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「成功」も試練

京セラ創業者でJAL再生の立役者・稲盛和夫氏は「成功も試練」であると言われました。前回や前々回の薄毛治療について私も次のようなことを言いました。「AGA治療で毛髪の成長が復活しても、はたしてその維持期間はいつまでか?」と。私自身の体験からも、クリニックが出している種々の記事からも、復活のピークから後退することはよくあることです。アスリートがオリンピックでメダルを獲得しても、経営者が増収増益を上げても同様で「そのあとはどうするんだい?」が毎回問われます。

 

具体例をまた薄毛治療であげます。

 

いまのところ薄毛治療の主はAGA治療とされています。それはそれでかまいませんが、AGA治療で復活してもピークが過ぎることは体験者なら明白にわかります。いまピークを経験している人もやがて訪れるときにわかります。問題は「再び薄毛が目立ち始めたら、あなたはどうするんですか?」ということ。それもわからず薄毛が回復したことに小躍りし、さもそれが永続するかのように動画や本で復活劇を語る人は、客観的かつ未来への洞察が甘いと言わざるを得ません。

 

その人の小躍りが他人を不快にさせるということではなく、自分自身に対しての洞察が甘いということです。ユニクロの経営はいつも果敢の攻めです。「顧客は創造するものである」というドラッカーの言葉を地で行っており、理由はそれを止めたら売り上げが下降することがわかっているからです。「挑戦こそ守り」なのです。

 

健康法もアンチエイジングもすべてそう。前回の記事のタイトルどおり「すべては進行性」なのです。薄毛治療はもちろん、病気からの回復も仕事でうまくいくこともそう、継続できてなんぼで、どうしたら継続できるかの原理原則にたどり着けて乾杯!と私は考えます。

 

稲盛氏は成功は試される場所とされ、おごったり感謝を忘れたりすれば途端に後退することになると。結果の出ない袋小路の状態も試練なら、やっとこさ成功を収めたときも試練とのこと。成功をおさめたということは、自分の努力だけでなく、まわりの支えや援助もあって成し得られたこと。なのにおごってしまえばどうなるか?そうです、その人の次の成功はおそらくありません。

 

本当の成功者とは、成功を連続させられる人を言い、その人こそ本質や根本を失っていません。成功という花びらより、花びらをつくっている根や幹を生きます。そこから離れないよう自戒を課します。

 

毎日何かに努力することは確かに大変です。だからこそ、毎日に息をつかせればいいのです。一日5分でもワインをたしなむとか湯船に浸かるとか、自分なりの癒しの時間を怠ってはいけません。オンが欲しいならオフを大事にするのです。そうすれば目の前の失敗や成功に関係なく、常に一定の努力が継続できます。努力とは周りの人への感謝や反省心も含みます。

 

「成功」も試練

 

あなたはいかがお感じになりますか?

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。