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「わりかん保険」

ところであなたは「保険」に関心はありますか? すでに何かの保険に加入済みですか?

 

私は大手保険会社の関連会社に勤務する者ですが、昨今はライフネット生命を皮切りにどんどんネットの保険会社が増えました。例えば「楽天生命」がその一つです。

 

楽天生命に加入すると、毎月支払う保険料の1%が楽天ポイントに付与されます。何も付与されない保険と比べれば、毎月のことですから、バカになりません。

 

他にもSBIホールディングスもSBI生命をやっていて、保険料は業界最安水準を謳い、2019年度下期の新規申込件数は前年度の200%アップとのこと。

 

保険のしくみも様変わしつつあります。今までは保険料を毎月(毎年)支払い(前払い制)、病気やケガで給付対象に該当したときに、被保険者が保障を受けられるというしくみでしたが、その常識を覆し「後払い制」をつくった会社も現れました。「just In Case」という会社です。

 

しくみはとても簡単です。

 

まず被保険者の誰かが"がん"にならければ、保険料は0円です。(後払い制)

 

契約者が1万人いたとして、そのうちの1人が"がん"になったとします。仮にAさんとしましょう。すると会社からAさんに一時金(80万円)が支払われます。

 

ようやくここで後払い制の発動です。支払われた一時金(80万円)を残りの契約者(9999人)で割り勘します。すると単純計算で「80万円÷9999人=80円/人」です。

 

では9999人から一人当たり80円を徴収すれば、それで終わりか?と言いましたら、もちろんそうはなりません。会社も管理費をもらわないと運営できませんので、保険料に占める管理費として30%をもらいます。よって会社に支払う管理費は次です。

 

80円:管理費(X) = 7:3 

   管理費(X) = 35円

 

保険料は「80円+35円=115円」となり、(Aさんに一時金が支払われた翌月に)、会社に115円を支払って終わりです。

 

これだけのわかりやすい保険、私はとても魅力的に思えますが、あなたはいかがでしょうか?

 

しかも保険料の上限まで決められています。若年層(20~39才)が500円、中年層(40~54才)が990円、高年層(55~74才)が3190円の3段階。

 

がんの発症リスクに応じた設定ですが、仮にある月に"がん"になった人が重なり、割り勘して一人当たり600円になったとしても、私は39歳ですので、私であれば翌月に500円以上は請求されることはないということです。

 

さらに加入するときも、健康診断書などの提出は不要で、がんの既往歴がないことや持病の有無を申告するだけで、ネットで申込が完了するとのこと。まさに最新の形。

 

販売元の「just In Case」では、今のところ「わりかん保険」はがん保障しか取り扱いはないみたいですが、うまくいけば今後はさまざまな保障に適用されるかもしれません。

 

保険業界はなんとなく古臭いイメージはありますが、ネットの台頭で販売方法だけでなく、仕組みも変わろうとしています。この「わりかん保険」は(日本では実験段階のため)うまくいくかどうかは未知数ですが、世界では「シェアエコ保険」として人気を帯び、2億人の契約者がいるみたいなので、おそらく安心設計なのだと期待します。

 

ネットだけでなく、共済のような通販も負けじと保険料の一部を還元するしくみを導入しています。ついては、保険を検討される際はぜひ情報収集して、一番求めるものに適合する保険をお選びいただければと思います。

 

ただしときどき保険料が安いだけに保障範囲が限定される保険も見かけますので、保障範囲の観点も見落とされないようにご注意ください。

 

保険の新しいスタイル

「わりかん保険」

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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引用・参考記事

www.moneypost.jp