下半身を鍛えれば疲れにくくなる⁉
人体の筋肉は、6~7割が下半身に集まっていると言われます。よって下半身を鍛えれば人体全体の筋肉量を増やすのに効率的となり、実際にそのように推奨されています。
ではなぜ筋肉量を増やすことが推奨されているのか?
その答えはいくつかありますが、本日はミトコンドリアに焦点を当てお話しします。筋肉の中に存在するミトコンドリアは、体内の脂肪や糖を燃焼してエネルギーを作り出します。筋肉の量を増やせばミトコンドリアの量も増え、それがエネルギーの産生につながります。いわゆる基礎代謝の向上です。
基礎代謝の向上といえば、"燃費がいい"という表現が使われるように、脂肪が燃焼しやすいイメージがもたれます。しかしそれだけではありません。単純に「疲れにくくなる」とも言われます。それは上述通り、ミトコンドリアが活性化した分だけ、エネルギー効率よくなり、エネルギーという言葉通り、疲れにくさもそこには含まれるからです。言い方を変えれば、エネルギー不足が疲れやすさにつながるということです。
「エネルギーの枯渇は疲れやすさをもたらす、ゆえにエネルギーを効率的に産みだすため、ミトコンドリアを増加・活性化する必要がある、それが筋肉量の増加、すなわち下半身の筋トレ」というわけです。
現代の筋トレ常識に、ダイエットのみの目的は通用しません。ダイエットは当たり前、「健康のため」「脳トレのため」「心のため」というのが新常識です。そして空腹時も食後も、どんなときでも一定の効果が認められているため、ご自身の体調と相談しながら、自分が一番テンション(モチベーション)の上がるタイミングで行い、継続を可能としていただければ最高です。私も数年に渡り、週2~4日は行っていて、辛くとも爽快な気分を味わっています。
下半身を鍛えれば疲れにくくなる⁉
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事