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「運動」のもう一つの目的

私は昨年1回目の緊急事態宣言が発出されて以降、それまで以上に筋トレとランニングに励んでいます。巣ごもりやテレワークといった環境もそうですが、人生100年時代とか「運動こそが脳を鍛える最強のツール」といった脳科学の知識からも多大な影響を受けています。

 

さて、本日はそんな運動の「もう一つの目的」についてです。もう一つの目的とは「骨密度を上げること」です。

 

「骨密度」とは骨を構成している、カルシウムなどのミネラル成分の詰まり具合のことです。骨は強い体をつくりあげるとともに、内臓を保護する役割があります。血液を作り出す骨髄組織も存在し、体内のカルシウムの貯蔵庫としての役割もあります。

 

骨密度の平均値は男女とも30歳あたりをピークに何もせずにいれば減っていきます。しかし運動や食事を気をつければ、予防どころか上げることもできると言われます。「重力に逆らうがごとく」といった感じですが、何もせずに減っていくより、増強を希望に頑張る方が私は人生を楽しめると考えます。

 

高齢者や老人が階段でつまづいたり、転倒したはずみで骨折するケースは日常的です。しかし同じシチュエーションでも骨折しない人はしません。これは若者でも同じです。厚労省が出典の「平成25年の国民生活基礎調査」によれば、要介護の原因の30%が「関節疾患、高齢による衰弱、骨折・転倒」だそうです。30%といえば3人に1人です。かなりの割合と思いますが、日頃から歩く習慣や階段を使う習慣があれば、30%の人は要介護にならずに済んだかもしれません。

 

葛飾区のパーソナルトレーナー小澤源太郎さんは、「運動」といっても激しいそれは必要ないと言われます。ただ単純に歩いたりジョギングしたりする程度で十分とのこと。しかし下半身だけにこだわるのは万全ではありません。なぜなら上半身の骨折や関節疾患もあるからです。その予防は腕立て伏せがわかりやすいですが、それが難しい方は膝をついた腕立て伏せや壁を押すだけでも効果があるとか。確かに壁を押すだけでも骨に力がかかり、刺激が与えられます。

 

できることからコツコツとやっていくことが継続のコツで、最初から無理をすることは気持ち面で負担がかかります。私は気持ちを重点的に考えるため、"これならできる!"ということを、毎日でなくても、できるときにやるだけで、何もしないよりは効果的だと思います。

 

肥満にもふれましょう。肥満は膝関節を痛めるという点で難敵で、今度は逆に歩くたびに体重が関節を圧迫します。ついては内臓や血管から派生する病気にばかり目を向けず、骨折や関節痛など、肉体面からも予防という観点で「運動」を捉えることが、必要性の理解に大事なポイントとなります。

 

「運動」のもう一つの目的

A.骨密度を上げるため

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

引用・参考記事

cocokara-next.com