お勧めの曲17(筋トレ・ワークアウト編)
年末年始は太りやすいと言われ、それを「正月太り」なんて言ったりします。忘年会や初詣など、飲食が伴う行事が多いからでしょう。またどうしても1年を労ったり、長期休暇という意味でも自分に甘くなったりします。
何を隠そう、私も自分に弱い一人です。ときどきまったく自分を律するに長ける人もお見受けしますが、私はそんな人物ではありません。
しかしやっぱり正月明けに、年末年始の過し方に後悔することも否定できませんので、できたら年越しそばやおせち料理を楽しみつつ、体を動かすことも忘れたくないというのが、2020年~2021年、年末年始の目標です。
私の周りではジム通いをしている人が多くいます。しかし私は通うのが面倒なため、自宅で筋トレ&ストレッチをします。その際にテンションを高めてくれるのがBGMや動画です。動画ではよく格闘技を観るのですが、本日はBGMを紹介します。
Young Hastle「Workout Remix feat.般若&SHINGO☆西成」(2011年6月15日発売)
肉体美ラッパーYoung Hastle(ヤングハッスル)さんのアルバム「THIS IS MY HUSTLE」の収録曲です。
Young Hastleさんは学生のときにZeebraを要するキングギドラに衝撃を受け、18歳のときから渋谷のクラブなどで活動を開始。自分の体験をベースとした詩とユーモア溢れるリリックが特徴。業界でもすぐに頭角を現し、2010年6月、1stアルバム「THIS IS MY HUSTLE」を発表。その中の一曲が「Workout Remix feat.般若&SHINGO☆西成」です。
私もキングギドラの世代ですから、キングギドラはもちろん、Zeebraのアルバムはすべて聴いています。6月30日の放送をもって終了したフリースタイルダンジョンも観ていました。よってZeebraと同様にJラップ界を牽引してきた般若もよく知っていて、般若の曲を聴いていた際に、関連動画でこの曲を見つけた形です。
先に私はBGMと言いましたが、聴覚だけより、視覚にも訴えるが方がウンとモチベーションにつながります。この動画はゴールドジムが背景になっていることもあり、家にいながらジムにいる心持ちもいただけます。
Young Hastle「Workout Remix feat.般若&SHINGO☆西成」
自宅にいながら、ジムで励んでいる人を想う、そのイメージが動画や歌詞から伝わり、モチベーション(集中力)に転化されます。
筋トレを味方に!
ワークアウトを味方に!
ストレッチを味方に!
生活資産は健康と体力です。ともにがんばりましょう!
本日もお読みいただきありがとうございました。
Young Hastle - Workout Remix feat. 般若 & Shingo☆西成 Official Video
「2021」新年のご挨拶
2021年1月1日。
新年あけましておめでとうございます!
2021年という新しい幕が開けました。今年はどんな1年になるのでしょうか。どんな1年になろうとも、私たちの人生は今日というたった「1日」しか用意されていません。2020年の幕開けも、数か月後の新型コロナウイルスの問題は伺い知れなかったように、常に今日という「1日」に前向きに生きられるかどうかが「人生」です。
しかし2021年の計画は大切です。どんな計画であろうと、自分の心に従うものであれば、それは「力」となります。遊びでも娯楽でも1日を楽しくさせるものなら、それは1日の幸福に有効です。しかし遊びや娯楽だけでは、未来への歩みとして心許ないのも事実です。
そこでイメージとして、1日の中に「2:8」の法則を適用させ、2を希望のために、8を今日の充実のためにバランスをとってみてはいかがでしょうか。今日だけに目がくらむと未来の種まきができません。しかし今日を疎かにすると、現状が危うくなります。現状と言うのは未来への足掛かりとなる土台です。
現状は現状でしっかりと打ち込みつつ、なんとか未来の希望の一歩も打ち込む、そんな感じです。"言うは易し" そう思われましたか? おっしゃる通りです。ですから、毎日未来のために打ち込めなくても、3日に1回、5日に1回とできる範囲でいいと思います。無理をしないところの実行がウォーミングアップとなり、少しずつ体が温まり、未来への歩みが進んでいきます。
私も会社員としての本業をしっかりとやりつつ、なんとか未来への種まきも行う所存です。種まきの対象はいくつか設けていますが、その中の一つに「暗号通貨」があります。これまでも暗号通貨の情報には触れていましたが、投資対象には至っていませんでした。しかし2021年から暗号通貨もアセットアロケーション(資産配分)の一つに組み込むつもりです。
