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相場の急落で心が折れる人

最近の暗号通貨は乱高下が激しいです。あなたもご存じかもしれません。約1か月前に米バイデン大統領が暗号通貨に増税をかける旨の報道がなされ、4月19日から数日間にわたり大幅に下落しました。記憶に新しいところです。

 

その後に落ち着きを取り戻し、いったんは順調な推移を見せましたが、またもや5月19日ごろに再度急落。この急落が1か月前を上回る下落幅で、ようやく一昨日の5月24日ごろに底から反転(好転)を見せました。

 

さて、これから順調に回復を遂げ、あわよくば高値を更新するのでしょうか?

 

株やFXに比べ、暗号通貨の乱高下は半端ありません。この乱高下にうまく乗れれば確かに「億り人」に達することは可能に見えます。しかしその裏には損失を被る人も大勢いることも確かです。

 

そんな今般の(暗号通貨の)急落劇に、あたふたする人としない人でどんな違いがあるのか、それを3点にまとめた記事を拝見しました。

 

www.mag2.com

 

① 資金を投下し過ぎた人

② 相場に張り付き過ぎた人

③ 取引方法が悪かった人

 

以上が3点です。それぞれを簡単に見ていきます。

 

①は自己資金の10%や20%ならいざ知らず、80%以上など多分に投下すれば、下落に比例して心が乱れることは容易に想像できます。しかし当の本人は上昇しか頭にないため、投下前はそのシミュレーションが欠けてしまいました。ここから得られる教訓は、急落や暴落などのリスクを許容できるだけの資金にとどめることと、その対策を立て、かつ実行に移すことです。

 

②は人生や生活の価値を、暗号通貨の上昇に重ね過ぎた人です。家族や家庭、友人や趣味など、人生(生活)にはさまざまな刺激があるにもかかわらず、なぜか暗号通貨の上昇だけに捉われてしまいました。この手の人は、下落相場でもナンピン買いでなんとか逆転を図ろうとするため、投下資金が枯渇すれば、同時に生きがいも断たれてしまいます。ここから学ぶべき教訓は、生きがいややりがいは普段から分散させることです。一時的に仕事に熱中するなど、どこかに傾くことはありますが、基本的には分散してバランスを意識することが大切です。

 

③は暗号通貨のFXや先物取引など、レバレッジを利かせる手法で損失を膨らませてしまった人です。自己資金のみの1倍で投下をすれば、損失も1倍で済みます。しかしレバレッジを2倍に設定すれば、損失も2倍になります。こちらも①と同様に、投下前のシミュレーションに上昇しか頭に上がらないことが原因です。さらに損失で頭に血が上ろうものなら、再度レバレッジを利かせて逆転を図ろうとします。それが裏目に出れば・・の繰り返しです。

 

記事では最後に「おすすめの投資方法」としてドルコスト平均法を紹介しています。毎月決まった額をコツコツと投下する方法で、これならどんな状況でも、高いときは少なく、安いときは多く購入できることになり、平均購入単価を平準化できます。そうすれば、暗号通貨の成長が前提にはなりますが、長期的なリターンはほぼ確実に見込めます。

 

結局は株式と同様にドルコスト平均法で淡々と購入(投下)することが、リターンにおけるコスパの最大化と言えるのではないでしょうか。ただし暗号通貨じたいの生死は要注意です。今回の急落も「テスラCEO(イーロン・マスク氏)のビットコイン決済手段としない」という前言撤回が端を発しました。影響力の強い人とは言え、「1ビットコイン700万円」が「1ビットコイン340万円」と、1週間で50%も値を下げるというのは正直異常で、今後の決済手段の普及は遠い道のりであることを認めざるを得ません。

 

株式もそうですが、50%も急落するということは、空売りすれば2倍に儲かるということで、確かに夢はあります。それも1週間だけでです。また急落した底で買えば、上昇時も儲けられます。ついては、くれぐれも余剰資金の範囲でかつ、損失を許容できる額なら、夢に挑戦してみるのも私はよろしいかと思います。

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

www.mag2.com