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「飲酒」は脳に悪影響⁉

飲酒の健康作用についての見解は、専門家の間でもさまざまです。「適量なら問題ない」とか「適量ならむしろ摂るべき」、または「適量でも飲まない方がいい」など。あなたも一度は何かをお聞きになったことがあると思います。

 

しかし2021年の現在、もっとも有力視されるのが「適量でも飲まない方がいい」です。それを裏付ける調査が記事に上がりましたので紹介します。

 

研究は「英オックスフォード大学の研究者ら」で行われ、英国内の2万5000人からアルコールの摂取量を申告してもらい、各自の脳の断層写真との関連を調査。

 

オックスフォードの上級臨床研究者で論文の筆頭著者を務めたアニヤ・トピワラ氏によれば、調査の結果、「飲酒が脳の灰白質に影響を及ぼしている」ことを確認。灰白質とは、脳の中で情報を処理する重要な部位を構成する領域を指します。

 

またトピワラ氏は電子メールで「酒量が増えるほど、灰白質の容量は小さくなる」「脳容量は年齢とともに縮小するが、その度合いは認知症でより深刻化する。脳が小さくなれば、記憶に関するパフォーマンスの低下にもつながる」と説明。

 

研究チームは特定の飲酒パターンや酒の種類、その他の健康条件によってアルコールが脳に及ぼす影響が変化するかどうかも検証。

 

その結果、『飲酒に「安全な」レベルは存在せず、どれだけ少量でもアルコールを摂取すれば、その分脳の健康は悪化する』ことを確認。また酒の種類で悪化の度合いが変わる証拠は見つからなかったとされます。

 

上記の調査結果は、以前から一部の専門家で言われていましたが、未査読の観察研究とはいえ、このたび(5月20日付けで)CNNで発表がされたことで、今後の飲酒に対しての通念が変わるかもしれません。つまりは「お酒に適量はなく、飲まないにこしたことはない」という情報が日本国内にも浸透するかもしれないということです。

 

しかし経済団体などのしがらみで、喫煙と同じようにはいかないと思いますが、下の記事では「高血圧や肥満、大量飲酒などの条件が加わることでよりリスクが高まる」、「飲酒の脳への悪影響は、喫煙より高い」なども書かれているため、歳を重ねるごとにじわじわと脳を害する可能性はかなり高いと言えそうです。

 

私はもともとお酒に弱い体質のため普段から習慣はありませんが、もしあなたが飲酒習慣をお持ちでしたら、今回の調査報告を今後の一つの参考にしていただければと思います。

 

「飲酒」は脳に悪影響⁉

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

www.cnn.co.jp