さっそくマネックスグループ傘下のコインチェックに登録申請をし、現在完了を待っているところです。つきましては、「暗号通貨」に関しても、あなたにお届けできることがあれば、綴ってまいります。
「暗号通貨」は現在、投資というより投機に近い印象を受けますが、近い将来、法定通貨はなくならないものの、現在のポイント制度のように第2の通貨として、私たちの身近になることは想像に難くありません。インターネットの発達がそうであったように、ブロックチェーンの仕組みは時代を変える可能性をふんだんに孕みます。
インターネットが普及する前に、インターネットを普及させる会社の株を買った人は、インターネットが普及した頃には、何倍・何十倍、いや何百倍と儲かった人もいたはずです。長期目線(積立投資)で見た暗号通貨も同様ではないでしょうか。
と、話がかなり脱線しました。
特に私はあなたに暗号通貨の投資(投機)をお勧めするつもりはありません。まだ未知の領域ですし、博打に近い要素は否めません。
ということで、私は私なりに、2021年も前向きに生きる所存です。前を向く、そこに可能性やチャンス(機会)はきっと窺える、そう思い、2021年も共にあなたと頑張っていけたら幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
「2020」今年の御礼
本日は2020年12月31日。2020年の最後の日です。
振り返れば、2020年の6,7割は、新型コロナの感染拡大(の行方)に翻弄されました。それにより、お辛い日々を過ごされた方も多かったことでしょう。
私は保険会社に勤務する者のため、幸い業界や職種として、ネガティブな影響を受けることはありませんでした。しかしニュースを開けば、派遣切りや失業の報道は多くなされ、そのたびに胸を痛めたしだいです。
しかし裏を返せば、そんなときこそ、前を向く力を醸成できるときです。きれいごとと言われるかもしれませんが、「危機の機は機会の機」です。機会とは「チャンス」。
「チャンス」に目を向け、新しいスタートを切る人から、振り返ったときの現況(2020年)を「感謝」の年に変えられます。つまり過去は変えられるということです。
そう考えれば、先に私は新型コロナによるネガティブな影響は受けなかったと申しましたが、それが本当に「感謝」の対象なのかは怪しくなります。本当はジリ貧を辿ることになるかもしれません。
「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」という故事がありますが、意味は "人生の幸不幸は予測できないもの" で、誰もがそのフェーズに立たされます。ということは外部環境をいかに前向きに捉えるかの「内面」だけが人生を分かつということになります。
この2020年の吉凶は、翌年、翌々年、いや死ぬまで判断がわかりません。
私たちがすべきことは2020年を「吉」とすべく、現段階から現状を前向きなものとするだけです。前向きとは"希望"であり"手応え"です。それさえあれば現在がどの段階にあろうとも関係ありません。そう思い、信じることが2021年に向け本当に大切なことになります。
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人生の幸福というものは、現在の生活自体より、むしろ、その生活の動きの方向が、上り坂か、下り坂、上向きつつあるか、下向きつつあるかによって決定せられるものである。つまりは、現在ある地位の高下によるのではなく、動きつつある方向の如何にあるのである。
したがって、大金持ちに生まれた人や、すでに大金持ちになった人はすでに坂の頂上にいるので、それより上に向かうのは容易でなく、ともすれば転げ落ちそうになり、そこにいつも心配が絶えぬが、坂の下や中途にあるものは、それ以下に落ちることもなく、また少しの努力で上へ登る一方なのだから、かえって幸福に感ずる機会が多いということになる。
本多静六著「私の財産告白」より抜粋
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前回も紹介した本多静六氏のお言葉です。(本多静六氏は明治32年に日本で最初の林学博士となられた方です。造園家、株式投資家の顔ももたれ、日本の「公園の父」とも言われます)
派遣切りにあった人や、失業した人を、私ごときが軽々に励ませられませんが、当ブログがお役に立てることがあれば、それは先達の言葉、数々の言葉を紹介し、なんとか希望を見失わないように祈ることだけです。
