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FP推薦「買うべき投資信託3本」

投資信託ETFなどの記事で、最近よく耳にする用語に「S&P500」があります。ご存じでしょうか? これは米国の格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが1957年に算出を開始した歴史のある指数のことです。私もよく当ブログで投資信託のインデックスファンドを購入することをお勧めしていますが、「S&P500」はNYダウよりもより幅広く米国の優良企業の株価を反映します。

 

例えば現在でしたら、GAFAマイクロソフト、テスラやJPモルガンなど、それに準ずる優良企業が500社選定されます。誰もがご存じの超有名(優良)企業が勢ぞろいといった形です。そして、言わずもがな、これらの会社の株価はこの数年で数倍~数十倍に上昇しているため、数年前や数十年前にそれなりに投資をしていれば、昨今話題のFIRE(早期リタイア)に達するのもなんらおかしくはありません。実際に「S&P500」は1990年からの30年間で上下はしながらも10倍以上の上昇をしています。

 

問題なのはこの先です。はたしてこの主要な米国株を集めた「S&P500」に、引き続き投資をした方がいいのでしょうか? それとも別の方がいいのでしょうか?

 

貯金本を中心に85万部のベストセラーを生み出したFPの横山光昭さんは言われます。

『この先10年のスパンなら「S&P500」でも上昇の波に乗れるだろう。しかし20年のスパンで見るなら、世界まで幅を広げた全世界株式のインデックス指数の方が無難であろうと。

 

米国の優良企業の勢いは、この先も10年は続くと予想され、しかし、米中対立が加速し米国が失速したり、新興国の台頭が目覚ましくなれば、「S&P500」ではそれをカバーできません。しかし全世界株式であれば、都度都度 中身を入れ替えながら世界的に成長ポイントをカバーできます。

 

それを踏まえ横山さんは以下の3本の投資信託を勧められます。

 

【1本目】
楽天・全米株式インデックス・ファンド楽天投信投資顧問

【2本目】 
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)

【3本目】
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

 

一本目の「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、全米株式のため、向こう10年の逃げ切り型として勧められていると思います。もちろん10年後以降も、引き続き米国主導で世界の経済が回ることも考えられます。

 

この3本は記事にも書いてあるように、鉄板の投資信託で、投資信託をかじったことがある人なら誰しもご存じのファンドです。しかし成績は前述通り良好を保ち、かつコスト安です。無駄にアクティブファンドでコスト高を許容するよりも、ずっと省エネです。省エネは長く遠くまで利益を運んでくれます。

 

それに対し、アクティブファンドは、いっときはインデックスをはるかに凌ぐ結果を示すことがありますが、長続きしないというのが大半です。探せば数本は20年以上にわたり、ハイパフォーマンスを出すファンドはあるかもしれませんが、それを見つけ出すのがまた苦労を要します。それならば初めから省エネで世界の成長株を包み込むファンドに投資をするほうが簡単で賢明です。

 

横山さんは上記のように、いったん買ったら長期で保有するタイプのため、全世界株式をお勧めされます。しかし1本目の全米株式に絞ったファンドも、とりあえずは10年の成長は期待できるという意味で、その機を逃さないためにも3本の中に組み入れたものと考えられます。

 

FP推薦「買うべき投資信託3本」

 

ぜひ参考にしてみてください。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

dot.asahi.com