心の戦士!~心が前向きになる言葉~

どんなときでも心を晴れやかに!→ 心の戦士いざ参上!

「デフレ」はなぜ恐ろしいか?

本日は「デフレ」について考えてみます

 

岸田政権は「成長と分配」を経済政策に掲げています。言い換えればデフレからの脱却です。コストアップからくる悪いインフレではなく、需要増によるゆるやかなインフレです。それが経済成長にもっとも望ましいと言われ、無論、それを目指す形です。しかし成長戦略を具体的に描かなければ、絵に描いた餅です。幸い、先日の衆議院選挙で自民党が快勝したため、成長戦略に則するさまざまな法案が可決しやすくなりました。

 

アベノミクスから散々言われてきた「デフレ」の脱却ですが、なぜこうまで「デフレ」は避けなければならないのでしょうか?

 

それはデフレの末路が失業者で溢れることだからです。デフレは物価が少しずつ下がる状態を言います。言い換えれば通貨の価値が少しずつ上がるということ。すると一般的に言われるように人はモノを買わなくなり、企業の売上が上がらなくなり、個人の所得も減ります。減れば消費や投資は控えます。ますます・・・という悪循環。

 

その末路が失業者の増加です。失業者が増加すれば、生活保護受給者が増えます。増えれば国の借金は膨らみます。仮に生活保護で生活ができたとして、そんな人たちを増やして、企業の売上や個人の所得は増えるでしょうか?増えるわけがありません。治安が悪くなって暴動が起きるかもしれません。

 

またグローバル経済においても、経済(GDP)の縮小は存在感の薄さにつなげます。外交問題は不利に働き、インバウンドの需要も乏しくなります。世界経済から取り残され、取り残されるだけでなく平和の維持もままならなくなるかもしれません。

 

それゆえに、どんな国もぜったいに避けたい状態が失業者の増加です。それを可能とするのが深刻な「デフレ」ですから、岸田政権にはぜひ「成長と分配」を実体あるものとして、機能させていただきたいと願います。

 

「デフレ」はなぜ恐ろしいか?

A.失業者が増えるから

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。