まずは本日の23:59をもって、私もあなたも、2020年はいったんご破算にし、2021年の起床から、気持ちを新たに、明るい未来を、外部環境・内部環境ともに、燈してまいりましょう。
本当に2020年は、お忙しいなか、当ブログをお読みいただきありがとうございました。2021年は、私の本業が忙しくなる予定もあり、更新頻度は落ちるかもしれません。しかし引き続き、あなたの心を前向きにする(だろう)記事は綴ってまいる所存です。
大切なのは、現実に対しての心の向きです。先の本多静六氏のお言葉どおり。前を向く心の醸成こそ、現実を変える一歩です。
どうぞ2021年もよろしくお願いします。
本日もお読みいただきありがとうございました。良いお年をお迎えください。
意志 > 気分「2021年」
フランスの哲学者アランの言葉に、次があります。
「悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるものである」
かなり有名な言葉なので、あなたもご存じだったかもしれません。
よく"理性は感情に抗えない"とか、"意志は感情に抗えない"と言ったことが言われます。確かに現実問題、そうだと思います。しかし意志をもっと大きな括りで捉えれば、その限りではないことにも気づきます。
それは「計画」や「環境」を支配するということ。
飲酒運転がわかりやすいでしょう。
現在の罰則(5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金)が施行されたのが2007年9月です。それまでの罰則はもう少し緩かったですが、それ以前に飲酒運転による罰則そのものの認識が薄かったように思います。
認識が薄かったために、飲酒運転をする人はし、何の罪もない人を最悪 死に追いやっていました。それが罰則の強化により認識も強化され、「飲酒運転をしない」という選択が定着していきました。あなたの周りでも、現在をもって、飲酒運転を軽んじている人はいないのではないでしょうか?
この罰則を基にした理性(意志)の発動こそ、本記事のテーマである「意志>気分」を言い表します。
つまりは、飲酒運転をしてしまったら理性(意志)はアルコール(感情)に勝てないわけで、その手前で手を打つことが大事となります。飲酒で言えば次の3つでしょう。
・飲酒をしない
・お店に車で行かない
・飲酒をしたら、車に乗らない
よく「犯罪はなくならない」と言われますが、なくなりはしませんが、飲酒運転に限っては、なくならないまでも、減らすことはできました。それは罰則の強化と、罰則の認識の強化によるものです。
言い方を替えれば、「飲酒運転がバレなかったときの"得"」より、「バレたときの"損"」が感情として上回ったのです。
この「感情の状態」を2021年の計画に盛り込むことを本記事は提案します。
具体的には次です。
2021年の計画を立てる際、その計画を「実行しなかったときの"損"」を痛烈に感じてみるのです。機会損失の可能性を痛烈に感じるということ。
好きな人に告白をしてフラれることより、うまくいった可能性を捨てる不甲斐なさ(機会損失)を痛烈に感じるのです。フラれたとしても、フラれた経験すらできなかった自分を痛烈に感じるのです。
このときの(飲酒運転でいう)罰則とは「後悔」に当たります。それも痛烈な「後悔」です。なぜなら1日なら1日、1年なら1年分の命が削られたにもかかわらず、手にしたものは、一方は「手応え」、一方は「後悔」だからです。
手応えか、後悔か、
それを1日単位で精査することが「計画」と「計画の修正」です。そして計画は「意志」です。意志こそ「楽観主義」を生む源泉です。
「飲酒運転をしない」という計画は意志によるもので、飲酒運転そのものを計画段階で排除できます。
それと同様、易き(悲観)に流れる感情を、計画段階で極力排除するのです。24時に寝て、朝6時に起きるのが辛いなら、22時に寝る計画を立て、夕食も2時間前倒しにする計画です。
その際に大切なことは「その計画が実行できなかったときの"損"」を明確化し、痛烈に感じることです。飲酒運転の罰則を痛烈に感じることと同じです。
追いかけるべきは、「"自分"を生きた手応え」で、ここで勘違いしてはいけないのは、遊びや娯楽を排除し、勉強や苦行を勧めるということではないということです。
「悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるものである」
なぜ楽観でいられるのか?
