「レモン緑茶」
前回の記事「酢コーヒー」はいかがでしたでしょうか?
当ブログの健康情報は、簡単で安価、継続しやすいことを特徴とします。どれだけ効果があろうとも、継続できなければ結果につながりません。「継続してなんぼ」ということです。
本日は前回と同様、飲料つながりで「レモン緑茶」を紹介します。
「レモン緑茶」はその名の通り、緑茶にレモン果汁をかけるだけのものです。レモン果汁はポッカレモンなど、市販の物でもかまいません。だいたい緑茶150㎖にレモン果汁大さじ1の割合です。
レモンと緑茶の共通する働きに「やせる作用」があります。レモンは「アディポネクチン」、緑茶は「茶カテキン」です。
「アディポネクチン」は通称"やせホルモン"と言われ、脂肪燃焼効果をもちます。実際にレモンの産地 広島県でレモンの摂取量とアディポネクチンの血中濃度を調べたところ、比例関係が出たとのことです。
「茶カテキン」は脂質代謝を活発化します。茶カテキンにも種類がありますが、最近の研究では「エピガロカテキンガレート」が肝臓を活性化し、脂質代謝を上げることでエネルギー消費を高め、体脂肪を燃やすことがわかりました。また「エピガロカテキンガレート」は膵臓から分泌される脂肪分解酵素(リパーゼ)の働きを抑え、小腸で脂肪の吸収を阻害します。結果、血液中の中性脂肪も減り肥満の予防につながります。
この両者を併せ持つ効果を一杯の「レモン緑茶」でいただけることは、体脂肪を気にされたりダイエットを目指されている方には嬉しいことだと思います。
また当ブログでも紹介した「レモンと血糖値」の関係も見逃せません。食前にレモンを摂ると、食後の血糖値の上昇を緩和してくれます。またレモンの酸っぱい刺激は交感神経を高め満腹中枢を刺激します。よって空腹ホルモン(グレリン)が抑えられ、満腹ホルモン(レプチン)が促されることになり、食べ過ぎを防止できます。
レモンだけでも、緑茶だけでも効果がある両者を、いっぺんに一杯の「レモン緑茶」でいただけば、味さえ抵抗なければ一石二鳥で効率的です。私も実際に試してみましたが、慣れれば続けられるのかなーという感じでした。必ず毎回でなくても、気分転換にレモンをかけてみるのもよろしいかと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
引用・参考記事
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