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自己投資をしなかった人の末路

「自己投資」とは、未来に対しての自分作りを今日にすることを言います。今日以外に人生はなく、今日やらなければ明日もやれない可能性大であることはあなたもご存知だと思います。

さて「時(とき)の人」という言葉がありますが、かつて20年以上前から自己啓発作家として有名で、それこそ「時(とき)の人」と思われていた方が何名かいらっしゃいます。しかし現在も自己啓発作家または別の肩書で活躍されている人が何人いらっしゃるでしょうか。

 

私は20年以上前から自己啓発本を読んできました。むしろ最近の自己啓発本はあまり詳しくなく、昔の本のほうがだんぜん詳しいです。そして話を戻すと、20年以上前から自己啓発本を職業作家として世に送り出していた人で、今も活躍している人は、おそらく私が知る限り5人もいるかどうかです。(あくまで"活躍"ベースです)

 

それほど自己啓発作家として5年も10年も人気を維持するというのはたいへんなことで、なぜたいへんかというと、自己啓発自体がふわふわしているからです。結果に直結せず、あくまで精神論の域を出ないからです。だから、どこかでお客や読者に見限られ、新規のお客を開拓するも、また見限られるの連続になってしまいます。

 

また自己啓発本を書くことを職業にするというのは、現状の自分が考える知識や知恵を吐き出す作業で、吐き出す作業に追われている限り、自己投資ができないことを意味します。それでもがんばって何かしらの経験や体験を追従させますが、すぐに本に吐き出してしまうため、ラットレースのごとく、どこかでネタ切れが来ます。

 

また「経験や体験を追従させる」と言いましたが、そんな短期間の経験や体験など、知恵に昇華できるものではありません。つまり安っぽいそれになってしまうということ。それでいて本を出すたびに、ふつうは逆比例で人気は微減します。なぜならふわふわして核心を得ない業界だからです。

 

最初は真新しく感じる自己啓発でも、同じ作家がそれを繰り返してはどうしてもあきられます。ですが職業作家ですから、手を変え品を変え似たような本を上梓せざるを得ません。しかしネタ切れは否めず失速を回避することは難しい。

 

そのようにして20年、30年もの間に、自己啓発作家は次々と消えていきました。今述べたことはすべて私の推測ですが、当たらずも遠からずだと思います。本記事のタイトル「自己投資をしなかった人の末路」は、今ある知識や知恵を吐き出すばかりで、未来への投資を同時にしなかった人は、必ず進路をに迷う時期を迎えることを申し上げています。

 

私は保険会社のコールセンターの管理職をする者ですが、10年前から共にするメンバーを見ても、新しいことを勉強する人としない人とに真っ二つに分かれます。もちろん活躍の幅を広げられるのは前者で、後者は正直パッとせず、ときにお荷物扱いされています。

 

食事や運動の管理も同様で、病気になって初めて気付くようでは遅すぎます。なぜなら病気になってからの努力は、予防の努力の半分以下の効果しか期待できないからです。AGA治療で有名な薄毛なんかが顕著でしょう。薄毛になってからの努力と予防の努力とで、どちらが努力対効果が大きいかは一目瞭然です。

 

今すぐに結果が出なくても、未来のマイナスを回避しているのだと、そして未来の伸びしろを作っているのだと、信じることが大切です。信じなけれが今日に実行はできません。すべては信じることから始まります。そしてできたら今日の実行そのものに楽しさを見つけるのです。工夫や改善で楽しさを見い出すのです。

 

自己投資をしなかった人の末路

 

それは努力対効果の少ない状態に強制的に置かれてしまうこと。まさに下りエスカレーターに乗ったよう。ならば自己投資とは下りエスカレーターを登るようなものかもしれません。毎日大変ですが、できる範囲でともにがんばりましょう!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。