それは「自分」を生きているからで、「自分」を見失っていないからです。「自分」に素直で「自分」に正直だからです。
ときに「自分」を生きる際も、辛いこと、厳しいこと、緊張すること、我慢すること等が生まれます。しかしそれは不思議なことに『「自分」を生きる手応え』といううえでは、必須なのです。そのように私たちの脳はプログラミングされています。"ほどよいストレス"と言われるものです。
夢や目標を「機会」と捉え、機会損失をする"損"に臨場感をもち、「意志」の力で計画を立て、計画を随時修正する、その流れを毎日繰り返すことで、2021年を絶対的(自分)のものとしていけます。
私も2021年に熱が帯びてきました。
依然とコロナ禍が続くなか、それでも私たちの人生は止まりません。続く一方です。そして時代の変化も続く一方です。仕事の中身も外見も変わる一方です。給料も報酬も変わっていないようで、実は変わる一方です。もちろん容姿も代謝も体力も栄養バランスも、時々刻々と変わります。そうです、何一つ留まることはありません。
留まると思う人から、悲観主義に傾くのが世の常です。くれぐれも「諸行無常」の客観視を忘れずに意志(計画)の力で、気分を前向きに醸成しましょう。それが人間(万物の霊長)の特性であり価値です。
「悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるものである」
「意志」を「計画」として捉え、最後に本多静六氏の言葉をお送りします。(本多静六氏は明治32年に日本で最初の林学博士となられた方で、造園家、株式投資家の顔ももたれます。日本の「公園の父」とも言われます)
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よき人生はよき人生計画に始まる。人生計画は決して人生の自由を束縛(そくばく)するものではなく、かえってその拡大充実をはかる自由の使徒だといっても誇張ではない。計画なくして自由なしとも断ずべきである。人生計画は、向上心の充足、つまりは「努力の予定表」なのである。私が平凡愚劣の生まれつきをもって、幸福感謝の長い人生を享受し得たのも、ひとえに早くから自らの「人生計画」をたてて実行に努力してきたおかげである。
本多静六著「人生計画の立て方」より抜粋
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「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言ったのは、ドイツ初代宰相のビスマルクですが、先達が意志(計画)の大切さを残してくだったのなら、そのお知恵を有り難く拝借しようではありませんか。そうすることが、まずもって2021年とその先を明るく前向きにしてくれます。
意志 > 気分「2021年」
あなたはいかがお感じになりますか?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
邦画「仮面病棟」レビュー
前回につづき、本日も邦画のレビューをお届けします。
私は先日に邦画「仮面病棟」を観ました。前回の「屍人荘の殺人」同様、めちゃくちゃお勧めというわけではありませんが、こちらもやはりそれなりに楽しませてもらいました。
私はテレビを中心に、サスペンスドラマや刑事ドラマをそれなりに観るのですが、なんとなく暗かったり、結末がイマイチだったりと、あまりお勧めに値するものがないというのが正直なところです。
過去には何度か私なりに"秀逸(しゅういつ)"と呼べる作品はありましたが、数年前や数十年前の話しになるため、あらすじや内容が鮮明に思い出せません。
そこで最近に観たもので、それなりによかったものはレビューしていこうと思います。そして私なりに"かなりお勧め"と思ったものは「お勧めのドラマ」と題して紹介します。
邦画「仮面病棟」
上映開始日:2020年3月6日
レンタル開始日:2020年7月3日
この作品は現役医師で作家の知念実希人さんのベストセラー小説を映画化したもので、なんと前回紹介した「屍人荘の殺人」と同じ木村ひさしさんが監督を務められます。
(木村ひさしさんが監督した代表作品は、「民王」「99.9 –刑事専門弁護士-シリーズ」、映画「劇場版 ATARU-THE FIRST LOVE & THE LAST KILL-」「任俠学園」など)
主演は坂口健太郎と永野芽郁で、その他のキャストは内田理央や江口のりこ、高嶋政伸などによります。
簡単なあらすじです。
あるピエロの仮面をかぶった男(以下ピエロ)が、コンビニの店員を銃でおどし強盗をしたところからストーリーは始まります。そのピエロが、コンビニを出る際に、ある大学女学生(永野芽郁)と出くわします。ピエロはその女学生の腹に銃を発砲、そのまま連れ去り、田所病院に向かいます。
田所病院では、速水(坂口健太郎)が、先輩医師から一夜だけの当直を頼まれ、ピエロが病院に出向いたその夜が当直の日でした。
その夜の病院勤務の担当者は、院長(高嶋政伸)と看護師の2名(内田理央、江口のりこ)の3名。それに速水とピエロ、女学生の6名で事件が展開します。
ピエロは他5名に単独行動をさせまいと、1階の階段下を鉄格子で閉ざします。よって他5名は1階から外に抜け出すことができません。
さて、ピエロはいったい病院に閉じこもり、何をしたいのでしょうか?
