1000円を上乗せし、計6000円を還元します。また、チャージ後、即マイナポイント分を還元する点も魅力的です(追加1000円分は翌々月付与)。クレジットカードの「au PAYカード」も同様に6000円を還元しますが、こちらはチャージ時ではなく決済時の還元となるため注意が必要です。

 

d払い(チャージで5500円還元)
国による5000円還元に500円を上乗せし、計5500円を還元します。ポイント付与時期は翌々月上旬。また、クレジットカードのdカードでも同様の特典を用意します。

 

PayPay(チャージで5000円還元+抽選)
PayPayは還元の上乗せはありません。代わりに、8月31日までにマイナポイント連携を済ませた人を対象に、下記の要領で抽選を実施します。また、チャージ後すぐにPayPayボーナスを付与します。

 

1等:100万円×10人

2等:5万円×150人

3等:5千円×1500人

4等:500円×15万人

 

LINE Pay(クーポン付与)
LINE Payも還元の上乗せをせず、代わりに8月25日までの申込みを条件に、加盟店で利用できるクーポンを5枚付与します。また、還元もチャージではなく決済額の25%とします。

 

メルペイ(最大7000円還元+抽選)

国による5000円還元に加えて、マイナポイント申込後、7月15日〜8月31日の期間中にチャージしたユーザーを対象に、チャージ金額の10%を1000円を上限に還元します。これにより計6000円を還元します。


また、メルペイ残高をメルカリでの買い物に利用する場合、他の加盟店で利用する場合よりも還元率を5%高めた30%とします。5%引き上げ分の還元上限額は1000円とします。これにより、前述の2つ特典と合わせ、計7000円を還元します。


さらに、抽選も実施します。1等1000万円相当、2等で100万円相当。付与ポイントと当選者数の詳細は公式HPをご参照ください。

 

楽天ペイ(26.5%還元)
楽天ペイも独自の上乗せは行いませんが、楽天カードや通常ポイントと組み合わせることで、計26.5%還元を言われます。

 

ゆうちょPay(6500円or7000円還元)

ゆうちょPayは合計2回の「ゆうちょPayポイントプレゼントキャンペーン」を実施し、合計で2,000ポイント(2,000円相当)を付与します。


第1弾は、ゆうちょPayを初めてダウンロードする人が対象。期間中にダウンロードし、ゆうちょ銀行の口座を登録した人全員に500ポイント(500円相当)が付与されます(2020年9月中に付与予定)。


第2弾は、マイナポイントにゆうちょPayを登録することで、1,500ポイント(1,500円相当)が付与されます。このポイントはマイナポイント申し込み完了日の翌月末までの付与予定(初回のポイント付与は2020年9月末の予定)。

 

FamiPay(5500円還元)

2020年7月1日より、マイナポイントにFamiPayを登録すると、先着10万人に500円相当のFamiPay残高が付与されます。なお、2020年3月時点でFamiPayのダウンロード数は500万を超えているため、このキャンペーンを狙う人は急いで紐づけた方がいいと思います。ポイントの付与は、登録の翌月15日頃の予定。

 

三井住友カード(抽選)

三井住友カード」でマイナポイントの登録をすると、抽選で100名に1万円相当のポイントが付与されます。付与されるのは「Vポイント」で、こちらは2020年6月に以前の「ワールドプレゼント」からリニューアルされたもの。1ポイント1円相当でカード料金の支払いに充当できます。

 

なお、三井住友カードのマイナポイントの還元の条件はカードを利用すること。三井住友カードで2万円分支払うと、5,000円相当のVポイントが付与されます。

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マイナンバーカードの発行(作成)、マイキーIDの設定(予約)、各決済サービス手段と紐づけ作業と初期設定に3段階のハードルが必要なため、面倒くささが先行しがちですが、それさえ済んでしまえば、いつも通り、いつもの決済サービスで買い物(チャージ)するだけで、5000円プラスアルファがもらえるため、私はお得と感じます。

 

当初はもう少し駆け込みでマイナンバーカードを作る人が増えると予想されましたが、まだまだ(マイナポイント事業の対象者数の)上限の4000万人には遠く隔たりがあります。マイナンバーカードの保有者は、2020年6月1日で2100万人と、人口比でわずか16.8%。今から2021年3月までの7カ月間で、マイナンバーカード保有者を1900万人増加させることは相当難しいといいますか、無理でしょう。

 

ということで、少しでもポイント還元を受けてお得に買い物につなげたいという方は、今からでも遅くありませんので、お手続きに進んでいただければと思います。また決済サービス事業者の独自の上乗せ還元も、先着を設ける事業者もありますが、それを除けば、さらに追加の事業者も出るかもしれませんので、9月1日の本格開始までゆっくり検討されるのが得策に思います。

 

ちなみに私は上記の11事業でしたら、今のところWAONの予定です。イオン系列は日常で買い物をするため、計7000円の還元は現在で最高額のため、検討の余地はない状況です。

 

計7000円といえば、それに並ぶのが意外に「ゆうちょPay」。正直ほとんどの方が「ゆうちょPay」は未登録と推測され、新規で登録されれば計7000円の還元が受けられます(WAONと並び1位タイ)。

 

ただ懸念されるのが、通常で買い物をするときに決済手段として「ゆうちょPay」が使えるのか?ということ。公式サイトを見ると、セブン-イレブンファミリーマートなどのコンビニ、スーパー、ドラッグストア、カフェチェーンなどが加盟しているみたいなので、特に心配はなさそうです。

 

さて、この消費活性化策の「マイナポイント事業」

あなたはいかがご予定されますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

japanese.engadget.com

kakakumag.com