「悪習慣」を一掃する方法
「悪習慣」を一掃する方法
それは自分にとって「本当に大切なこと」を"少しだけ"することです。「本当に大切なこと」は、下記のような時間がヒントになります。
・良いこと
・楽(愉)しいこと
・嬉しいこと
・面白いこと
・未来が見えること
・人や社会のためになること
・誰かを救うこと
など。
一番一掃できない方法は、悪習慣を止めようと「我慢」することです。我慢はやがてバーンアウトし、今まで我慢した分の何倍もの大きさがリバウンドとなります。ここでのバーンアウトは"我慢の破裂"を意味し、我慢を蓄積したことのツケがそれに当たります。それほど我慢は危険因子を孕むということ。
しかし自分に上記のような「本当に大切なこと」を追いかければ、我慢の入る余地はなくなります。言うは易しですが、なんとか可能にする方法として、上記の時間に数値化した目標を取り入れることをお勧めします。
例えば「お酒を禁酒する代わりに、1日10分でも漫画を読み、〇〇日までに□□を読破する」とか「夕食後に30分、散歩(ジョギング)をする」、「〇〇にまでに体重を□□㎏にする」などです。夢の実現のための勉強でもいいと思います。
しかしここで大事なことは、自分の心をごまかさないことです。たいして"楽しくない時間"を代替に使っても、イヤになるのは時間の問題です。1円の得にならなくても、自分にとって憩いの時間となればそれが一番正解です。何かを築き上げるとか、誰かに褒められてもらうとか、取り繕い始めたらもうダメです。なぜなら死ぬときは自分一人で、取り繕った対価は心の勲章とはならず、逆に後悔となるからです。
逆に誰にも褒められず認められなくても、自分を取り繕わずに生きたことは、きっと己が人生の勲章になります。今ではSNSなどネット空間で誰かと共有できますから、ネットのつながりを(物理空間よりも)重視することも得策です。
かのウォーレン・バフェット(世界一の投資家)も、自分を取り繕い、故郷のオマハではなく、金融街(ウォール街)で仕事をする選択もありました。しかし彼は自分の感覚を大事にし、ウォール街の情報を雑音と蔑み、今日に至るまで類まれなる結果を残しました。彼は言います。
「バカなことばかりしないようにするには、本当に大切なことを少しだけすればいい」
「本当に大切なこと」
私はこのワードがとても心に刺さります。
そして「少しだけ」という言葉。こちらも言い得て妙です。1日は言っても短いです。少しだけでも着手できれば御の字で、なぜならどうでもいいことを排除し、本当に大切なことを見定めた後のことだからです。ほとんどの人は見定めることすらできません。自分の心を見つめることなく、なんとなく周りがザワついていることに首を突っ込みます。そして1日が終わります。
「悪習慣」を一掃する方法
それは自分にとって「本当に大切なこと」に着手すること。そして欲張らずに「少しだけ」で達成感を味わうこと。「少しだけ」が、実は心の満足を持続性させる秘訣の気がします。また持続させるコツのもう一つに、週でも月単位でも数値化目標と記録を見える化することもお勧めします。
「バカなことばかりしないようにするには、本当に大切なことを少しだけすればいい」
by ウォーレン・バフェット
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。