そして閉じ込められた他5名も5名で、けっして団結しているわけではありません。構図としては「速水と女学生━院長と看護師」に分かれます。院長と看護師の不可解な言動に、速水は院長の病院内での不正を疑い始めます。
この院長の不正の実態と今回ピエロがこの病院に閉じこもった目的が何か関係しているのでしょうか? そんな内容です。
私はサスペンスものをよく観るものですから、後半にだいたい犯人の目星は付きましたが、それでも最後までストーリーを楽しむことができました。
年末はあなたも少し時間が空くかもしれません。まだこちらをご覧になっていなく、それなりに興味を持てそうな内容でしたら、ぜひご覧いただければと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
邦画「屍人荘の殺人」レビュー
先日、遅ればせながら、邦画「屍人荘の殺人」を観ました。
邦画「屍人荘の殺人」
上映開始日:2019年12月13日
レンタル開始日:2020年6月10日
結論、めちゃくちゃお勧めというわけではありませんが、私なりにはけっこう楽しませてもらいました。つきましては、あなたがご覧になっていなく、年末年始などで少し時間が空きましたら、ご覧いただくのもよろしいかと思います。
この作品のいいところは、一気に観られることです。連続ドラマですと、ときにぐだぐだとラストを先延ばしにしますが、邦画ですので、2時間で一気に完結です。そして完結までも、特にぐだぐだ感はありません。そして犯人の選定も筋が通っています。
サスペンスものは、ときどき視聴者を驚かせようと、まったくの筋違いからむりやり犯人に仕立てあげる脚本も散見します。しかし本作品はそうではなかった点も良かったです。
本作品を少し紹介しますと、原作は処女作にして「第18回本格ミステリ大賞」など3つの国内主要ミステリーランキングで1位を獲得した今村昌弘さんによる同名ミステリー小説です。キャストは神木隆之介、浜辺美波、中村倫也らで、監督はドラマ「99.9 刑事専門弁護士」シリーズなどで知られる木村ひさしさんによります。
ストーリーは、ミステリー小説オタクの大学生・葉村譲(神木隆之介)と、先輩でミステリー愛好会会長の明智恭介(中村倫也)が、私立探偵の顔も持つ剣崎比留子(浜辺美波)に誘われ、音楽フェス研究会の夏合宿に参加するのですが、事件はそこから始まります。
事件は音楽フェスの最中に、あるウイルスに冒されたゾンビが発生し、次々と人間に噛みきます。噛みつかれた人間は同様にゾンビ化し、どんどんゾンビが溢れ出ます。そのゾンビらと音楽フェス研究会のメンバーとの戦いが、あるペンションで行われますが、そのペンションでも、同時に不可解な殺人が行われます。
いったい何がどうなっているのでしょうか?という内容です。
主演の葉村譲(神木隆之介)と剣崎比留子(浜辺美波)のコメディータッチのやりとりも観る者を飽きさせません。
小説では続編が2019年2月に発売されましたので、そちらも映画化されるかもしれません。ぜひ期待したいところです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
なぜ"健康"なのか?「人的資本」
直近数回(の記事)にわたり、健康情報をお届けしました。
改めて本日は「なぜ健康なのか?」を探ってまいります。つまりは、なぜ私(leonet0702)は健康情報をお届けするのか?ということです。
言わずもがな、この世を生きるうえで最低限のお金は必要です。そのお金のために、私たちは日々仕事をしています。しかし仕事というものは、ときに"生きがい"や"やりがい"の対象にもなります。60歳や65歳で定年退職し、それ以降に無職の年金生活を送った人たちの一部は、早々に亡くなった人もいると聞きます。理由は先の"生きがい"や"やりがい"が失われたためです。
同じように外に出て仕事をしていた女性が、結婚を機に退職し、育児に専念したり専業主婦になった人もしかりです。
すなわち仕事は生活費のためでもあり、人によっては"生きがい"や"やりがい"の対象にもなるということです。
話しはいったんここで区切ります。
次に私たちの生活全般を支える経済資本を考えます。生活全般というのは、娯楽や趣味を含む豊かな人生を味わう生活基盤を指します。
経済資本は次の3つに分解されます。
・人的資本
・金融資本
・公的資本
それぞれの簡単なイメージです。
・人的資本(仕事、労働収入)
・金融資本(預貯金や投資全般)
・公的資本(国の社会保障制度)
この3つの資本で、どこが一番金銭的にも、幸福的にも、源泉となりえるでしょうか?
