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アクティブファンドの重要性

先日私はYouTubeの動画で、ハーバード大卒の人気お笑い芸人・パックンが書かれた「パックン式 お金の育て方」の要約を拝聴しました。あくまで要約ですから詳細はわかりません。しかし主要な内容がわかればいいので、聞き流していたところ、やはりここでも投資信託のインデックスファンドをお勧めされていました。

 

パックンは幼少の頃の貧乏育ちから節約の大切さを知り、節約して貯めたお金を昨今流行りのS&P500の指数と連動させるインデックスファンドに投資してきたとのこと。その間約25年?。詳しくは覚えていませんが、それくらいの時間軸を投資し続ければ、複利効果で相当に元金が膨れ上がります。その実績があるからこそ、力強く本も出されたのだと思います。私はこのことに、なんの異論もありません。

 

しかしアクティブファンドはアクティブファンドで、命を注いで投資をしている稀有な投資家もいることはいます。私はその投資家たちの強い思いも無視したくありません。なぜかというと、それらの人たちは、残念な会社に投資するお金がもったいないと、ファンダメンタルズ分析を重ねに重ね、“これだ!"と思う会社に集中投資するからです。

 

インデックスファンドがこれからも人気が出れば出るほど、正直残念な会社の株も買われることになり、そこに裁定の余地が生まれます。本来、売上や利益などのさまざまな指標から株価が適正に調整されますが、調整されるまでの期間はゆがみが生じます。そのゆがみをアクティブファンドのファンドマネージャーが、調整という名の裁定に果敢に挑み修正を施します。そこに利益が生まれ、株式投資の神髄が生まれます。つまりインデックス投資が、株式市場のゆがみを生み出すというカラクリです。

 

しかし言うは易し行うは難し。そう簡単に調整できるわけではありません。なぜなら株価というのはさまざまな要素が総合的に、複合的に絡み合って形成されるからです。一つの要素だけで突っ走るのは、投機と同様にリスクが伴います。しかしそれでもファンダメンタルズ分析と集中投資で世の中を良くしたいと思うファンドマネージャーもいらっしゃり、その代表が米投資家・ウォーレン・バフェットでしょう。

 

彼に追随すべく、例えば日本でも「おおぶねシリーズ」を運用する奥野一成さんや、スパークスグループ代表の阿部修平さんらが、集中長期投資を実践しています。私はこれらの集中長期投資をするファンドにも資金の何割かを積み立てています。彼らのスタンスや思いに共感を覚えるからです。投資哲学という言葉がありますが、投資にも哲学が必要で、その哲学に夢やロマンが生まれます。

 

彼らの集中長期投資の哲学の最たることは、「せっかく投資家から集めたお金を、将来性の乏しい無駄な企業に投資をしたくない」という熱い思いです。優位性・持続性そして将来性と、三拍子が揃った企業に投資をするからリターンがあるのだという盤石な投資理論をお持ちです。

 

インデックスファンドもいいですが、どうせ大事なお金を投資するなら、投資哲学に共感を覚える会社にも投資をする方が、節約するモチベーションや醍醐味につながるのではないでしょうか。コア・サテライト投資。コアはインデックスファンドで、サテライトはアクティブファンドで運用する方法。私はこの「コア・サテライト投資」をとてもお勧めし、投資バランスとして最適な手法だと思っています。

 

アクティブファンドの重要性

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。