あきらかに「人的資本」です。昨今ではNISAやiDeCoなど、金融資本(公的資本)が取り上げられるようになりましたが、人的資本に比べれば微々たるものです。ですので、FXで何倍ものレバレッジをかけて丁半博打をしたり、デイトレードで神経をすり減らしている人たちは、金融資本に目が行き過ぎています。
もちろんこの3つの資本は明確に分かれていそうで、密接に絡み合うこともあります。一時的に公的資本のお世話になることもありますし、金融資本と人的資本がイコールになっている人もいるでしょう。先のデイトレードを生業にする人たちなどです。
ところでお金持ちがよく「自己投資」を勧められることがあります。理由は何でしょうか? それは一番レバレッジをかけられて、かつリターンの率が高いのが「人的資本」と体験から知っているからです。英語を勉強するのも、昨今の副業に勤しむのも、当たれば大きく儲けられます。
当たれば大きく儲けられると言いましたが、当たれば大きく幸福になれるとも言えます。転職の成功は、給料が上がることだけを意味しません。働きがいも含みます。いや、働きがいのほうが成功を意味する要因として大きい気がします。
このように金融資本や公的資本は、正直 経済資本としてはサブ的な位置で、メインはどうしても「人的資本」となります。そして大きなポイントは人的資本に幸福感は密接に関係するということです。ここの部分を少し掘り下げます。
例えば鎌倉投信という投資信託の直販会社があります。鎌倉投信のファンドマネージャーは、外資大手の金融機関で同じくファンドマネージャー業務を担当されていた方です。当時は何兆円という規模の資産運用を任されていましたが、あるとき、車の運転と同様、無意識に神経をすり減らす日々が慢性化し、体が悲鳴をあげてしまいます。すぐに病院に駆けつけると難病の診断が…。この体調不良をきっかけにその会社を退職し、現職の鎌倉投信を立ち上げたという経緯です。鎌倉投信では、当時の資産運用とは真逆の、利益一辺倒ではない、日本において本当になくてはならない会社に投資をし、投資家の皆さんをファンと呼び、ファン投資家と会社が直接触れ合えるコミュニティも定期的に開催します。
このように仕事は生活費のためではあるものの、社内のコミュニケーションや社会貢献、ときに結婚相手や人脈づくりなど、キーな役割ももちます。フリーランスや自営業の人が異業種交流会に行けば、仕事の話しからするでしょう。婚活パーティに行けば"お仕事は何をされているんですか?"と聞かれるでしょう。
23歳から65歳の42年間から得られる収入は、仮に年収400万円の固定でも1億6800万円です。金融資本や公的資本の比ではありません。そして金融資本も公的資本も、基本はこの人的資本から生まれます。
それではこの「人的資本」を担う土台はなんでしょうか?
そうです、「健康」です。現在持病や障害をお持ちの方は、それをベースとした「健康」とお考えください。その今の健康状態を悪化させることは、人的資本から得られる"何か"を悪化させることと同義です。逆に健康状態を良好にすることは、人的資本を成長させられる可能性を高めます。
あなたは「人的資本」に何を期待しますか?
その期待度が明確であればあるほど、その期待度が高ければ高いほど、それが健康意識のバロメーターになります。
鎌倉投信のファンドマネージャーは、当時の外資系金融会社での年収は相当なものだったそうです。その年収の上昇にモチベーションも比例したそうです。しかしそのモチベーションは何兆円という規模の資産運用のプレッシャーを跳ねのけてはくれませんでした。
お金や"何か"もけっこうですが、それを(その成長を)、長期的に担う土台が「健康」である以上、「健康」を損なうことは、お金や"何か"を損なうことにつながります。
人の生活全般を支える経済資本
・人的資本(仕事、労働収入)
・金融資本(預貯金や投資全般)
・公的資本(国の社会保障制度)
いろいろと書きましたが、「健康」は人的資本の土台を超え、経済資本の土台を超え、もはや幸福も何もかも含めた「人生資本」の土台と言えます。そのバロメーターを測る質問が次です。
あなたは「自分と人生」に何を期待しますか?
年末年始も近づいてきました。
この質問に明確に答えられるよう、今一度自己分析に取り組まれてもいいかもしれません。おそらく明確化できたときは、今日の食事(運動)から自律心が芽生えると思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。